リーダー

リーダーです。

以前より何度か書いているが、「存在するものは合理的である」、と言う言葉が好きだ。

「存在しなくて良いもの」は淘汰されて、やがて消え行く。存在している、と言うのは、それ時点で必然性があるから存在している・・・・うん、成る程。

こう書くとファシズム臭が漂うが、「存在している以上其処に合理性がある筈」と言う発想が、なんとも上手に説明されている台詞であろうと思う。

ドイツの哲学者ヘーゼルの言葉と記憶しているが、ドイツ人っぽい発想だよなぁと納得(完全にイメージで無責任に言ってますw)。


時々、「固有名詞の名前」に違和感を覚える事がある。

例えば、 「虫眼鏡」ってのに違和感を覚えるワタクシ。

少なくとも、僕は、虫を見る目的に虫眼鏡を利用した事が無く、 故にその名に違和感を覚える。

とは言え、何らかの合理性がありその名前になったんだろうと思うのだが、虫眼鏡とは如何か。あんな気持ち悪い存在を拡大してみたいと言う気になるのは信じ難い。幾度生まれ変わろうがファーブルとは仲良くなれそうにない。

てな事を
バンドの飲み会でもちらりと話したら、ビクシ君の友人の塚ちゃんの彼女が調べてくれて(自分で調べろリーダー)、相撲の番付表の「虫みたいに小さい文字」を見るのに使ったから「虫眼鏡」と言うんだと教えて頂いた(未だ自分では調べていない)。

それなら「番付眼鏡」とすれば良いかと思うし、その方がドラえもんの秘密道具っぽくって良いんじゃないかと思う俺が居る。

・・・・まぁ、ストレートに「番付眼鏡」としない非合理的な発想って、嫌いじゃないんだけれど。


エフェクターとして確固とした位置を確立しながら、最近ではあまり使われていないペダルにフランジャーがある。

出典は、リットー・ミュージックのムック本「エフェクト・ボード・ファイル」。「フランジャーの使用者がゼロ」と書いてあり(まぁ、LINE6のモデラーで使っている人が多いからと思うが)、
かく言うワタクシも所有していない。我が愛しのBOSSのBF-2は持って居たが・・・・。

うねるサウンドのフェイザー、変調感からサウンドの広がりを齎すコーラス、その中間的なエフェクター。

クリーン・トーンでは、コーラスの代用的にうねりを抑えて使われる事も多く、 コーラス程変調感も無い事で重宝している人も多い様に思っていたので、ちょっと意外。

フェイザーとの相違、は、以下の動画が分かり易いかと。

 

僕個人のイメージでは、フェイザーとフランジャーの相違の一つに「低域」がある様に思う。フランジャーの方が、低域までうねると思うんですが如何でしょう。

フェイザーをバッキングでかけると、低域がうねらない所為か、音圧がスカッとなくなる感じに違和感を覚える事があり、「ああ、もしかしたら、フランジャーの方が僕には合っているのかも?」と思う(そう思う様に動機付けしたんじゃないからねっ、ち、違うから!)。

そんなんしてたらなんかフランジャーが欲しくなり、 いざ、楽器屋、と。うん、面白い様に引っ掛かるんだ僕は。

狙い目は、BOSSのBF-2。

 

持って居や筈だが、上げちゃったのか貸しているのか売っちゃったのか手元に無い。で、BF-2は20年以上に渡り販売されていたBOSSの長寿ペダルで数が多い故、中古市場で安く出回っており狙い目。グヘヘ。

ふと見やれば、外出に打って付けのゴキゲンな天気。

家人に「ちょいと楽器屋に行って来る」と言うと「これ以上足で踏むもの買って来たら・・・・分かってるでしょうね?」と言われた次第。分かっているって!褒めてくれるんでしょ?皆まで言うな、任せとけって。

てな訳で、ぶらりと出発。

近所にある某美味しいお肉屋さんから、お歳暮的位置付けで実家と家人の実家にお肉等を送る。

喪中葉書が母より送られていたらしく、父の逝去のお悔やみを言われる。

序に、母の達筆を大変褒められる。

その後に、汚い字で送付状を書く我が身のなんと無様な事。

お母さん、もう少しその、息子の事を考えて、控え目な字で宜しくです、はい。

先ずは御茶ノ水に突撃ドキュンです。

此処最近、外国人、中国系だけじゃなく、様々な国の人が来ている気がする。

かのノエル・ギャラがーが「ギター買うなら日本が一番だ」みたいな事を(リップ・サービスもありましょうが)言ってた事がありまして、まぁ、納得。

パーツのオリジナル性に拘るだけでは無く、日本人はヴィンテージ品の目利きが効く様に思う。加えて、メインテナンスもしっかりしている。日本で買う安心感ってあるもんね。

本日、目を惹かれたのは以下の二品。



英国はFrederic EffectsのZombie Klone

ま、Centaurのコピー品ですね、うん。

動画とは筐体が異なっておりましたが(MXRスタイルの筐体でした)、うん、ちょっと欲しかった、が、Centaurのコピー品は、うん、Soul Foodで満足しちゃっている僕が居るんだ。

