リーダー

やぁ、僕、リーダー。

金曜日、会社の送別会で麻布十番で飲んだ(と言うか食べた)んですが、近隣席に明らかな合コンありけり。

なんでしょね・・・・あの、合コンを横目で見る気恥しさ。

表面的には楽しそうに、それでいて相手を値踏みし蠢く魑魅魍魎は何とも・・・・気持ちが、悪い。

うん、僻みかも知れぬ、放っておいて頂きたい。合コン?経験ねぇよ!

この気持ち悪さを浄化せねばとiPod(僕は未だにiPodで音楽を聴くのさ)をもぞもぞとカバンから取り出し、シャッフルすれば流れるこの曲。

 

・・・・なんだろう、iPodとシンクロした俺が居る。 iPodに呟く「お前・・・・分かってんじゃん」。

メタリカに癒され帰宅し、お風呂掃除だなんだを済ませ「さ、寝ようか」と思った際にふと見たTVで流れる「夜の平成教育委員会」。

もう、滅茶苦茶笑わせて頂きました、はい。

たけちゃんの番組でたけし軍団が絡むものは無軌道過ぎてあまり好きではないのだが、たけし軍団からはダンカン、ラッシャー板前の2人だけで、その2人も良い味出してて面白かったなぁ・・・・。

ダンカンは元々立川流の落語家で、辞めてたけし軍団入りしたが、その際のエピソードが好きだ。

落語家を辞めてたけし軍団に入りたい旨、師匠の談志に申し出たところ、いきなり書斎にあったウィスキーを取り出したため、殴られるのかと思いきや、談志はボトルの裏に自分の名刺を貼り付け、「これ(=名刺付きウィスキー)持ってたけしのとこに行ってこい。これ見たらヤツも断れないだろうから。たけしによろしくな。」と許したという。(出典:Wikipedia)

良いエピソードだなぁ・・・・。

そんな談志も毒蝮三太夫にはやられっ放しらしく・・・・。

いかに荒っぽいいたずらであろうと「洒落」の一言で済ませてしまう乱暴な談志を、唯一閉口させたのは石井伊吉(後の毒蝮三太夫)であった(2人の最初の出会いは、落語好きだった毒蝮の知人を介してであった)。鉄道駅のプラットホームで電車を待っていた談志を、電車入線間際に線路に突き落とそうとし、運良く落ちずに済んだ談志が「死んだらどうするんだ!」と怒鳴りつけたが、毒蝮は笑って「洒落のわからないやつだと言ってやる」と言い放った。また、『笑点』の収録で大阪に行った際、道頓堀で暴漢に刃物で後頭部を切られた談志を見た毒蝮が「おい、貯金箱だな」と言って頭の傷口に硬貨を入れようとし、一緒にいた『笑点』メンバーたちは大笑いしたこともあったという。(出典:Wikipedia)

・・・・やり過ぎだろw。


さて、先のBlogでちらりと書きましたが、此処最近のメイン・ギター、GretschはG6120DC

BigsbyにSpolerを装着し、アームを
Chet Atkins Handle Assembly、通称ワイヤー・アームに交換、そして
総合調整をお願いしたるはNaked Guitar Works

てな訳でぶらり出発。

浅草は、桜吹雪の季節。桜は、散る時が一番綺麗に思う。

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枝垂桜は満開の頃。

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影向堂の風景。


手土産にお好み焼きを購入し、N.G.Wへ。GrecoのEG-700のメインテナンスを依頼されていた上司のSさんとご一緒させて頂く。

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装着前

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装着後

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全体図

リーダー「・・・・このアーム・・・・こう、なるよな、そりゃそうだよな」
小園「・・・・一応、止めましたよ?」
リーダー「もう、付き合いは何年になるっけ?」
多田「ここオープンして以来だから・・・・もう、4年ですかね?」
リーダー「付き合い・・・・長いよな?」
多田「ええ・・・・。で?」
リーダー「だったらさ、なんでさ、もっとさ、強くさ、”止めとけ”って言ってくれねぇんだよ!」
小園「いや、結構強めに言いましたよ?」
多田「言う事聞かないのは昔からでしょ!お好み焼き御馳走様でした」
Sさん「お前は仕事だけじゃなく私生活でも人の話を聞かないのか!」

何故か分からぬがトリオで罵声を浴びつつ手土産のお礼を言われる始末。うん、まぁ聞いていないから大丈夫(おい、そこを直せ)。

この交換は、うん、えー・・・・うん、こんな事も有るさ・・・・。

アームが湾曲しているから、折りたたんだ箇所に(位置によっては)Spoilerと接触する。

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Spoilerに接触するアームの図。アームの長さは調整可能。

で、湾曲しているが故、稼働幅は小さい・・・・とw。

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アームを下げるとピックガードに接触。直線であればもっと幅は広い。

えーっと、その、なんだ・・・・つまりだ・・・・

Spoilerに接触しないギリギリの設定にすると、アームの活動幅は狭くなり(軽くヴィブラート掛る程度)、見た目も思いの外格好良くないし・・・・うん、全部小園氏が言ってた。もっと強く止めろよ・・・・俺を。

とは言え、Bigsbyの弦を張るバーにグリースを付けて戴いたり、なんとも心地良いBigsbyで、個人的には結構満足w。

Spoiler装着により若干テンションが下がり、ネックが順反りをしたとかで調整頂いた。調整がバッチリで、滅茶苦茶弾き易い。うん、ライブはこれで、行く。


さて、お待たせしました、GrecoはEG-700で御座いますよ皆様っ。

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写真では分かり難いですが、結構年季が入ったヘッド。形状はGibsonのそれである。Les Paulタイプにはこのペグの形状が似合うと思うワタクシ。

