リーダー

リーダーです。

先の土曜日は練習でした。

と言うか、その前日の金曜日は、会社(正確に言うとちょっと違うのだが割愛)有志のバンドの練習もあり連日のバンド練習。

会社バンドは、とある場で余興でやる為に集ったコピー・バンドで、披露する曲のコピーを一人シコシコしつつ、フジコちゃんの曲の事前自己練習もあり、社会人ですから仕事もあったりでバタバタ・・・流石に疲れました。

無理出来るうちに無理しよう、がモットーのワタクシですが、無理が出来なくなって来たようですw。

僕はコピー・バンドは略経験が無く、バンドでも「じゃ、ライブで1曲カバーやるか」と言う事がある程度で、結果、人より耳コピに時間が掛る訳でして。

加えて、音楽に興味を持ち始めた時期が、丁度L.A Metal全盛期で、そのサウンドやスタイルに興味が無かった為、所謂「速弾き」にも興味が無く全くスルーし、バンドを始めた当時は英国インディーズなんかを積極的に聞いていたもんですから、「会社の余興」等で披露するのに選択される楽曲のコピーもやった事無し。

流石にねぇ、会社の余興でジョイ・ディビジョンやらフォールやらジザメリ、出来ないじゃないですか・・・・。







そんな僕がコピーやるってんで、ここ数日、帰宅後コピーしてたんですが、なんですな、僕にはコピーは向きませんです&出来ませんです。

何て言うんでしょう・・・なんかね、「コピー」って、言ってみれば「ミュージシャン体質」な人がやるものだと思うのですよ。「楽器を演奏するだけで楽しい」みたいな。

僕がオリジナル楽曲を演るバンドに所属しているのは、なんかねぇ、格好良く言えば「バンドで、メンバーで作り上げるのが好き」なんですね、「ミュージシャンをコピーする」のではなく。

どっちが良いとか悪いとかの話では無く、僕の好みって事です。「コピー」では無く「カバー」は好きだったりします。楽曲を忠実に再現するんじゃなく、気心知れた面々で勝手解釈でやっちゃうカバー・・・これは、楽しい。

で、上記の通り、僕はミュージシャン体質は持ち合わせていない上に、自分の手癖に無いフレーズを弾かなきゃならん訳で、まあ疲れるったら無い。

有志の皆さんに助けられ、なんとかこんとか付いて行くのに精一杯で御座いました。てか、俺、出る必要ないんじゃないか・・・・w?

おっと、fujico overdriveのBlogだってのに会社バンドの事書き過ぎだw、閑話休題。

そんな会社バンドの翌日が、お気楽週末バンドフジコ・オーバードライブ。う~ん、お気楽いとよろし。

事前に楽器屋さん寄りました。

ここでねぇ、ちょっと「う~ん」な事、有ったんですよ。

僕の所有するGretsch6120DCのバックパッド、これがね、ボロボロになったんで交換しようと前回練習時に楽器屋さんに寄って注文し、届いた旨連絡来たから立ち寄ったらさ、無かったんですよ、えぇ。

で、やれバックパッドは2種類あるとか、やれ業者が確認せず間違って持って来たので再発注していたとか、やれNAMM SHOW準備で担当者の対応が遅れてとか・・・・。

そうじゃないでしょう、そうじゃ・・・・。

先ず言うべきはねえ、「手違いがありましたごめんなさい」じゃないかと思うのですよ。

届いたとの連絡を受け、取りに行く旨伝えた注文者(=僕)に、上記の状況をちゃんと電話して伝えていなかった事、それに対するごめんなさいが有って然るべきかと思うのだが・・・全く無かった。

お若い店員さんでしたが、私の方が社会生活長いので言わせて頂くと、「言い訳よりまず謝罪」しないと、信用を失う事間違いないです。自分が損します。

此処で噛み付いたら只の下品なオッサンになりそうだったので、届いたら連絡下さいと伝えて店を出ました。

いえね、ほら、クレーマーとか、いるじゃないですか。

僕は、クレーマーって品性下劣の極みと思ってまして、お店の対応が「う~ん」でも文句は言わない様にしているのですが、その理由はですね、

・頭が良いなと思う人、仕事が出来る人、は無駄な言い争いや嫌味を言う事に時間を使うなんて無駄をしないと気付き反省した為
・サービスを求め過ぎる客が客観的に見て下品で嫌い