続いてはこちら。

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えーっと、良い動画が無かったので海外頁より写真だけ引用。

ジョン・フルシアンテご用達のワウ、IbanezのWH10・・・・ではなくて、ファズの機能も付いたワウ、ファズ、WF10、確か、押尾コータローさんが愛用していると記憶しております。

気になったんですが、ま、ワウもファズも使い熟せないのにワウとファズが一体化したモノってあんた・・・・俺にとっては無用の長物。

復刻されたWH10より軽かった・・・・そっか、筐体の素材、違うんでしたねぇ。

軽いから持ち運びに良さ気だし買っちゃおうかなとかちょっとだけ思いましたが、壊れ易いと聞いた記憶があるし、ワウとファズを併用した場合音の立ち上がりが遅いと聞いた事も有るし、それ以前にワウもファズも使い熟せないしってうるせえな、何度も言うな。

と言う訳で、お見送り。残念。

BF-2は5~7千円程度であちこちで売られておりました。ノブが違うのもあった。あ、黒いノブのが高めだったのは若しかして日本製だったのかな、違うかな、まぁ、いいや。

安いのを一つ買おうかなぁと思いつつも、何となくMXRのMicro Flanger、M152が欲しいなぁと思って、BF-2はお見送りした次第。



うん、ノブ二つで分かり易いし、僕が欲しい機能が直観的に作れそうだし、こっちが良いなぁと。

MXRって、BOSSと同じ位好きなメーカー。

んじゃ、買いますか・・・・と思ったらさ、

何処にも売ってない。

え?なんで?え?なんで?

混んでいるお店はスルーしちゃったんですが、それでも数件は回ったよ?なんで?

てかさー、なんでしょね、これだけ売っていない、つまりは、売れ筋じゃないって事でさ、それを態々欲しがる僕ってさ、つまりは一般的じゃないって事っすよね?

そんな「世間一般の好みとズレている」人間がリーダーやってんだからさ、そりゃあフジコ・オーバードライブは評価される筈ないさってうるせえな。

いやいやいやいや、我が愛しのイケベ楽器リボレ秋葉原店なら売っている筈、と移動するワタクシ。

ビリヤードの淡路亭を横目で見つつ、ぶらぶらと。

御茶ノ水から秋葉原への道って結構好きだ。湯島天神の古い塀、橋の横にある、橋の名前が書いてある古い支柱なんかには味わいがあるし、人通りが多く無いし道も広いし・・・・散歩には良い。

何故か、御茶ノ水への坂道を自転車を漕いで登る人が結構いるのだが・・・・すまん、悪いが歩道で自転車は宜しくないと思うぞオジサンは・・・・って、思ってたらオジサンが凄い形相で漕いで登って来る・・・・。怖ぇよ。

秋葉原って街は、ドラムのTakayuki君がこんな事を書いておりますが、数年前に引っ越ししてから秋葉原に来る機会が多くなった僕に取っては今の方が自然だったり、する。

と言いつつ、電気街を練り歩く訳じゃなく、勿論アニメ系の店を徘徊する訳も無く、なので、まぁ、何も知らないに等しいのが秋葉原。

御茶ノ水に住む義理の叔母を訪ねた帰り、家人と深夜の秋葉原を歩いた事があるのだが、夜半晩くの秋葉原って、結構ね、良い味出してて好きだったりする。

で、リボレ秋葉原店に到着。

やっぱり売ってない。

うん、ここまで来るともうね、縁が無かったって事だよね。

エドワード・ヴァン・ヘイレンの使用で有名故か、M177はあちこちで見掛けた、が、M152は、無い。

「存在するものは合理的である」ってうるさいわ。

店内をぶらぶら。BOSSのベース・オーバードライブの新製品BB-1Xを発見。あ、もう出てたのね。



こちらのレビュー見て気になっていた。色が、良いんだよなぁ・・・・シックな、スパークル・ブルー。

ベースって、低域から高域に行った時、スカッと音圧無くなる事があって、その辺の調整って難しいんだろうなぁと推測する訳ですが、このペダルでその辺の補正が出来そうですねぇ。



ギター弾きの癖になんか気になるペダル。

ぶらりと店内を回り、折角だからとHARD OFFさんへ。

ここで奇跡が起こり何処にも無かったM-152を発見・・・・等は無くw。

PRSのギターが矢鱈増えていたのは何故だろう?

