
リーダーです。
そう、あの「吉野家の牛丼はお弁当で食べると味が落ちる」と確信しているでお馴染みのリーダーです。
絶対、器の差だと思うんですが如何でしょう。
なんかねぇ、最近、昔聞いていたバンドの曲、選んで聞いたりしているんですけどね。
The Stone RosesのWaterfallのTVでのライブ。クレッサが、なんともファニーw。
そうだった、僕ねぇ、この動画、西新宿の怪しげな海賊版ビデオ屋で海賊版ビデオ買って、で、家で見て、ジョン・スクワイヤの弾くグレッチはカントリー・ジェントルマンに魅了され「グレッチ欲しい!社会人になってボーナスで買う!」って凄く思ったんだった。影響受けやす過ぎ分かりやす過ぎ。結局、初ボーナスはリッケンバッカーに化けたんだけどw。
カントリー・ジェントルマンを弾くジョン・スクワイヤの足元にあるのはMaxonのOD820かな?ちらっとしか見えないから、よく分からないがそれかTS9っぽいなぁ。ディレイとフランジャーもかけているっぽいけど。
でも、「グレッチ欲しい」との思いは心の奥底で止まず、フジコ・オーバードライブ始めた35歳の時にカントリー・ジェントルマン、当時はカントリー・クラシックⅡかな、を買ったんだっけ。
購入時、大学時代に比べ色々な情報を入手を入手出来る環境に世の中が推移していたので、The Stone Rosesの1stはストラトで録られたと知っていたんだが、まぁ、グレッチはいつか弾きたかったから良いんだ。

(凡そ10年前のfujico overdrive也。カントリー・ジェントルマンを弾く虚け者ありけり)
この当時から機材は色々と変わったし、んでもって未だ落ち着かないとも言えるし、でもなんか、「好ましい立ち姿」は変わっていない様にも思う。
「好ましい立ち姿」ってのは、容姿では勿論無くて、バンド内でどう言うギターを弾くかの検討と実行。その前のバンドがギターが僕だけだったので、ツイン・ギターってどうしたら良いのかと言う迷いがあった。
この当時のビクシ君は結構やんちゃさんで、まぁ今もそうなのかも知れないがw、それを受けて僕は「まぁ、コードをジャカジャカ弾く立ち位置なんだろうね」と思っておりました。「メイン・ギターは僕より技術があるビクシ君に任せ、アコギの様にクリーンで、且つロー・コードを」ジャカジャカとね、そんな立ち位置。
その当時に、積極的に使用し、色々と拘ったのがコンプレッサーなんですよ奥様。
僕の手持ちのコンプレッサーは以下の通り。

先日購入したXoticのSP Compressor。

ProvidenceのVelvet Comp。布袋寅泰氏の使用で人気を博す。

改造されたMXRのDynacompにカスタムショップのDynacomp。

KeeleyのCompressor。4つノブタイプ。インプットゲインが調整出来、ハウリングを防ぐ極めてクリーンなコンプレッサー。

DemeterのOpto Compulator。ナチュラルさはKeeleyに勝る気がする。

Analog.manはMini Bi Comp。ROSSのコンプレッサーとオレンジ・スクイーザーの現代版を2in1にしたラグジュアリーな一品。

MXRのCustom ShopのCustom Comp。ダイナコンプより癖が無い。

Dan ArmstrongのOrange Squeezer。日本製の物。サスティンが心地良し。
写真の大きさが異なるのはご容赦下さいませね。漏れがあるかなぁ・・・・おっと未だ紹介していないものもあるな。まぁ、何れ・・・・するか、もw。
で、コンプレッサーです。
ギタリストで、積極的に使う人って多くは無いと思う。
こちらの本を見ても、絶対的台数が少ない。
積極的に使うのは、フュージョン系だったり、ローウェル・ジョージ好きだったり、高中先生好きだったり、限定的なのでしょうか。
僕もここ暫くは使っていませんでした。
「このペダルが僕のサウンドの生命線!」として、コンプを挙げるギタリスト、少ないかとも思います。
SP Compressor導入し、「あ、やっぱコンプって気持ち良い」と思った僕ですが、「コンプ使うと音が引っ込む」って避ける人も居ましょうし、「音の粒を揃える=下手を誤魔化す」のは勝ち負けで言えば負け、と避ける人も、まぁいらっしゃるでしょう。
そんなコンプレッサー、どうでしょう、敢えて積極的に導入してみては。
コンプレッサーの使用、それによる効果は
・ピッキングを均一にする
・サスティンを得る
の2点かと。
その効果故か、クリーン時、アルペジオの時なんかに積極的に使用推奨する紹介文多い様に思います。
それは勿論Yesなんですが・・・・
はい、Little Feet。いや、ビクシー違う、ジョジョの話じゃない。ナランチャのエアロスミスと戦ったりしないから黙ってて。
Little Feetのローウェル・ジョージ、ローウェル・ジョージと言えば、ダイナコンプ。
なんかですね、ローウェル・ジョージのギターって「パーカッシブな感じ」を僕は受けるんですが、こう言う「ファンク程パーカッシブじゃないけど、コンプで演出されたパーカッシブなギター」って、実は私の琴線に触れちゃう訳です、いやマジに。
と言いつつ、Little Feetで一番好きなのがこの曲だったりしますが・・・・パーカッシブなギターが前に出ている訳じゃないと言うw。
にしても・・・・なんていかしたジャケットなんだ。こう言う質感のジャケット、最近見ませんな。
最近ね、思う所あり、若き人気バンドに耳を傾ける様にしているのですが、何て言うんでしょう、ギターがね、同じ様な質感に思うんですよ。
なんかこう、「コードをザクッと刻む」んじゃない「パーカッシブなギター」な質感、あっていいんじゃないかと、ね。
ブルースを感じさせるギター、ロックを感じさせるギター、確かに、確かに。でもでも、パーカッシブなギター、おじさん聞きたいのですよ。それもこう、「ナイル・ロジャース風!」って程、ファンクな感じじゃない、そんなん。
流行り廃りは世の常で、前述したこちらの本にコンプが少ないのは、パーカッシブなギターが流行じゃない事の証明なのかも知れませぬが、弾く人がいない所の技術をちょいと持ち込むと、逆に個性的な気もするんです。
コンプレッサーを、
・ピッキングを均一にする
・サスティンを得る
の2点以外の視点でその使用方法を考えた際、パーカッシブなギターで使うって面も、あるんじゃないでしょうかね。
どうですか奥様、ちょいと試しては見ませんか?「そこ迄言うならお前やれ」ですと?無理です、そう言う曲が御座いませんし作れませんし作ったとしても歌いながらは弾けませんし歌わなくても弾けませんってうるさいわ。
パーカッシブなギターが消えた功罪がブルースにあるのかも知れないなと、ふと思った。
それにしても、時は残酷、だなぁ。
てか、マニ、解散後一番第一線で活躍していたのに・・・・老け過ぎじゃないか???