リーダー

リーダーです。

今更ですが、こんなギター使ってます。

IMGP0896

以前紹介させて頂いたので詳細は書きませんが、Telecaster60周年記念「Telebration」シリーズの桐のTelecasterです。Fender USAですが高いものじゃありません。下手すりゃFender Japanの上位機種の方が高いw。

あちこち改造してますが、まぁその紹介も過去にしてますので、それはそれで。

今日、何を書きたいかと言いますとですね、「何故僕はTelecasterを弾いているのか」を書きたく。

「阿呆かお前は、お前が好んで弾いているだけじゃなねぇか」と言われましたら「いや、ご尤も」としか言い様がありません。そりゃあそうでしょう。

しかしですね、思う訳です、「Telecasterってメジャーなギターだけど、決して汎用性が高いギターじゃないよな」と。

なのに何故、喜んで弾いてるんだっけ・・・と、我ながら思うんですわ。

ギターには、それはもう多種多様なシェイプ、メーカーがある訳ですが、所謂「定番」って

・Stratocaster
・Telecaster
・Les Paul
・ES-335

この4つに思います。

「何を言うかPRSが・・・」「馬鹿野郎、SGこそ・・・」とかね、色々なご意見分かります。

でもね、「そのギター単体に絞った専門書の数は如何程あるのでしょう?」と問われたら如何でしょう?

例えば、Stratocasterでしたら、それに特化した本を僕は5冊持ってます。Les Paulは、僕の選択肢に挙がるギターではありませんが、それでも2冊持ってます。

何が言いたいかと言いますとね、「ムック本の出版数=定番」と、僕は言えると思うのですよ。

SGのみに特化した専門書を5冊用意しろ、と言われたら、僕には出来ません。

で、Telecaster。

Telecasterの本は、Stratocasterを超えるそれを有しています。楽器のムック本が好きなので、見付けたら(持っていないメーカーの物でも)ついつい買っちゃうのですが、そんな僕の楽器関連の本の中でも多い方。これは「メジャーなギター」と言って良いのかなと。

「定番だから良いギターだ」と言う積りはありません。確かに「存在するものは合理的である」との言葉を引用すると、そう言えるとも思いますが・・・。

本日、僕が言いたいのはですね、「ね、Telecasterって定番でしょ?」じゃなくてですね、寧ろ逆で

「Telecasterってなんでこんなにメジャーなの?」

ですの。

過去、何本かTelecasterを弾いてきました。勿論ヴィンテージ品等は憧れて眺めるだけで触った事も舐めた事も(?)ありません。

でもですね、言わせて頂きますと・・・

「Telecasterって定番になる程のギターなんだろうか?」

って思う訳ですよ、ええ。

Stratocaster程の汎用性は無い。Les Paul程ハードじゃない。でも、同じ位の人気がある。「Telecasterにか出せない音があるから」は、確かにその通りだろうけど、それはTelecasterに限った話では、ない。

Telecasterを弾いている身であるが、これは不思議で仕方無い。

「メジャーなミュージシャンが使っているからじゃ?」とのご意見に対しては「いや、それならRickenbackerだって・・・Epiphone Casinoだって・・・」とか思っちゃったり・・・。

僕がこのTelecasterを弾いている最大の理由は「軽いから」なんです。年取って重いギターがしんどいなぁって時にこのギターに出合いまして。

桐のボディって事で2.8キロしかありません。兄に貸しているFreedom Guitar ResearchのBrown Papper並みに軽い。

最初は「軽いからこれでいーや」程度でしたが、今は「やっぱTelecasterは良いなあ」と思ってまして、満足している訳ですが、構造を見るに、「最高!」と言える訳じゃない。

その理由はなんだろね、と考えて2つの結論に至りました。

先ず一つ目。

「Telecasterは出来る事が少ないから良い」

です。

バンドのリード・ギタリスト、エクソビクス君使用のParker Fly。

EMGのアクティブ・ピックアップ、シングル~ハムの選択が出来る上、ピエゾ・ピックアップも搭載。

まさに何でもござれのギター。

一方のTelecaster。

勿論Parkerの様な事は出来ません。不器用なギターです。ビートたけし先生言うところの「煮込みしかないクジラ屋で」です(?)。

でもね、それ故「迷いません」。だって、出来る事が少ないんだもんw。

頑固な、と言えば聞こえが良いが、面倒臭がりなギタリストには、この不器用さが愛されるのかなと。

いや「使用ギターに見る性格判断」とか、出来るんじゃないかと思う位、Telecasterは使いって、「細けぇ事ぁ良いんだよ!」って面倒臭がりが弾くに打って付けかなとw。

いやね、Telecasterって、あの構造があれば、それなりの音がする気がするんですよ。僕のTelecasterなんて、昔の安い日本製ギターの定番木材「桐」ですのよ。それでもそれなりにTelecasterですの。

「弦が付いたパドル」とか「板切れに弦を張っただけ」とか、色々言われるギターですが、結局は「ギターってこれで充分でしょ?」と言える最低限にして充分をちゃんと押さえている魅力がある様に思います。

以前ベースの大先生が、(どこかから拝借した台詞かもだが)「完全な円よりどこか穴が開いた円の方が印象に残る」と言ってて、激しく同意したのですが、Telecasterには「完全じゃない魅力」がある様に思えます。

で、二つ目。

前項とちょっと矛盾するかもですが、「こっちの意思が伝わりやすいギター」な気もするのです。

もっと突っ込んで言えば、「その人の個性が出易いギター」じゃないのかなと。

エフェクターを繋げば乗りも良いし、かと思えば、「馬鹿野郎、Telecasterはアンプ直だっての」って人も居るし、そのどちらも、僕は正しく思うのです。どんなスタイルでも、弾き手の意を素直に反映してくれる柔軟さ、が魅力ではないかと。

だからと言って「没個性」って訳じゃないですよ。

「頼もしい相棒」じゃなくて「腐れ縁の幼馴染」と言いますか、「こいつに任せときゃいいな」ってギターじゃなくて「こっちがそれなりにしてやりゃあそれ以上を返してくれる」と言いますか。

観念的な解釈に成っちゃってますが、Stratocaster、Les Paulで個性を出すより、Telecasterで個性を出す方が容易な気がします(Stratocaster、Les Paulで名を馳せるギタリストって、やっぱテクニシャンが多い様なw)。

僕は「弾いただけで僕の音だとわかる」様な個性は全く無い残念なギタリストですが、そんな僕でもTelecasterで気に入った音を作るのは、そんなに難しい気がしない。

んー、なんか書きたかった事、思っている事を言葉で表現しきれないのが歯痒いのですが、サウンドに悩むならTelecaster弾けば良いんじゃない?とも思うのですよ。

ビクシ君のParker Flyみたいに、アクティブ回路でタップ出来てピエゾ付いてて・・・なんてギターは、逆に僕は使いこなせない自信があるw。

文才が無いのに観念的な事を書くと取り留めなくなるなぁw。

ま、ギター嗜まれるなら一度手に取って弾いてみて下さい。

決して「キャンキャン言うだけのギター」じゃあないですから!