そうかそうか、Sherlock3は本日5/24(土)午後9時からか、うむ、待ってたぞ。
あ、リーダーです。
ここ数日の、雨上りの天気が心地良くて心地良くて。
凛とした空気がなんともたまりません。
先日、目を覚ませば起床時間の30分前。
スッキリと目覚めた為、「あ、もう会社行っちゃおうかな」と思い飛び起き出社。
前日の雨が路面に残る朝は何とも気持ち良いものでした。
早朝の街が好きな僕ですが、嫌いなものもそりゃあ沢山あります。
挙げれば限が無いのですが、その一つに「シングル・コイルのギターをクリーンでロー・コードを弾いた音」 ってのがありましてね。
すべからず駄目って訳じゃなく、解放弦が暴れたサウンドが駄目なのです。
僕は、ロック系をギターを弾くのですが、その割にクリーン・トーンは多用する方です。ロー・コードも弾きます。
でも、解放弦の暴れ具合を抑えるべく、幾つか実践している事は御座います。
一例が、V-Pickを使う事。
その厚さの為か、適度なコンプレッションとエッジを丸める効果があり重宝している。
他、ペダルを使用する事もあり、録音時はコンプレッサーなんかも使う。
コンプレッサーのパキッとしたサウンドが気に入らない時は、歪まないオーバードライブ(こう書くと何か変ですねw)、ゲインを絞って歪まない状態で使う事が多くあります。
コンプレッション感を狙うのではなく、ゲインを下げ、トーンをちょいと絞って弾くと、心地良い歪みペダルがある。
KlonのCentaurなんかが、大好きです。
ですが、Centaurは重くて練習に持って行くのは面倒。
Centaurのコピー品であるTBCFXのPRODRIVEは、ゲインを絞っても若干歪む。クリーンには合わない。
Centaurにサウンドが似ているWalrus AudioのVoyagerをゲイン・ブースターに使用しているますが、ON-OFFでの音量差が難点で、「ロー・コードをジャカジャカ弾く」にはちょいと向かない。
で、これですよ奥様。
はい、Electro HarmonixのSoul Foodで御座います。
上記リンク先に紹介があります通り、エレハモによるKlonのコピー。
入手困難(お値段も含んだ意味でね)なKlonのCentaur、その後継機種のKTR。入手困難故そのコピー品は数多く出回っております。
しかしながら、大手メーカーが堂々と「殿、コピー品で御座るっ」ってのはなんともまぁ、ねぇ・・・・マイク・マシューズは「有吉反省会」出たいのかなw。
「マイク・マシューズです。大手メーカーでありながら、堂々と他者コピー品を作った事を反省しに参りました」とか言っちゃってさ、絶対見るぞw。
コピー品に関してはネガティブな印象を持つ僕ですが、 これは許せる。
本家(?)が入手困難な事、そのお値段設定(アダプター付きで1万円程度、米国では$70程)に好感が持てます。
この値段なら、モディファイ品出るだろうな・・・・、ま、買わないだろうけど・・・・まちょっとは覚悟はしておけw。
バッファの有無の選択が可能。
説明書に「出荷時はバッファを通した設定です」と書いてありましたが、True Bypassの設定になっておりました(おい)。流石のエレハモ!BOSSでは考えられないクオリティ!
サウンドは、ですね、ま、動画をば。
はい、こちらのBlogでお馴染み、Pro Guitar Shop.com!
ノブはCentaurと同じくVol、Drive、Treble。
Trebleはセンターでハイミッド寄りでした。絞ると低域が強調される・・・・と言う事も無く、相対的に低域が目立つ感じ。Driveを絞ると略歪みません。この辺はCentaurに通じる。ロー・ゲインなオーバードライブです。
動画の前半でTelecasterを弾いてますが(ポジションはフロントかな)、耳に痛い感じは無いですね。中盤のLes PaulとリアではちょいTrebleを上げてます。ハムバッカーですが抜けは良いですねぇ。
Centaurのサウンドの特徴を言葉で表すのは非常に難しいです。Centaurに限らずですが、Centaurは特に難しいです。
シンコーミュージックさん刊の「THE EFFECTOR BOOK Vol.12」、オーバードライブ特集に依りますと、
「ハイカットされたドライ信号、ダイオード・クリッパー経由の歪み、ドンシャリ系フィルターを通過させた3種の音のブレンドで、この3つの音を最後にオペアンプのオーバーロードを加え左右非対称の歪みを加える」
のがCentaurなんだだそうだ。うん、僕にはよく分からないw。
私見ですが、「非常に汎用性の高いペダル」に思えます。
クリーン・ブースターとして、歪みペダルとして、果たしてどんなサウンドかを一概に述べるのは難しいです。
Trebleの設定次第で、様々な顔があるんです。
絞れば、甘く太く、上げれば、耳に痛くない程度のエッジが立ったサウンドで、ね。一概に言い難い。
で、Soul Foodですが、そのTrebleの設定、素晴らしいです。
「やけに線が細いアンプだな」って場合にはTrebleを絞って、その逆で「もうちょっと抜けが欲しい」なんて場合にはTrebleを上げて、等と、Trebleの設定次第である程度満足行くサウンドが得られる。自身のアンプを使わないギタリストの「アンプの補正」に使えるペダルに思います。
で、KlonのCntaurにどれだけ肉薄しているか・・・・ですが、正直どうでも良いんじゃないでしょうかw。
と言うのはですね、このお値段でこのクオリティのサウンドはCentaur云々抜きにして素晴らしいと思うのです。
正直に言いますと、「キラキラした倍音」はCentaurに適いません、が、その抑えられた感じは、換言すれば「前に出過ぎない」と言え、「Centaurより使い易いな」と感じるギタリストも居る様に思えます。僕なんかはその口です。優越付けるのはナンセンスにも思えます。
上記の通り、汎用性が高いペダルですので、その設定次第で、「うん、Centaurに勝るとも及ばず!」との意見も「う~ん、やっぱ値段相応かな」と思われる人も居ると思います。
が、ちょいと着眼点を変えて「アンプを補正するペダル」として、物凄く優秀に思うのです。
Centaur云々、じゃなく、一度お試し頂きたいペダルです。ネット検索で「な~んだ、Centaurに及ばないのかぁ」と言う 印象で興味を無くさず、「あ、これでこの値段か、色々使えそうだな」と思えるペダルに思えます。
・・・・なんかエレハモの回し者みたいだなw。
僕はですね、これ、歪みペダルのゲイン・ブースターに使用しようと思います。
これとの相性が抜群でした。
LOVEPEDALのKalamazooです。
トーンは12時、Glassは絞って、Soul Foodのトーンをチョイ上げ気味にしてブーストすると、なんとも気持ちいサウンド。いやもう、問答無用で良いんですよ。
ちょいとエッジの立ったハイミッドをSoul Foodで出し、上記Kalamazooの紹介でも書いておりますが、Centaurとの相性が宜しくて。
以上です。
ネットで色々と書かれる事が多いCentaur。その伝説云々抜きにしてこのSoul Food、一度お試し下さい。損は無いサウンドを出してくれるかと思います、はい。