リーダー

リーダーです。

以前紹介させて頂いたこちらのギター。

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フェンダー・ジャパンのストラトキャスターで御座います。

家では弾く機会が多いギター。なんだかんだでストラトキャスターってのは完成度の高い工業品に思います。

弦の交換をしようかなと、弦やメインテナンス・キッドを持ち出して来て「そう言えば・・・・」と。

こちら

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フェンダー・ジャパンのテレキャスター・カスタム。

ネックを交換してまして、オリジナルのネックが残ってましてね。

で、ふと「同じフェンダー・ジャパンで3点止めだからストラトにマウント出来るのかな」と思い立ちまして。

どう考えても、ストラトにマウントされているネックの方が良い加工なのですが、 ネックの違いによる音の違いを確かめたくもなり、「ではやってみましょうか」と。

若干のスケールの違いはありますが、サドルの可変幅で対応可能と判断、いざっ。

先ずは、各ネックをを外して、と。

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序にピックガードも外してみた。

あれ、誘電塗料なんか塗ったっけ?てか、アースは・・・・どこじゃ?あ、あった。

普段ピックガードに隠れている個所を清掃。ゴシゴシゴシゴシ・・・・。

使用したのは相変わらずの



Ken Smith。良い匂い。にしてもポリッシュを動画にされるなんて何と言うサービス精神。はい、勿論高評価をぽちっと!

このポリッシュ、本当に好きだ。汚れが綺麗に落ちるし良い匂いだし。

久々に見るアッセンブリー。

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コンデンサー、リアはバンブル・ビーに交換してましたが、それは他のギターに移植し(上記のTelecaster Customのフロントに)、現在はSANGAMO0.27μfをリアのハムバッカーに、ヴィンテージのセラミック・コンデンサー(こっちは0.05μf)をフロント、ミドルに(フロント、ミドルで1トーン、リアで1トーンの使用です)。

配線材は変えているが、ポットはオリジナル。ポットも交換した記憶あったんだが・・・・戻したんだっけ?何処をどう改造したか記憶があやふやw。

で、テレキャスターのネックを装着。

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うおおおお、格好悪くて・・・・何か良い!

写真下段はオリジナルのネック。

ネックは隙間無くぴったりと収まった。ボディはテレキャスターの方が薄いのか、或いは螺子が短かったのか、螺子を絞めて行くと結構な抵抗感がある。

フレットの汚れが結構あったので、こちらはコンパウンドで磨く。ピカピカで気持ち良い。

各パーツの緩み、特にネジ部の緩みをチェック。

ストラトのネックエンドは少し湾曲しているが、隙間は若干あるものの気に成らない。

弦を張ってみる。

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 ポールピースの上を弦が通り、弦落ちも無さそう。加工精度の高さは流石のフェンダー・ジャパン。

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Rの違いが若干あったので、サドルで弦高の調整。場合によってはシムを挟む必要があるかとも思ったが不要でした(マイクロティルトは使う気が余りなかったりして、と言うか、マイクロティルトはボディの穴と合っていない気がした。調整は不可でしょう)。

長年弦を張っていなかったテレキャスターのネックは若干の逆ゾリ状態。ここで慌てずレギュラーチューニングで1日放置。で、弦を張った翌日には直ってたw。これは経験則で大丈夫だろうなってレベルの逆ゾリだったので慌てず大人な俺(駄目だったら元のネックに戻せば良いやって言う余裕w)。

6弦、1.3mm、1弦1.1mm。ううむ、弾き易い、弾き易ぞぉ。数日後、若干の順ゾリ。はい、調整。


で、オクターブ・チューニング。実音が低い個所が多かった。

その後、各フレットのチューニングを確認。フレット音痴にはなっていない。デッドポイントも無い。うん、いけそうだわさ。

そうそう、若干ネック痩せの症状があり、マスキングして軽~くやすりで削りました。写真撮るの忘れたw。

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はい、完成。

しかしなんでしょう・・・・この、見た目w。すっかりキメラ。キメラキャスターと名付けましょう。何と言う違和感。

同様の使用は、ジミ・ヘンドリックスがライブで使用していた写真を見た記憶があります。トミー・ボーリン・モデルが池辺楽器で販売されていた記憶が・・・・いや、ごめんなさい、結構曖昧な記憶です。

