リーダー

リーダーです。

お暑いですねぇ・・・・。

さて、メンバー各人の夏休みの関係でこの土曜日も練習。

いやぁ、熱心・・・・な訳では無いのだが、この暑さの中、重い機材を持って出掛けるんだからやっぱりバンドが好きなのでしょう。

本日は、こいつで出撃。

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はい、Gretsch6120DC、Nashvill、です。

グレッチの人気機種、6120~ナッシュビル、の中で、略無かった事にされがちなDCw。

別途詳細書きますが、こんな事、したんですよ。

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お分かりでしょうか・・・・?

写真上、フロント・ピックアップのね、螺子、ポールピースを外したんですよ。

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外したポールピース。長さは同一でした。

何をしたかと申しますと、ハムバッカーのフィルタートロンをシングルコイルにしたと言う・・・・。 

フロント・ピックアップのルーズな低音が邪魔に感じて、サウンドをタイトにしたいなとの思いから、フィルタートロンをシングルコイルにしちゃうと言う荒業w。

そう、
フィルタートロンをですね、ハイロートロンにしちゃいましょうとの趣旨です(勿論まんま=ではないですけど)。

結果はですね・・・・至極満足でしたw。

これ、僕の思い付きではなく、同郷、北海道出身のギタリスト、大江健人さんBlog記事を拝見して、真似させて頂いた次第です。

下記の動画は
ピックアップは改造前のモノか、タップされた後のモノかと思いますが、為念で貼り付け

 

ブラック・ファルコン!

良い音だなぁ・・・・僕にとって、グレッチの一つの理想の音です。

この改造、サウンドの違いについては別途書きます。うん、じっくり書きたいので、ね。 

で、練習。

「さ、今日も一通りGarageの曲やりましょう!」と、何故か知らないがテンションの高いビクシ君の何故か分からない提案。

従う我々・・・・何の苦行だこれ???

そして自作曲でコード間違える俺・・・・何の積りだ俺???

延々40分演奏。

ライブは大体1時間/年が最近の我々のペースですが、ライブで1時間やるのに比べりゃ楽な訳で、でも、ライブの時とテンションが違う訳で、且つ「録音の終わったばっかりじゃん」と言う事実が僕等のテンションを下げさせる。

なんかドラムのTakayuki君が「今日は好調なのにつっかえる(本人談)」と言う事態になり、「それって好調って言うのか?」との指摘を誰ともなくするが、明確な答えは返って来無い。

彼と邂逅する日はいつか来るのだろうか。。。 

ベースの大先生の新曲「惑星」に取り掛かる。

前回の反省を踏まえ、「余り決め過ぎないで行こう」と事前練習は敢えてせず、前回の練習の録音物を2~3度聞いたに留める。

基本的に、僕がイントロのリフを弾くのだが、ビクシ君がそれに合わせる様な感じでリフを弾き・・・・ってな感じからスタート。

「前回の方が良い」ベースの大先生即答。

じゃ、僕がバッキングに回るね、とビクシ君のリフ主体、リーダーさんバッキングでトライ。

「歌い難い」駄々を捏ねる思春期から30数年のベースの大先生。

「じゃ、僕のリフをビクシ君が弾いて、僕がバッキングでって感じにするか」でトライ。

「うん、こんな方向性で」やっとベースの大先生ご満足。

しかしながら、「自主的に僕のリフをパクるのは潔しとするが受動的に僕のリフを弾くのを潔しとしない」不思議な生態系のビクシ君が、違うリフを弾き始めゲシュタルト崩壊を招こうとするので、「あ、じゃあやっぱ僕がリフ弾くからビクシ君はなんかそれに合う感じで」でトライ。

・・・・最初に戻ったよお母さん。

その後、ビクシ君がギターシンセで色々とやり始め、ミュージックソーのサウンドがマッチし「あ、凄く良いんじゃないか?」となる。 

彼はインチキ臭い事をやらせると抜群に上手い。本領発揮。面目躍如(?)。 

うん、なんか方向性が見付かって来た。ま、自家中毒患者ビクシ君は、きっと次回は違う音で違うギター弾くだろうと誰もが分かって居るが今が幸せならそれで良い大人な我々。

続いて、暫くやっていなかった僕の新曲「悲しいギフト」にトライ。

余り煮詰めてサウンドが「重く」なるのが嫌なのと、前回の練習で「録音迄は試行錯誤期間」との割り切りから、淡々とやり始めるが、「ここ、こんな感じにしないか?」とのアイデアが出なかったので、僕から幾つか提案。

前回の練習で、「最初から余り曲を決定付けない方が良いのかな」と逡巡していたが、アイデアを提案して、それに触発されるのもあるだろうと思い直したりもした。

ううん、この辺の匙加減は、なんかこう、難しいですねぇ。

先日ね、前の会社の人と呑む機会があって、その際に「貴方は保守的で、システム化をしなかった」的な事を言われたのだが、「ああ、イメージだけで言ってるな」と、笑ってスルーした。

多分、その方は「よく分かって居ないけどそう感じたから」言っただけで、具体的にどう保守的なのか、どうシステム化出来ていなかったか、は分かって居ないと会話から判断し、敢えてスルー(意地悪で「ん?どの辺がNGなのか具体的に教えて下さい」と聞こうかと思ったが止めて置いたのは内緒だ)。

その時にふと、「そう言うイメージは何処から来るんだろう?」と考えて、「あ、早期事態収拾を目指す行為って保守的に見えるのかな」と思った。

つまりですね、トライ&エラーをした上で最初に戻る、はありなのですが、それをせず、「やっても無駄じゃないか・・・・?」との想定でトライ&エラーをしないのが僕、なのかも知れぬ、と思った次第。

それをしないと「納得感が無いままする」事を周囲に強いてしまうのかなぁと反省。

この辺は、せっかちな性格が災い(?)しているのだろうなぁ、うん。 そして多分、それをすると「お?」ってな発見があったかも知れないだろうに、それを放棄してきたんだろうなぁと反省も、した。錬金術は上手く行かなかったが、その過程で硫酸等が発見された・・・・ってな面白味が、僕には無かったのだろう。

44歳、未だ未だ未熟なワタクシで御座います、はい。 

練習後、飲み会。

先週3時間、今週4時間。計7時間。

練習時間は6時間。

総トータル13時間連中と一緒に居たってのは、ちょっとした肉体関係より濃い仲なんじゃないかと思うとちょっと気持ち悪い・・・・。