リーダーです。
そうですか・・・・ニュー・オーダー、10年ぶりですか・・・・。
ピーター・フック不在のニュー・オーダー、それはバッド・ルーテナント?と考えちゃったり。
さて、どんな音が奏でられるのか・・・・興味は尽きない。
もうね、「大して良くない」とか「僕が聞きたいニュー・オーダーじゃない」とか、そう言う感想は聞きたくない。
ただ、ニュー・オーダーが10年ぶりにアルバムを出す、それだけで充分だ。
イアン・カーティスの不在による喪失感を奇跡に変えたニュー・オーダー。
ピーター・フックの不在はどう昇華するんだろう?
まぁ、楽しみに、待とう。
本日ご紹介させて頂きますのはこちら。
はい、MXRはM77 Custom Badass Modified O.D。オーバードライブです。
モリダイラ楽器さんのHPはこちら。
先日ちらりと紹介させて頂いた、先の土曜日に購入したのがこれです。
結構前に「いつか買うと思う」と書いており、ま、今回買っちゃおうそうしようと思ったのには訳が御座います。ま、それは後述するとして先ずは詳細をば・・・・。
ノブは4つ、スイッチが一つ。
Outoput(ボリューム)、Gain、Tone、は、まぁ普通。歪みは癖が無い。歪み量は然程多くは無い。
Outoputをフルにし、Gainを絞り他のノブは中央にすればON-OFFでの音質変化は感じられない。
トーンに癖があり、2時を越えたあたりで音質が大きく変化する。シャリンとしたサウンドが作れる。
で、特徴の一つが100Hzと言うノブ。センターを中心に、低域のカット、ブーストが可能。後述するロー・ミッドを持ち上げるBUMPと言うスイッチと連動する様に思うのですが、BUMPスイッチをOFFにした場合、100Hzと言う低域だけでは無く、もう少しミッド寄りまで影響を与えるんじゃないかなと思います。
ミックスダウンやってて気付いたのですが、この帯域って「音抜け」に影響を与えると思います。
なんか抜けないなぁと思った際、この帯域を削ると、スコーンと抜ける音になるかと。まぁ、当然音が軽くもなるんですがw。
この方法を教えてくれたのはドラムのTakayuki君。本やら経験則で学んだことなんでしょうが、成程と。
抜けが悪い=エフェクト処理=音量アップ、とか、そう言うんじゃなくて、イコライジングって大事なのねと痛感した。
で、BUMPスイッチ。
ロー・ミッドに影響を与え、艶っぽいサウンドを演出する。音量にも影響を与えます。ソロやリフで前に出る時に重宝するかと。
トーン、ロー、ミッドをこう言う感じで調整するこの構造・・・・Sansampを思い出させたんだけど如何でしょうか。
ま、前振りはこんな所で・・・・。
で、このペダルを購入した理由、それは一つで「Rickenbackerに合う歪みペダルが欲しかったから」これに尽きます。
ここんとこ使って来てつくづく思うのですが・・・・Rickenbackerってのは変なギターだと思いますw。
セミアコの構造ですが、ボディの薄さから「箱鳴り感」は余り感じられず、かと言って、ブリッジ構造故かと思いますが、ソリッド程タイトでも無い。
ジャングリーなサウンド、金属的なサウンドは非常に特徴的ですが、線が細く、音圧も無い。
且つ、僕のRickenbacker360C63には、トースター・ピックアップがマウントされており、同社のハイゲイン・ピックアップに比べ出力が弱い。ペダルで歪ませようとするとそこそこの「音圧のあるゲイン」が必要となるのです。
線の細さは抜けの良さにも繋がりますが、如何せん出力の弱さと線の細さがアンサンブルでは抜けて来ない。
音圧を稼ぐ為、図太い音を演出するCrowther AudioのHOT CAKEにその解決を求めた僕ですが、単体だとそこそこゲインを上げねばならず、良い感じに歪ませると、ゲインを上げるとロー・ミッドが強く出て来るHOT CAKEの特徴が濃くなり過ぎる。
その為、前段にトレブル・ブースターをかましたりしてたんですが、常に「単体のペダルで音圧とゲインを良い塩梅に出来ればなぁ」と考えておりました。先のBlogで書きましたが、コンプとLandmightyの組み合わせも同様の趣旨から、です。
で、M77、Custom Badass Modified O.Dな訳です。
100HzとBUMPスイッチで、ゲインとは切り離して音圧を稼ぎ、ゲインはゲインで良い塩梅まで上げられるだろうと考えておりました。
今迄購入を控えていたのは、メインのギターがRickenbackerじゃ無かった事と、手持ちペダルでなんとかならぬかと試行錯誤したかったからで、色々と試した結果、矢張りロー~ロー・ミッドとゲインは個別に調整出来るペダルが欲しいなと思ったからです。
このペダルの存在とサウンドを聞いた時、「これはRickenbackerに打って付けのペダルに相違ない」と思っておりました。
Rickenbackerを使うかどうか迷っていたので購入しておりませんでしたが、Rickenbackerと組み合わせてみたいとの気持ちは強かったです。
ハイゲイン・ピックアップをマウントしたRickenbackerで合うかどうかは分かりませんが、Rickenbackerの歪みペダルで悩んでいる方はお試し頂ければと思います。個人的には、Mustangとか、その辺にも合うんじゃないかなと。
Custom Badassと言うMXRのチーム、こちらにインサイド・ストーリーがありますが、非常に面白いペダルを幾つも輩出(使い方違うかなw)しています。
大手によるブティック・ペダルと言うコンセプトに思うのですが、ブティック・ペダル程高くないし、まぁ、気になる次第。
同チームのコンプレッサーも好きなニュアンスだったし、これからもちょいと気を付けてみて行こうかなと思います。
以上です。
中古では7千円程で売られており、人気のあるペダルって感じじゃないかもですが、アンサンブルの中での線の細さ、抜けの悪さ、を感じておられるのであれば、是非試して頂きたいペダルです。
次回はこんな感じで挑もうかと。
コンプとブースターは若しかしたら変更するかもですが、今のお気持ちはこう。
コンプはですね、外しちゃうかも。で、トレブルブースター、入れちゃうかも、で御座います。
もう少し、試行錯誤と致しましょう。
さて、どうなりますやら。