リーダー

リーダーです。

会社から出て、最寄駅まで歩く。

その道の構造の所為か、行く人、来る人、横切る人、が交差する。

当然、鉢合わせ、なんて事も起こり、まぁ左右に避けて進む。

そんな折、自分が避ける場合もあれば、相手が避ける場合もある。

多分、なんだけど、「スピードを出している人の方が避ける」傾向がある様に思う。

僕が避ける場合、相手より僕の方が歩くスピードが早い、と言う意味。

で、そんな避ける場合、イラッとしてしまうのが、

・スピードが速いのに避けない人
・避ける相手に寄って来る人

であったりも、する。

前者はもう友達になりたくないタイプの人であるが、後者は何かこう、お人好し感と言うか不器用感があって、イラッとはするものの怒るこっちに非がある気がする上に良い人なんだろうなとも思ったり。

で、時折、スピードの如何に依らず「相手が避けてくれるのを待っている人」と言うのも居て、まぁこれは単なる甘ったれにも思うが、「自分が行動を起こすと二次災害が起きる」のを経験上理解している人にも思われ、そう思うと悪い人じゃないんだろうなとか思ったりもする。

図体が大きい人は避けない、ってのも、ある様に思う。

で、先日。

スピードが速いにも拘らず 避けない、図体の大きい初老の男性、が、電車に飛び乗った瞬間、足を挟まれ、靴がホームに取り残された。

閉まったドアの向こうで何故か僕を睨み付ける初老男性(多分僕が笑いを堪えていた為・・・・多分じゃないな)。

あの人、どうしたんだろうなぁ・・・・。

慌てても良い事無い、ってのはある様に思う。


ま、それは兎も角だ。

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 はい、先日購入したギター・マガジン。

ライブ終了後からRickenbacker熱再燃、そんな僕を狙ったかの様なRickenbacker特集。

買って読んだのですが、この手の特集で難しいのは、「特集される機材(今回で言えばRickenbacker)に興味はあるが持って居ない人」へのガイドラインと、「持って居るんだけど知識を深めたい人」へのアプローチ、が、どっちにも振り切れない事かと。

ギター・マガジン誌がこの手の特集を組む際は、

・その機材を使用するプロの特集
・メーカーの紹介
・現行機種弾き比べ

のサザエさん的3本柱(?)でお届けされる事多いのですが、今回も、それ。

なんかこう、もうちょっと吹っ切れても良い様に思う。

例えば、バーツの変遷だけの特集をする、とかの方が、マニアックな楽しみ方が出来て楽しい。

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上記はギター・マガジンを捨てる際、気になる特集を切り取った物の抜粋。

ギターのブリッジの特集とか、そんなんが、ある。

最近は、切り取って残しておきたい記事が無いんだよなぁ・・・・ううん。

その辺はムック本で、と言うのも分かるのですが、只管マニアックに特集を組む、的なカルト的な楽しみが有っても宜しい様にも思う。

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僕が所有するRickenbackerのムック本。リットー・ミュージックさんの「Rickenbacker」はアップデートして再発して頂きたい、うん。

と言う訳で、最近のギター・マガジンさんはマニアックに楽しむ事が出来なくなって来ている気がする。

まぁ、広告的にメーカーとのタイアップは必然でしょうから、難しいんでしょうけどうし、ネット社会に置いて、マニアックな楽しみはネット上で、なんでしょうけど・・・・。

さて、と。

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はい、Rickenbackerは360C63。

このギターに合わせるペダルを前回はこんな感じにしていたのですが、狙った感じには成らず再考。

結果、こんな感じに。

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右から

HOT CAKE(Crowther Audio)/ディストーション

Mini Bi Comp(Analog.man)/コンプレッサー

Small Stone(Electro Harmonix~Analog.man mod)/フェイザー

CE-2(BOSS)/コーラス

micro amp +(MXR)/クリーン・ブースター

 結局、歪みペダルはHOT CAKEな訳だ。

僕のRickenbacker360C63は、まぁ、僕のRickenbackerに限った訳じゃないけど、

・アタック音の強さ
・サスティンの無さ
・線の細さ

が、そのサウンドと特徴で、まぁ、ジャッキーン!な、サウンド。

そのクランチなサウンドは、それはそれで魅力的なんだけど、フジコ・オーバードライブと言うバンドで使用する場合、それなりにズドーンと歪んだサウンドが無いと中々に難しい訳で、で、前回の練習で「線が太くなる歪みサウンド」と言う事で、 RAT 2を使ったものの今一で、じゃもう一回試行錯誤!と言う事で、手持ちペダルをあれこれ持って来てみたんだが・・・・

