リーダー

リーダーです。

最近メンバーが全く記事を書かないので僕だけが連発してます(そろそろ漫画が読みたいなぁ>ビクシ君)。

暇を見付けて書き溜めているものもありますが、本日は入手ホヤホヤの代物。

IMGP1004

はい、Fujiyama ElectricのModern Fuzzです。

有名なペダルとは言い難いですよね、うん。

HPはこちら。

http://www.fujiyamaelectric.com/?page_id=74

ドラムのTakayuki君がお仕事で訪れた先様で見掛けたとかで、僕に紹介してくれましてね。

で、こりゃあ面白そうだと購入。

Fuzz Faceを基調としたFuzzだそうです。

サウンドのみならず、塗装にも拘りがある様で、不思議な質感。舐めたらほんのり海の味・・・・するか馬鹿野郎!

で、ですね、このFUZZですが・・・・

僕がFUZZに求めていたものが全て入っている

と言い切ります。

バンドで試してませんので、MXRのFuzz Faceの時みたいに、「家では・・・・良かったんだよ!」となるかも知れませんが、もう一度言います。

僕がFUZZに求めていたものが全て入っている

はい、大事な事だから先生二回言いました。

一概にFUZZと言っても、僕の経験では大きく3つに分類されてまして

・FUZZ FACE系~サスティンは長くなく、ジリジリした質感
・BIG MUFF系~馬鹿じゃないのって位の音圧と音量とサスティン
・FUZZ FACTRY系~馬鹿じゃないのって位の音量と発信

このModern FuzzはFuzz Face系に分類されるかと。

僕がFUZZに求めるのは、ジリジリした質感。

で、それって所謂Fuzz Faceの音かと思うのですが、実際使ってみると使い難いったらない。

その理由は、バンドで使うと抜けが悪かったり、コード感が無くなったりで・・・・。

Fuzz Faceを製作していたDallas Arbiterに在籍していたビルダー、Denis Cornell氏が、シンコー・ミュージック刊の「THE FUZZ BOOK」に於いて、自身はアンプで歪ませてFUZZはゲインを絞ってボリュームを操作して・・・なんて事を申されていて、「あ、そっか、ソロとかのニュアンス出すのがFUZZなのか」等と勝手に納得していましたが、Modern Fuzz、侮れません。汎用性高いです。

Fuzz Faceって、ハイが細くなる傾向があるがそれもなく、且つ、過剰な低音も無い。

過剰な低音、これが何気に厄介で、「抜けが悪いけど音圧があり、バンド・アンサンブルを乱す」と僕は思ってて、それもね、良いニュアンスに纏まっている。

コード弾いてもしっかりとコード感があり、ボリューム次第ではすっとクリーンにもなる。

DISTノブを絞り切れば太いクリーンが飛び出し心地良いし、振り切っても潰れず質感はしっかり残る。

うん、これって、凄いじゃない。

Fuzz Faceの音が好きなのに、どうしても使いこなせず、そんな中出合った「扱い易いFuzz Face」って事で、少々興奮気味に書いているかもですが、うん、気に入りましたよこれ凄くはい。

「扱い易いFuzz Face」を謳い文句にしているペダルを時々見かけますが、扱い易さはFuzz Faceの質感も無くしているみたいで中々納得出来なかったのですが、これは扱い易く、Fuzz Faceの質感がちゃんとある。

しっかりと丁寧な造りなのにお安めな設定。パーツから考えると破格と言っても良いんじゃないでしょうか。

購入意思をメールで伝え、何度かやり取りさせて頂いたんですが、誠実なご対応でした。

中々お目に掛れるペダルじゃありませんが、Fuzz Face系のFUZZをお探しなら、選択肢に是非入れてみて下さい。

これはバッファ付きなのですが、バッファ無しのCkassic Fuzzってのもあるそうです。

で、これね、前段にこれ、繋げると気持ち良いんです。

IMGP0998

先般紹介させて頂いたTBCFXさんのPRODRIVE。

密度の濃い中域を持つPRODRIVEと太いModern Fuzz、相性良し。Centaurより良い相性でした。

何れかを単体で使用して良し、併用して良し。

次回練習ではこの組み合わせ、試してみようと思います。