GOTOHのロック式ペグを発見する。Rickenbackerのペグ交換で正に買おうと思っていたものだったがお見送り。ペグの中古って・・・・やっぱ躊躇する。

HARD OFFを後にし、メイド喫茶の勧誘をされるお嬢様方をスルー・・・・と思ったら、以前も声を掛けられた忍者居酒屋のお嬢様に「居酒屋如何で御座るか?何者で御座るか?」と趣旨が分からぬ問い掛けを受け硬直。てか何故俺に声を掛ける?ロックオンされてる?すまんな、こう見えて俺は既婚者だ。

会社でプレゼンする時に便利かな、と、ワイヤレスのマウスを購入しに適当に電気店へ突撃。

電気店に居る老若男は何故か皆様くすんだ色合いのお召し物。かく言うワタクシもくすんだグリーンで思いっ切り溶け込む。

一旦帰宅し、家人と待ち合わせし近所のカレー屋さんへ。

凄く美味しんだけど何故か客が疎ら。もっと流行っても良いお店に思う・・・・。

「美味しいけど流行らない店」ってのは何故なんだろうな・・・・立地、と言うのはあるだろうが、近所にある某和食店は連日の大賑わい。しかも可也な高級。

「足を延ばしてでも行きたいお店」って、そんなに足繁く通う訳じゃないだろうから、そこそこのお値段でも立地条件が悪くても人が集まるんだろうか。

個人的に有難いのは「落ち着いて、且つ気楽に食べられるお店」なんだが・・・・。


さて、突然ですが、僕が使用しているギター・ケーブルは・・・・


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FenderのPlatinum Premium Electric Guitar Cableと言う、なんとも仰々しい名前のケーブルをギターからエフェクターに繋ぎ・・・・

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CANAREさんのProfessional Cableをエフェクターからアンプに繋いで、いる。

Platinum Premium Electric Guitar Cableは、Telecasterを使用していた際に「Telecasterに打って付けのケーブル」と言う謳い文句に面白い様に反応し購入し、以来G6120DCでも360C63でも使用している。

理由は、しっかりとしたL字型ジャックがなんとも安心感があるので、です。

Professional Cableは、その柔軟性から。絡まない事に加え、結構ね、踏んじゃうんですよね、スタジオで。で、結構メンバーにも踏まれるw。なので、耐久性が高い物を、と。

シールドの違いなんざ分かりゃしないワタクシのナイスな耳。

そんなワタクシですが、Vital Audioのカール・ケーブル、VPC Curl Cable Professionalが欲しいなとこの所思っていた。

奥田民生氏やSCANDALちゃんが使っているから・・・・と言う理由じゃなく、「カール・コードで音良いの?カッケー」・・・・と言う理由じゃなく(ちょっとあるw)、 絡まないのと、伸縮性から邪魔にならないかなあと。

と、思いつつも、このジャックの形状・・・・L字型の方ですが、が、凄く好きじゃないんですよねぇ。 

確かに、この形状だとジャックがぶつかる心配とか無さそうなんだけど、ううん、どうも好きじゃない。抜き難くって、ねぇ。 

久々に半田でも持ち出して交換しちゃう・・・・ってのもアリかもなぁ。 

と言いつつ、だ。

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うん、M152が無かった心を抑える為の拠り所に買っちゃったよ@イケベ楽器リボレ秋葉原店。

DURACELLの006P(電池)、もね、5個で1250円と言う破格のお値段だったので、また買っちゃった。コンビニのカウンター横にあるお菓子に手を出す様に買っちゃったごめんなさい。 

ケーブルは5Mを買ったんですが、当たり前ですが巻かれている故短い、が、こんなに短いと思わなかったw。7Mで良かったわ。バンド練習で使いたいが、こりゃ自宅用だな、小さく纏まるしな。

他、
Jim Dunlopのピック、Prime Tone Sculpted Plectraの1.4mmも買ったワタクシ。

前回の練習で、ベースの大先生に一曲だけ使って貰った。「固くて使い難い」と仰っておりましたが、聴いている方はアタック音がしっかり聞こえ、心地良くて良かった。柔らかいピックは音像をぼやけさせてしまうと思う。疲れないけどねw。

このピック、うん、結構好きだな。1.4mmの方が使い易い。僅か0.1mmの差を感じられる程繊細な人間じゃない事は自他共に認める所だが、弾き易いなぁ。

そんな土曜日。

さて、今年も残す所十日程。