リーダー

リーダーでおます。

はい、どどんっと。

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前回の練習で久々に持ち出したGretschは6120DC。

クリーン・トーンは大変に気に入っているのですが(アコギ感覚でジャカジャカやるには素晴らしいと思います)、歪ませるとどうにも気持ち良くない。

うーん、どうしようと言う事で手持ちペダルをとっかえひっかえ試行錯誤。

・・・うん、不人気種のギターのネタを大々的に引っ張る、いよいよ需要は無いのに供給を続けるこのBlogに存在意義を見付けるのは難しいのだが、まぁ続けよう泣いてませんから。

前提として、「トーンはOFF」、「ピックアップはセンター」を基準として音作りしました。

結果・・・


母さん、やっぱ僕、これで気持ち良く歪ませられないよ・・・・。


と言うのはね、独特の箱鳴り感がどうにも邪魔になっちゃって、ぶわぶわしちゃうんですよ、ええ。

かと言って、トーンを上げたりトレブル・ブースター使ったりだとOFFにした時の音、つまりはクリーンが何か気持ち良くない。

いいよいいよ泣いてやる!と不貞寝しようかと思ってハタと気付いた。


「歪みの音を先に作ってからクリーンを作ったらどうだろう」


意味分かりませんよね?はい、需要は無いけど説明しましょう。

今までのワタクシ、音作りと言えば先ず気持ちの良いクリーンを作り、それをどう歪ませるか、を基本にしちょりました。

では無くて、先ず気持ち良いと感じる歪んだサウンドを作り、歪みペダルをOFFにした時に気持ち良いクリーンが出れば良いじゃないかと。

「・・・説明聞いても意味分からない」と思われるかと思いますが、これって結構違うと思うのですよ。炒めながら醤油を和えるか後からかけるか、の違いです(これ以上の説明はどツボに嵌りそうなので止めときます)。

で、動画サイトを見まくった訳です。

う~ん、テネシアンだと良い歪みサウンドだなぁ・・・ハイロートロンは歪んだ音が良いなあ・・・とか脱線しつつ気付いたのが、Gretschを歪ませて良い音出している人って、一様にリア・ピックアップ使ってるのね。

エッジが効いた音の方が、歪ませた時に綺麗に分離するんでしょうねぇ・・・まぁ、パワー・コードやソロの時には太い音の方がビシッと決まりますが、僕の様にロー・コード歪ませる不埒な輩は余り居ないのでしょう。

で、リア・ピックアップを選択し、色々と試して「うん、これかなぁ」となったのが、このペダル。

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はい、Analog.manのPrince Of Tone。誰かのギターに似た色だが、奥床しく感じるのは何故だ?

これ、以前紹介しております(http://fujicooverdrive.doorblog.jp/archives/51888876.html)。

色々と試しましたが、これが一番良い感じでした。すっきりと、甘く歪んでくれる。

で、これをOFFにした時のクリーン・・・う~ん、悪くは無いけど、もう少しこう、前に出ない感じで・・・・。

と、選んだのが、これ。

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過去の記事で使用した写真故、サイズの違いが・・・ごめんなさい。

はい、Analog.manのコンプレッサー、Mini Bi Compです。

これも過去に書いております(http://fujicooverdrive.doorblog.jp/archives/51903402.html)。

コンプレッサーって、バンドで使うと抜けが悪くなると言いますか、アタック音を出すとエッジが立ち過ぎるが、控え目にすると音を引っ込ませるのに良いかなと。

Prince Of Toneと併用する際は、Prince Of Toneのトーンを真ん中より上げ気味にしておけば、コンプレッションによる抜けの悪さを改善してくれ、気にならない。

僕のGretschは0フレットが付いており、解放弦が暴れなく、コンプレッションがある気がします。そのコンプレッションが心地良い。

「クリーン・トーンにはコンプレッサー」と言うのは、結局は「クリーン・トーンを弾く→ロー・コードを弾く事が多い→解放弦を暴れさせない為」って意味合いもあるのではないかなと。

録音時、最初から最後までクリーンを弾く際、僕がよくやるのは「ギターのトーンを絞ってアンプのトレブルを上げる」と言うセッティングです(コンプレッサーのサスティンは絞り気味にします)。

そうすると、シャリシャリ感が無くなって良い。アコギをジャカジャカやるのとは違った、面白いロー・コードのバッキングが出来たりします。

でも、その音って、いざ歪ませるとぶわっとした感じと言いますか、「抜けが悪いのに五月蠅い」って言う、なんだかなぁな音になっちゃう気が致します。

それを何とかしようって視点で歪みペダルを選択する事で、選んでみたのが今回。

さぁ、バンドでやったらどうなるんでしょう・・・・結果は後日。

と、まぁ一人試行錯誤をする訳ですが、本当はバンド全体でやらないと、実はあんまり意味が無いものなのだろうなとは分かっても居る。

ベースの大先生は時々矢鱈低音を出す時があるし、ビクシ君は何故かピエゾ使うと矢鱈音がでかくリード・バッキングと化していたりするし。

そんな中、一人試行錯誤を繰り返すワタクシ。その割に、一番周囲があーせぇこーせぇと五月蠅かったり。







































泣いてません。