リーダー

リーダーです。

明けましておめでとう御座います。

今年もフジコ・オーバードライブを宜しくお願いします。

さて、2015年です。

皆様はどんな年越しで御座いましたでしょうか?

ここ数年、毎年父より「行く俺、来る俺」と言う父の自撮り写真付きメールが届く様になっており、今年も来ました。

別になんて事の無い父の写真なのですが、未だ意図分からず、又問い合わせる事もせず放置しております。

ただ、この手の「定点的写真」は中々に興味深く、過去と比較すると「ああ、太ったなぁ」とか「髪の毛少なくなったなぁ」とか、 まぁそんなん分かります。

フジコ・オーバードライブも今年で結成して10年。

結成時は20代後半だった最年少ビクシ君も、気付けば40の声が聞こえて来る年齢となりまして、自身では余り意識は無いものの、矢張り過去の写真と比較するとメンバー全員確実に年を取っており、歳月を自覚せずにはいられません。

ウィークエンド・バンドマン(ミュージシャンとは書けないw)、今年も加齢臭たっぷりで続きますので宜しくお願い申し上げます。

さて、年末年始は、北海道にあるワタクシの実家で過ごす事はせず、同じ関東にある家人の実家にて過ごす事を例年の常としている訳ですが、今年は諸事情で行かず、ゆっくりと過ごしております。

特にする事もないので、まぁのんびりテレビ見たりしている訳ですが、久々にじっくり見たテレビのつまらなさに愕然とした次第。

「テレビがつまらない」との意見は時々耳にしておりましたが、久々にじっくり見ると確かに絶望的につまらぬ。

その理由をつらつらと考えていると、それはもう内容では無く「スピード感の無さ」換言すれば「冗長さ」がつまらなくさせている様にも思う。

動画サイトなどで手軽に見たいものが見れる時代に於いて、冗長さと言うものはこれはもう耐え難いものであり、受動的に見る時代から能動的に見る時代への移行が間違い無く進んでいるかと思われる。

「簡潔さ」を意識した製作が求められる時代なのではなかろうかと。

年末年始に興味深く見たのは英国はBBC製作の「Top Gear」の総集編くらいか。車に興味が無いワタクシでも面白く見れたのは、矢張りそのスピード感に思う。

さて、そんな年末年始でありますが、来週誕生日を迎えるワタクシに家人が「好きに使いなさい」と2万円の軍資金を渡される。

そうなると当然「ま、楽器ですわな」となるワタクシ。丁度新春初売りの時期。加えて、家人が「ウルフ・オブ・ウォール・ストリート」(映画ね)をゆっくり見たいと言うので「では拙者は楽器屋に行って来るザマス」と相成った(マーティン・スコセッシの映画は見てて疲れるから嫌いなワタクシを慮っての配慮か?)。

2万円・・・・それは、買おうと思えばギターが買えて、ともすればシールド一本買えないお値段。

僕は、「バンドマン」と「ミュージシャン」の境界線の一つは「シールドに高いお金を出すか否か」があると思う。

バンドマン=一見して分かるブランドに拘る
ミュージシャン=サウンドに拘る

前者は、モンスター・ケーブルを一つの境界線にすると思うが如何か。

ま、それは兎も角、だ。

この慈悲の軍資金2万円、それに自費の軍資金を幾許か合わせて、3万円程度で何か買いたいなぁと思い先ずはデジマートをチェック。

今回探しているのは「ゲイン・ブースター」と「コーラス」。

未だ詳細書いていないのですが、VemuramのJan Rayを入手し、それをブーストするペダルに、トレブル・ブースターであるKeeleyのJava Boost、コーラスにBOSSのCE-2を使ったのだが、どうもサウンドが飽和して「ん?」と相成り、Jan Rayをブーストするペダル、若しくはJan Rayの後段に繋いで気持ち良いコーラスが欲しくなった次第。

余談であるが、MXRのEVH Phase90は凄く相性が良かった。ハイ寄りなペダルが合うのだろうか。

そんな訳で、向かうは御茶ノ水。

新春セールの喧騒を敢えて避ける為に午後からごゆるりと出発。

下倉楽器、谷口楽器は本日未だお休みだったのが残念。

今回はコーラスにフォーカスして探してみた。

と言うのも、ブースターは手持ちに幾つかあり、それを未だ試している最中故、今回はコーラスを探そうか、と。

狙っていたのは、先ずは、これ。



BOSSのCE-5。

低音、高音を操作出来るコーラスが欲しかったので。

その中でもアナログのそれを探していましたが(現在はデジタル)、残念ながら見付からず。

CH-1のアナログ回路のそれが7千円程であり、試し弾きしてみたがトーンをハイ寄りにしてもローにもそこそこのコーラスがかかっておりお見送り。

CH-1のアナログ時代のコーラスを弾き、そのCE-2の後期物との類似に驚く。

CE-2の後期物を購入するなら、僕なら断然CH-1のアナログ使用の物をお勧めする次第。

続いて試すは希臘はJAM PEDALSのコーラス「Waterfall」。



過去、コメントを頂いたYouthkingさんお勧めのペダル。

これはですね、良いコーラスです。CE-2と同じ値段出すならこちらの方が良いかも知れません。

あっさり目の銀ネジ時代のCE-2、その後の中域をグッと持ち上げたCE-2、そのどちらにも肉薄したサウンドが得られ、且つ、クリアー。

ハイファイなCE-2、が僕のイメージ。

これはもうちょっとで買う所でしたが、今回は「Jan Rayに合う冷たい感じのコーラス」が欲しいと思った故お見送り。

で、此処でふと、「手持ちのAnalog.manのコーラスで良いかな」と思うワタクシ。

「若しくは、WEEDがモディファイしたSmall Cloneかなぁ」と。

「揺れはえぐいがエコーはアッサリ」なコーラスが良いんだろうなと思っての事。 

うむむむむ、迷う。

何を迷っているかと言うと、両者共、「持っているけど使わない」のには理由がありまして、両方共「音圧がある局面では揺れをある程度出さないとアンサンブルに埋もれる」のがその理由。

単体で使う分には最高に気持ち良いのですが・・・・。

よし、今日は買わずに見るのみ、競馬で言う「見(ケン)」だな、と競馬をやらない癖に思ったワタクシ、つらつらと楽器屋さんを巡る。

新春セールの品物の多くは当たり前に売り切れていましたが、残っていた物の中では66年製のDuo Sonicが12万円はお安いとも思った。 

それより後年のMusicmasterⅡの方がお高いって事は、多分どこかに不具合があるんでしょうけど・・・・。

その他は、特に目ぼしい物は無し。

明日の方が気合入っているのかも知れないなぁ・・・・。

場所を秋葉原は池辺楽器リボレ秋葉原店に移すも結果は同じ。

帰宅し、再検討した結果、これが良いかもなぁと思ったのが、これ。

 

以前、旧バージョンを持っていたのですが、3段階の切り替えが出来る様になった仕様のこれは、イコライジングは無いもののミックス・レベルで調整可能かなと。

とは言え、それはCE-5で出来るんだよね・・・・。

やっぱのんびりCE-5のアナログ仕様を探すとしますか。

そんな訳で、相変わらずなワタクシをフジコ・オーバードライブ共々今年も宜しく。