で、弾いてみた感想。

音はですね、「変化がよく分からないです、元のストラトの音です」が、結果だろうと思ってましたが、結構違いました。

一言で言うと、軽い、明るいサウンドに寄りました。

明らかに違うのはロー。ローがタイトになったと思われます。

で、なんだろうね、なんか、弾いた際のバランスが、良い。倍音が適度に抑えられているからだろうか、纏まりのある音でした。

加えて、凄く嫌な言い回しなのですが、「あ、枯れた音だなぁ」と思いました。

何と言いますか、ディケイがですね、綺麗。悪く言えばサスティンが無いw。

僕は、ギターの過度なサスティンってのが好きじゃない。なんか、サウンドがごちゃっとしてて嫌なんです。ローズ指板の方が倍音が出る気がする。触り心地はローズ指板の方が好きですが、ソリッド・ギターではメイプルの方がサウンドは好み。ショートスケールならローズ指板が好み。

6弦全部を「じゃら~ん」と弾いた際、弦によってディケイって違うと思うのです。で、僕の中で「良いギター」の基準は、ディケイが綺麗である事(バランス良く各弦の音が減衰する事)、なのですが、それがありました。

かと言って、この辺は好みの問題でしょうから、一概にこれが良いって訳じゃ勿論ありません。只、明らかにコード弾いた時の感覚は良いです、はい。

弦の張力は少し緩くなったかな。かと言って、力んでグリップしてフラットしちゃうなんて事はない。普通に弾いてて違和感は、無し。

以前、「ストラトの音はイナーシャ・ブロックとネックで決まるんじゃないか?」と推測を書かせて頂きまして、で、「ネック変えたらどうなのよ?」と試したのですが、うん、やっぱ違うのですねぇ。ラージヘッドのネックとの交換だからかな。違いが分かり易い。

見た目の違和感は半端無いがw、コードをジャカジャカ弾くには、とても扱い易い気がする。

とは言え、「存在するもには合理的である」とすると、テレキャスターのネックにストラトのボディ、ってものが存在しないその理由は、サスティンやダークさを求めるならストラトを、軽快さ、明るさを求めるならテレキャスを、と、既に棲み分けされており、不要だからじゃないかなとw。 で、その中で、ローズ、メイプルの違いで差別化も出来ているし。

加えて、ストラトキャスター、テレキャスターにある、「暴れる感じ」が抑えられている分、「本家Fenderのサウンドに非ず」とも言える訳で。

「どっちにもそれなりに対応する」ってのは、ギターでは求められていない要素の様にも思う。 ギターを弾く楽しみの一つに、ギターのやんちゃな音を抑え込んで御付き合いするってのがあると思うのでw。

長々となって来たので纏めますと

「ネックの交換で音は変わる」
「今回は、纏まりのあるサウンドとなった」
「明るく、軽い感じの音になる」
「扱い易いと思う一方、ストラト、テレキャスの魅力である癖も抑えられるので一長一短」

んな感じかと。

そんな、ある意味では残念な結果になった今回ですが、個人的には気に入りました。うん、僕自身が残念なギタリストなんでってやかましいわ。

僕が気に入った理由は一つ「ロー・コード弾きに向いたストラトだから」。

家で弾くんだからこれはこれで良いかなと思いつつ不満箇所ありけり。

第一に、リアのハムバッカーにはカバーを被せたい。以前、ピックアップ・カバーが付いたハムバッカーをマウントしており、その為か、リア・ピックアップとピックガードの隙間が気になる。

第二に、ミドルのヴァンザントが気に入らなくて・・・・そう言えば、ヴァンザントって気に入った記憶が無いなw。

第三に、リアのDuncanのSH-2 JAZZが、もうちょい中域出るものにしたかったり・・・・。

メインで使用するギターでは無い故に、お金掛けて改造するのもなぁと逡巡中なワタクシ。

はてさて、どうしよか、ね。 

以上、全く役に立たないストラトキャスターの改造の巻、でした。

今後も色々弄ると思いますが、都度ご報告致します(何の為かは、不明w)。