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写真では分かり難いですが(こればっかw)、指板に傷無し。丁寧に使われていたんだろうなぁ・・・・。

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スイッチ部分にピッキング傷多し。Sさんはフロント・ピックアップ付近でピッキングすると推測。

何度も書いてなんだが、これは、僕のギターに非ず。上司のSさんのギター。

これから先会議中寝ませんから弾かせて下さい!」と懇願し弾かせて頂いた。

で、感想・・・・。

ハッキリ言いましょう、もし僕が、これから、Les Paulが弾きたいと思ったら、EG-700を買うでしょう。てか、選択肢に絶対入れる。

えっとですね、サウンド、滅茶苦茶良かったんです。我儘言って弾かせて頂いた甲斐があった。
良い音だよ、これ・・・・俺のGretschより全然

なんかですね「ターッン」て、鳴る。「ばぁ~ん」じゃなくて。ごめん、上手く言えないんだけど、真っ直ぐ、鳴る。パーって、広がる様に鳴る。

・・・・説明すればするだけ混沌として来るのがもどかしい。まぁ、要するに僕が好きなサウンド。

ネックは、やや狭い感じで(Aネック程じゃないと思うが)、薄い。ハッキリ言うが滅茶苦茶弾き易い。

Les Paulをコピーしたと思うが、Les Paulより細く薄いのか・・・・Les Paulも時代変遷があるかと思うが、このネックの感じ、以前所有していた72年製のES-325に近い感じだった。あれはもうちょい厚かったかな?特徴的なネックに思うんだが・・・・
EG-700のネックは、まんまLes Paulのコピーじゃなく、故・成毛滋さんの意向が反映されているのだろうか・・・・。

ヘッド角度は14度でしょうか。テンションが低く、それも弾き易さに繋がる感じ。

指板のRはきつくなく、手に吸い付く様な感じで弾ける。テンションがきつく、ハイ・ポジションでシャープするなんて事も無い。ま、それはN.G.Wの調整が良いからだろうけど。

リアのSuper Distortionに比べ、フロントのAntiquityは出力が弱めだが、音量差は然程感じず、ミドルがすげえ良かった・・・・個人的には、ミックス・ポジションでリアをタップ(その改造が別途施されていた)したサウンドが凄く好きだ。甘くて太くて、それでいてシャープなサウンド。それでフロントのトーンを少し絞ると、なんとも妙味な音。ええのぉ・・・・。

小園さんが仰っていたが、エスカッションの焼け方が特徴的で、黄ばみが強いんだとか。

因みに、弾かせて頂くのを前提に、Jeff Beckの「She's A Woman」練習して行ったのだが、出音から間違えて恥ずかしかったので結局弾かなかったのは絶対に言えない。書くけど言えない。

この時代のギターって、僕は、ある種のノスタルジアを覚えるんです。

ヴィンテージのGibson、Fenderに覚えず、この時代のギターにノスタルジアを覚えるのもおかしな話だが、なんだろう、ヴィンテージ・ギターって「ノスタルジアを弾く」んじゃないかと考えたりw。

Sさんは、「もうちょい弦高高い方が良いかなぁ?」と仰ってたが、僕はそれを感じず、只々、「弾き易いなぁ」と思っていた。

Sさんに「この後予定ある?」とお気遣い頂いたが、ご予定あるだろうとこちらが予定を入れてしまっていたのが悔恨・・・・ああ、もうちょいお話したかったなぁ・・・・。

態々お越し頂いたのに本当に失礼しました。>Sさん

あ、あと頂いたパーツ代、余りにも多過ぎですので!使っていないパーツなのにお代まで頂戴して本当に申し訳ありません・・・・。

家人に「お?なんだ?接待Blogか?」と言われたがそうではない。あれは、マジで、良い音だった・・・・。

そう言えば、N.G.Wに居る際中、Grecoのギターのメインテナンスについての電話があったそうな。この時代のギター、大事にされているんでしょうなぁ・・・・良いなあ・・・・。

で、Sさんからペグを頂く。

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Gマーク入り。ペグにブランド名を入れるって、70年代の流行だったんだろうか・・・・。

ペグの形状はFenderのFキーっぽい。ちょいと研磨してみよう。てか、メーカーは何処のなんだろう・・・・。

と言う訳で、3回に渡ってお届けしました人様のギターでBlogを更新しちゃう企画も今回でラスト。

色々と堪能させて頂きました。Sさん、有難う御座いました。

過去二回の記事が・・・・何気に、本Blogの人気記事になっているんだが・・・・大丈夫か、俺のギターじゃないんだけどw。


そうそう、しつこい様ですが・・・・ライブやるんですよ。

fujico_19thlive

で、対バンするBook Band 8%のAさんと、先日ちょいとお話しましてね・・・・。

なんでも、Book Band 8%さん、披露曲、7曲のご予定だとか・・・・。

7曲・・・・だと?

じゃ、俺等は6曲だな、トーク担当なのになんで彼等より多くやんなきゃなんねえんだよ馬鹿馬鹿しい。

メンバー諸君>

上記の通りだ。披露予定曲の頭から6曲で、宜しく(おい)。 

因みに、ライブの告知、なんかしつこくさせて頂いておりますが、これは皆様に対する告知と言うよりメンバーに対しての告知的要素が大きい。

・・・・出演者がうっかりしてライブに日を忘れてました、が、起こり得るんだよ我々は。

そう言えば、
Book Band 8%のコーラスの方、会場間違えたって言ってたっけ・・・・?








類友?