やっぱり、やっぱりHOT CAKEが良いんだよ、うん。

いやさ、「線が太くなる」と言う意味では、Jan Rayもね、良いんですよ。Jan Rayをね、クリーンで線を太くしておいて、で、それにOD-1とか、Landmightyとか合わせるのも、凄く凄く良かったんだけれど、

「コンプレッサーは入れよう」
「でもペダルは5個までね」

との判断から、泣く泣くJan Rayを外し・・・・いや、泣く泣くって程じゃないな、まぁ、HOT CAKEにした訳ですよ。

因みに、コメントを頂いたので書いて置きますが、Smoky Signal AudioのTubelessも凄く良い感じです。

Jan Rayの倍音の出し方よりもスッキリとした倍音が心地良く、且つ、Jan Rayより歪ませられ、「これで(が)良いじゃんね」なペダルなんですが、なんせ壊れたら直せない可能性が高いし、無くしたら入手も略不可能なペダルなんで、そう言うペダルを水準に音作りするのが嫌なワタクシ(交換が効かないペダルを中心に音作りしたくない)故候補には上げず(試しはしましたw)。

で、Jan Rayによる「線が太いクリーン」は、CE-2で賄うとして、歪みはHOT CAKE。

歪ませるに連れ主にロー・ミッドが上がり、ムッチリとしたサウンド。熟女系サウンドと言えるだろう(何がよ?)。

まぁ、Rickenbackerのサウンドの特徴を生かす、と言う取り合わせでは無いかもですが、フジコ・オーバードライブと言うバンドに置いてはこれ位ズドーンと歪んでくれた方が使い易い。

と言いつつも、リア・ピックアップを選択すると、ロー・カット・コンデンサーによりタイトなサウンドが得られ、トレブル・ブースターをかました様な、エッジの立った抜けの良いサウンドが得られる。

・フロント=モーモーとしたファズ的なサウンド。ファズと違いざらつき感は少ない。使用する場面は限られるが、低音弦での太いサウンドを出す時に使用。

・ミックス(5thスイッチでフロントの音量を下げ、リアの音量を同程度にした状態)=そこそこエッジが立ち、コードを弾いた際の分離があるサウンド。バッキングに使用。

・リア=太く、且つエッジが立ったサウンド。ソロやリフで使用。

こんな感じで使い分けると宜しいかと。

以前「HOT CAKEをブーストする」 との記事で、「HOT CAKE使用時にもう少しエッジを出したい」と書いたが、HOT CAKEをトレブリーなブースターでエッジを立てるより、後段にエンハンス効果が有るブースターを繋いでそれで対応した方が良かろう、との思いから、最後段には煌びやかなブースターであるmicro amp +を選択し、リフやソロ時にはこれで音抜けと音量を稼ごうかと。

コンプレッサーはMini Bi Comp。敢えて歪みペダルの後段に接続。

2in1のコンプで、それぞれにボリュームが付いているので、音量差を設けて置いて切り替えすれば、これで音量を稼ぐ事が可能。
筐体の形状から、片足で同時に2つのスイッチを押す事が出来、切り替えに難無し。

フジコ・オーバードライブは、曲により結構音量差が違い、最後段に繋いだmicro amp +だけでは音量が足りない事がある。

それ故、出来ればブースターは2個欲しいのだが、それをこのペダルで補いつつ、Rickenbackerのサスティンの無さもコンプで解消しようと言う頓智を効かせた(?)選択。

ROSSを模した方は割かしナチュラルで、基本これを選択。HOT CAKEをONにした状態でも、そんなに音質の差異が無い。

Orange Squizeerを模した方はコンプ感が強く、パッコーン感がある。これはこれで魅力なのだが、ノイズがそこそこあるので使用箇所は限られるかも(クリーンのアルペジオの時は結構良い味出す)。

フェイザーのSmall Stoneは変更無し。

コーラスはCE-2を選択。

理由は、ハイミッドが出るコーラスなので、ロー・ミッドを出すHOT CAKEと相性が良いから。

そんなこんなでRickenbackerのサウンド・メイク第2弾でした。

これで終了かは分かりませんが、まぁ、慌てて良い事無い、と言う事で、これからも試行錯誤をしてまいります、はい。