リーダーです。
気付けば7月も半ばを過ぎ、梅雨は開けぬとも夏を感じずには要られない此処最近。
連休の中日、家人と外食を兼ねて散歩に出掛ける。
来週、以前お世話になっていた会社の方に誘われ船釣りをする予定なのだが、ルアー釣りをしたい気持ち止まず、釣り具を物色しようかと上野にある釣具店に先ずは向かうも休日で閉まっていた。
釣具店にとって、土日等は書き入れ時に思うが、しっかりお休みしちゃうのがなんとも楽しい。「ウチはこういう経営だぜ」ってのがヒシヒシと伝わってくる。
己のスタンスを一切崩さないと言うのは、付き合うには不便かも知れないが、分かり易いと言う安心感もあると思う。
「プロクルーステースの寝台」 と言ったら言い過ぎかもだが、相手のスタンスが明瞭であると言うのは付き合うに易いとも思う。
おっと、話が逸れた。
家人と食事をし、上野恩賜公園をぶらぶら。
広い公園故、なにかしら発見があるのが何とも楽しい。発見無くとも、季節を味わうに宜しい。
今回の発見は、明智光秀説もある天海上人の毛髪塔。こんな所にあったんだ。
国立西洋美術館の世界遺産登録間近って事でさぞかし混んでいるかと思えば普段通り。
横目で通って寛永寺さんで蓮を見る。
お釈迦様のお姿は拝見出来ない蕾の蓮。
夏場は、この辺は暑いので散歩を避けているので、咲いた蓮を見るのはお初。
散った花弁が浮かぶ池。肉厚な花弁で乗っかれそう・・・・って程ではない。
帰宅し、此処最近録り溜めているスウェーデンのドキュメンタリー「独裁者の部屋」を見る。
リンク先の動画を見て頂ければ内容は分かるが、8人の男女が8日間独裁者に軟禁されるとの設定が描かれたTV番組。
数週間前、就寝前になんとなく見始めたら思いの外面白くて録画して見ている。
これ見て思ったのだが、「自由が制限されている」と言う発想で居るか、「ある程度の自由は守られている」と言う発想で居るか、それによって心模様が違う気がする。
バンドなんぞも、好きでやってはいるものの、完全な自由と言う訳でもなく、制限はある。ストレスを感じる事もある。
多かれ少なかれ、制限された環境下に常に居るのは間違いなかろう。
第二次世界大戦中のアメリカの某軍人が、長期の軍隊生活でのストレスの発散に、架空の女性と一緒に居ると想像し、その女性に紳士的に振る舞う慰め遊びをしていたら、いつの間にか師団全体に蔓延、結果、その架空の女性に対して紳士的に振る舞おうってな空気となり、師団が規律良くなったってなエピソードをどこかで読んだ(記憶が曖昧なので細部は違うかも)。
フジコ・オーバードライブにも、架空の女性メンバーでも入れてみようかなw。
そんな風に過ごした土曜日、実はミックスダウンもちょちょいと。
僕が一度ミックスしたものに、ドラムのTakayuki君が再度ミックスを施し、且つドラムの音色をプラグインで調整。
「ミックスは複数の耳を経てやった方が平準化されるのではないか?」との趣旨で、ミックスダウンは僕とTakayuki君の共同みたいになっているフジコ・オーバードライブ。
「複数でミックスしてあんなもんですか?」五月蠅い黙れ。
で、僕がミックスを施したものをTakayuki君に渡したんだが・・・・何故か又戻って来た。おおうい!
いや、僕の耳は既に通ってるじゃん・・・・と不貞腐れつつ、ビクシ君の「ミスタードリラー」に取り掛かる。
スネアの音の倍音が大きく、ドラム全体はスネア以外リバーブ感が強く弱く感じ、その辺の調整して「こんなんなったけど・・・・」とTakayuki君に送ってみれば、「ドラム(特にスネア)が味気なくなった」との感想。
なんか、凄く面白いなぁと思った。
Takayuki君は「(ドラムは)練習時に鳴っている感じ」を目指したミックスで、僕は「スネア、ローが出過ぎじゃん」とバッサリと切り捨てる。
世代的には、僕はアナログ世代のアナログ人間だし、Takayuki君はデジタル世代。
そんな二人がミックスすると、Takayuki君は「デジタルで生音を再現したい」ってなアナログな結論を導く趣旨で、僕は、「過度な倍音は録音では邪魔」とデジタルな判断をする。
その志向が、なんともまぁ、面白いなぁと思った。
録音の音(と演奏)は、練習やライブでの音(と演奏)とは違う。
僕等の録音は、各パートが個々に自宅で録音して・・・・と言う、所謂「一発録り」ではない録音方法を採用している。
その経緯は過去何度か書いたので割愛するが、自宅録りって事で、音は練習時と結構違う。あ、ビクシ君はそんなに変わらないかもw。
で、それを「まぁ、録音形式がこうだから」と僕は割り切っているのだが、スネアの音に拘りがあるTakayuki君には、録音で使用している電子ドラムの音が耐えられなくなって来ているのかなと思った。
そろそろ、我々も、一発録りへ移行する時期なのかなぁ・・・・。
一発録りと言いつつ、多分 一曲20発位録音しないと出来ないだろうなw。
1)バンドに女性メンバーが加入すると各メンバーが;
ア)これまでは単なるコミュ症程度だったのが、度を超えた挙動不審な態度になる。
イ)本人はチョイ悪のつもりだがやたら露悪的/偽悪的になり、傍から見ると「若い女の子にセクパワモラすべてのハラスメントをする美味しんぼ富井部長そっくりなおっさん」が出現する
ウ)加齢臭を気にするあまり過度にフローラルな香りになり、結句リハスタがトイレのかほりに満たされる
エ)ファッションが若作りになるあまり、見た目統制が取れず微妙になる
で、これまで仲良くやってきたのに一気に崩壊、という知り合いのおっさんバンドを目の当たりにしたことがあります。フジコさんはそうはならないでしょうけど。でも、若かろうが年取ってようが、男所帯に女の子が入ると何かしらおかしなことにはなります。たぶん。
2)ルアーロッドは何本か持っていて、最初はルアーでロックフィッシュを、と気取っていましたが、餌釣りの方が効率がいいと気付き、現在はブラクリでの餌釣り専用竿に成り下がっています。
3)あ、わかります>過度な倍音は録音では邪魔。
いわゆる「ナチュラル」を謳っているベースアンプって、バンドでポップスやロックみたいな音楽をやる時には意外と扱いづらくて、逆に「このあたりは他の楽器の邪魔になるので削っときましたけど何か問題でも」みたいなもののほうが良いような気がするのと同じことでしょうか(楽器の差は出にくくなりますけど)。
とりとめなくてすみません。