の、2点。

ただねぇ、朝ドラ「ごちそうさん」の台詞ではないが、「その裏に良心が有って欲しい」とは思うんですよ、はい。

てな訳で、練習。うん、前振りが長過ぎだ。

本日も、これで出陣。

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うん、Gretsch6120DC。

で、以前書きましたが、これに合う歪みペダルって事で、Analog.manの「Prince of Tone」を使用(リア・ピックアップで)。

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結果は、うん、まぁ満足。

購入して数年、やっとGretschで「あ、これで良いか」って音が作れたと思います。

と言う訳で・・・次回からTelecasterに戻します(多分)w。

練習は粛々と。

次回作「Garage」用に作った曲、昨年より演っている7曲に加え、僕、ベースの大先生、ビクシ君がそれぞれ作った3曲をうんうん唸りながら煮詰めて行く。

ビクシ君の「バグハウス」は、所謂ロケンローな感じなので「うぉりゃああああ」と演奏すればそれっぽくなるのですが、年齢的に「うぉりゃああああ」となり切れない&持続しない俺が居る。

やっぱロックとフィギュア・スケートは若いに限る。トリプルアクセル?無理無理。精々まさかの無回転ジャンプが精一杯。年齢制限あっても良いかも知れない・・・・ストーンズって都市伝説にしか思えないのは俺だけか。

ベースの大先生の「誰がために鐘は鳴る」は、ともすれば一本調子になりがちな楽曲で、その手の曲に(も)引き出しが無いワタクシは右往左往。

この曲は、時間掛りそうだよなぁ・・・未だ出口見えずな僕。どうしようかなぁ。

こう言う時にね、ああ、コピー・バンドやっとけば良かったのかなあと反省する事、ある。

要するにですね、パクれる材料が無い引き出しが無いのですね、私のギターに。

どれ、さぞかしビクシ君もお困りであろうと声を掛けると、やけにロケンローなリフ弾いて「こんな感じでやりましょう」とのご提案。

うむ、流石。

引き出しの無さでは僕とドッコイな彼だが、曲に合わせてギターを弾くのではなく己のギターに合わせて編曲しましょうとのご提案を堂々とされる様は潔いを通り越し神々しい。

感心はするも認める訳にも行かないので、トイレに呼び出しボディに2~3発入れ黙らせたが、「その手があったか」と心の中で膝を打っていたのは内緒にしておこうと思う。

僕の楽曲は、「まぁ無難に纏めましょう」で一致。

と言うのはですね、流石に10年もやっておりますと、なんかちょっと毛色が違う事やりたくなったりするものですが、僕は変化をしない事も又、美しいと思うのですよ。

以下に代表例を。



ジョーイとジョニーはもうずーっと仲違いしていたそうだが、それでもこの路線から一切ぶれないってのも又、格好良いじゃないかと思う。

練習後、飲み会。

主な話題は「マー君の給料あったらどうするか」

・昔買って捨ててしまったお気に入りのエロ本を金に任せて探し出す
・体育館を買って宿直室に住む
・ゲーセンを買う
・物を入れる部屋を買う
・アマチュアバンドの癖にどえらく金が掛ったプロモを作る

・・・まぁ、僕等にお金が有っても意味が無い事が分かった飲み会でした。

そう言えば、土曜日は矢鱈楽器持った人が目に付いたなあ。

老若男女問わず、沢山いた。

音楽をやる人口が増えたのかなあ・・・だとしたら、とても楽しみ。

僕をワクワクさせてくれるバンドの出現を心待ちにしております。

そう言えば、僕等の前に練習スタジオに入っていたのが可愛くてお若い、女子高生~女子大生と思しき集団だったのですが、スタジオの黒板に書いてあったバンドの楽曲と思われるタイトルがね、

・穴兄弟
・SM
・FBI

・・・彼女達の将来が楽しみでならぬ。