リーダー

リーダーです。

土曜日は練習でした。

最近すっかりTakayuki君が自身のBlogで練習Blogの更新しなくなったので数えてみれば208回目。

メンバー全員揃うのは1か月ぶり。

練習前に、Naked Guitar Worksに寄り、改造を依頼していたMusicmasterⅡを取りに行く(これについては別途書きます)。

Gretschで出撃しようかと思って居たが、折角改造したんでどうしても本日使いたくなった次第。間に合って良かった。

寒空の下の渋谷はそこそこの賑わい。

楽器持った若人が多く、オジサン嬉しくなってしまふ。

僕はもう、「新しい音楽」とか「グッとくる音楽」の創造は無理だから、是非とも若人には頑張って貰いたいのだ。

で、オジサンをワクワクさせて欲しいのだ。音楽でワクワクしてないから、ついついエフェクターなんかを、ね、買っちゃう訳だ(大嘘です)。

音楽じゃあ食えない時代になって久しいが、そんな時代だからこそ、それに賭ける若人はついつい応援してしまう44歳、どうも改めましてリーダーです。

練習前、2件程楽器屋さんを散策。

Keeleyのコーラスの新製品に若干惹かれるも試さず。音量調整出来るモジュレーション・ペダルは、取り敢えず避ける俺が居る。

結局ね、Analog.manのコーラスがどれだけ素晴らしかろうが、Arionのコーラスのモディファイ品に目移りしようが、BOSSのCE-2、銀ネジ直後の初期型以上のコーラスは無いってのが僕の結論であり僕の基準であるのだ。次点でDC-2なのだ。

それに気付いた今、中々コーラス・ペダルに食指が伸びない・・・・。

んで、練習。

次回作「ガールフレンド(仮)」もとい次回作のCD「Garage(仮)」の楽曲を、本日も粛々と。

既に1年以上演奏している曲、ここ最近できて取り組み始めたばかりの曲、殆ど取り組んでいない曲、新旧様々な楽曲を順々熟して行く。

課題となっているのは3曲。

ビクシ君の新曲「バグハウス」は「サビの息継ぎが上手く行きません」と未だ迷える子羊と化すビクシ君に「じゃあ、こんな感じのコーラス入れて、一部他のメンバーが歌うってのは?」と提案すれば、「恥ずかし過ぎて嫌です」とのまさかの回答。

・・・恥ずかしいの、好きじゃないですか貴方。。。

取り敢えずは持越しとなったが、サビのメロディは秀逸なので、変えずに頑張って歌って欲しい所だ。

ベースの大先生が「こう言う中二病的な歌詞ってそろそろ限界か?」とビクシ君に聞いていたが、ベースの大先生の「会社行きたくないよう」な歌詞も、結構拡大再生産の一途を辿っている様にも思えたのだが黙っていたのは公然の内緒である(尚、僕に至っては、歌詞に意味が全く無い状況である)。

ベースの大先生の新曲「誰がために鐘は鳴る」(ヘミングウェイは関係ないですよ、目覚まし時計の事ですよ、多分w)は、何度か書いているが、非常に抑揚の無い楽曲で、ここ数回、前回の練習では実に1時間半も粘ったがなんとも纏まらず。

事前練習でも「あ~、これ、俺、無理。ビクシ君に任せてコードだけ弾いていよう」とすっかり諦めモードでしたが、ふと試してみたリフが良い感じで、それを中心に纏めて行く。

時々、こう言う「楽曲を決定付けるリフ」を思い付くのだが、それが幾らでも出て来るほどの才能は、言うまでも無いが僕には無い。

でもねぇ、突然降って沸いた訳では無く、ここ数回のしつこい練習が、まぁ実を結んだのでしょう。万有引力を思い付いた理由を問われたニュートンの回答を捩って言えば「考え続けたから」ではないかと。

凄く格好良く纏まりそうで一安心。いや、結構格好良いと思うんだ、あの曲。

うん、分かり難いかもだが「自画自賛」である。さぁ、褒めてくれ。

ドラムのTakayuki君は今後キメをどうするかを、考え、且つ練習せねばならぬ状況下にあると思うが、それを見据えたかの様な実に頼もしい事を自身のBlogで書いているので、まぁ、何とかしてくれるだろう(こうなる事をそうていしていた・・・のかw)。

僕の新曲「以前は永遠を信じていたが今は定かじゃない」(なんとも青臭く長いタイトルで申し訳ない)は、何故か毎回時間切れになり且つメンバーもノー・プランで来るので、時間が無かった事もあり久々に強権発動であれこれ指示を出す。

「いつもと同じ様な感じになったねぇ」と誰かが言っていたが(実際そうだが)、いつもと同じ様な感じでありながら差別化するのが演奏者に求められる事に思うのだがどうだろうか。

練習後の飲み会は、家人の生誕日とあり食事の約束があったので参加せず。

うん、今日の酒の肴は間違いなく、俺だろうなw。

前のBlogでビクシ君がこんな事を書いているが、やっぱ彼のギターが無いとバンドの音は大変に寂しい。

今日は音量控え目だったが、もうちょっと出した方が良かったんじゃないかと思いながら家路を急いだ、44歳の弥生の初日。