リーダーです。
本日紹介させて頂きますペダルはこちら。
はい、池辺楽器さんのオリジナル・ブランド「Noar'sark」のオーバードライブ、Yellow?黄?
最近では筐体もデザインも変わり(ブランド名にアポストロフィも入ってますな)、DCジャックの位置も違う。
True Bypassで、そこそこのパーツを使いつつ低価格、と言うコンセプトを打ち出していて好感が持てるが、正直、ブランドに対しての魅力はあんまり感じない。
「良い音を低価格で!」って、実はギタリストのニーズは低いコンセプトに思う。
低価格でも良い音を!にしてはちょいとお高いし、個性的な音を!には癖が弱い。
ギタリストには「良い音を低価格で!」って、意外に好かれないんじゃないかと。
何と言いますか「俺ぁ安いペダルでも良い音出すぜ」って男漢っ気には、ちょいと軟弱な感じw。
先ずは、動画をば。
よっちゃんのギターの改造が気になる・・・・。
随分と前に入手し、家ではよく使っていました。
この色とこの機能、当然BOSSのOD-1との類似性は気になる訳で弾き比べ。
う~ん、違うと思うです。
Yellowの方が籠った感じが強く、それでいて分離は良い。
「OD-1風のサウンドを独自な解釈で」が正しいのではないでしょうか。
ローは削れますが、OD-1程じゃなく、もっとビンビンと鳴る感じ。
中域の感じも、OD-1の方が明るい。
OD-1より湿った感じのサウンドで、なんだろな、これに例えるペダルが無いっちゃあ無い。
後ろに引っ込みつつも、分離は悪くないので使い勝手が多いペダルに思います。
只・・・・
僕の筐体だけかもしれないけれど、基準周波数A=440Hzの音がね、なんかでかいのよ。
バレーコードで、Fから弾いて行くと、Aを弾いた時になんかグッと持ち上がる癖がある。
この癖が気に入らず、メインで使用する事は無かった。
でもですね・・・・
はい、LOVEPEDALのCOT50 The Angus Mod。
これを前段にかますと、上記の癖も無く、奥行きがある素晴らしい音が出ます。
芳醇で、分離良く、いつまでもジャカジャカやりたくなるサウンド。思い切って言いますが「トランジスタアンプの方が合う」と思います。JC推奨。
歪みペダルの前段に、ゲインブーストを目的として繋ぐペダルは、その後段のペダルに無い個性(帯域、といっても良いかも)があると良い結果となると思うのですが、その顕著な例がこの組み合わせ。
OD-1のゲイン・ブースターにも良い結果だったCOT50ですが、Yellowとの組み合わせの方がね、CPT50の癖が強めに出て気持ち良い。
多分ですが、Yellowはブースターとしてよりも、単体で常時ONにして使い、他のペダルとの組み合わせで良さが出る気がします。
OD-1の代替品として、じゃなく、先入観無くお試し下さい。
いつも勉強させていただいております。
>ギタリストには「良い音を低価格で!」って、
>意外に好かれないんじゃないかと。
この文句に妙に納得してしまいましたw。
元々高額な機材が中古で低価格なら、
狂喜乱舞ものですが。
少ない機材で良い音自慢はポイント高いんですけどね。