リーダーです。
先のBlogでちょいとThe Stone Rosesのギタリスト、ジョン・スクワイヤに付いて書いたが、その機材が書かれた頁を以前太田君に教えて貰っていたのを思い出した。
それが、こちら。
上記はWikiのジョン・スクワイアの頁にリンクがある。
おお、TS9、CS9にFuzz Faceか。
ディレイとフランジャーはラック式エフェクターででクレッサが掛けているのかなぁ。
カントリー・ジェントルマンに上記エフェクト、そしてフェンダーのアンプ。
それでこのサウンドか。
何時のギター・マガジンか忘れたが、ジョン・スクワイアのインタビューが記載されており、1stアルバムの機材に付いて聞かれた流れで上記動画のカントリー・ジェントルマンの話になり「そう言えばあのグレッチ、何処に行ったんだろう」と言っていたが、ジョン・スクワイアに取って、重要なギターじゃなかったのかなぁ。
僕は上記のサウンド、結構好きである。
本日紹介させて頂きますペダルはこちら。
はい、BOSSのロングセラーSD-1、その改造品です。
元々はFreedom Custom Guitar ResearchさんのSD-1の改造品を中古で入手し、数年前、個人工房であるSonicbrew Studioさんにて更なる改造を施して頂いた、まぁある意味「世界に一つだけのSD-1」です。
Sonicbrew Studioさんは、今は無きなのか、活動している気配が無いのと、加えてMixiのコミュニティでは「え?」ってな事が書いてあり、大変残念な状況の様です。僕がこの改造を依頼した際には紳士的な対応だっただけに事実なら本当に残念です。独創性溢れる面白い工房だったんだけどなぁ。
ま、それは兎も角で。
Freedom Custom Guitar Researchさんの改造は、SD-1の音質をそのままに、バイパス音、解像度、トーンの効き幅を広げると言う仕様。「鍛え上げられたSD-1」がその印象。先のBlogに書いたBOSSのペダルで僕が好まないパーツ「ジャック」を交換してあります。ゲインアップ、は無いんじゃないかなと。
この改造品、ザック・ワイルド先生のご使用との事ですが、事実なんでしょうかね?すいません、勉強不足です。
Sonicbrew Studioさんの改造で、それにゲインブーストを追加。オリジナルのサウンドが好きだったので、それはそのままに、とした結果、筐体上部に追加されたスイッチでゲインブーストのON-OFFを切り替え、筐体横のノブでゲイン量を調整する仕様(「Drive」ノブの上のLEDでそのON-OFFの確認が可能)。
この一台で、クリーン(OFF)、バッキング(SD-1をON)、リード(ゲインスイッチON)と汎用性が広い。
一時期、メインで使用しておりました。
使わなくなったのは、SD-1のON-OFFの際に、誤動作でゲイン・スイッチも踏んじゃう事が多かったと言う・・・・、まぁ、僕の様に「歌いながら略目視せずON-OFFする事が多いギター弾きには構造的に無理があったw。
以前セッション(の様なもの)に参加させて頂いた際、ペダルはこれ一台でお邪魔した事がありますが、歌わなくて良い時は汎用性が高く、高音質で本当に使い易いペダルです。実家に帰省した時も持って行ったっけ(家にギターとヘッドフォン・アンプがあるので)。
ゲイン・ブースト単独でのON-OFFは出来ません(SD-1本体がONになっている場合のみ作動)。
このSD-1ね、本当に好きなサウンドでね。
ゲインブーストで暴れるニュアンスが出ます。SD-1のドライブを下げ気味に、ゲインブーストは上げ気味にすると、箱鳴り感のある歪んだサウンドが出る。上記の、ジョン・スクワイアののサウンドみたいな、(クリスピーと言う意味じゃない)クランチなサウンド。
出来るなら、ゲインブーストのON-OFFスイッチを取っ払い、常時ONにしておけて、筐体横のポットでゲイン量を調整出来る様にしておきたいなあと、改造後思いました。
Sonicbrew Studioさんにその改造をお願いするのは、今では儘成らないでしょうから、どこか引き受けて頂ける工房を探さないとなんですけどね・・・・まぁ、難しいかな、うん。
以上です。
書いてはおりませんが、SD-1はKeeleyの改造品も所有しており、Analog.manの改造品も持って居ましたが(売却済)、個人的には、それらと比べてもFreedom Custom Guitar Researchさんの改造品が一番好きです。「SD-1ってこんな良い音なんだ」と気付かされた改造品です。
家で、CDなんかに合わせてギター弾く際、これ一つ繋げる事多いです。便利だし、好きな音だし。
SD-1は、僕に取って「基準となる歪みペダル」です。
大学時代に購入し、以来なんだかんだと常に所有しているペダル。
ゲイン・ブースターとしての使用が一般的なのかも知れませんが、僕はメインの歪みペダルとして使用する事が多いです。
音作りに悩んだ際、メイン・ギターを変更した際、先ず試すのがSD-1。
それで、「もっとローがあった方が良いかな。だったらあのペダルかな」とかそんな判断を施しております。
音作りに悩まれたら、原点に戻ると分かり易い。
僕に取っては、母なるペダルかも知れませんw。
それにしてもこれ、気に成るなぁ。
これ、このSD-1より良いんじゃないかな。暴れる感じが、先に記事にしたBOSSの癖、「BOSS臭い」と敬遠する人にも好まれる様にも思う。
まぁ、否定的に「BOSS臭い」と言う人は、BOSSってだけで敬遠するかも、だけどw。
「BOSS臭い」を肯定的に受け止める僕も、Waza Craftシリーズ、気に成ってならないのだが、正直、一番気に成るのはBD-2w。
しかし、基準値としてSD-1w、有っても良いかもなあw。
他、Sonicbrew StudioさんのOD-3の改造品も所有しておりますが、別途紹介させて頂きます。所有したのは数年前なのに、未だ紹介して来なかった理由も、そこで書かせて頂きます。