リーダー

リーダーです。

前回の続きでTelecasterです。

こんなん、入手しました。

IMGP0852

はい、Fender USAのEmpress Telecasterです。

新品のFender USAを入手したのは初めて。付属のアクセサリー類に興奮w。

購入動機は「Empress Telecaster by Fender~Telebration・・・Ⅰ」をご参照下さい。

今回は、スペック、インプレッション等。

では、スペックを。

Series: Tele-bration
Body Shape: Telecaster
Body Material: Empress
Body Finish: Gloss Urethane
Neck: Maple, Modern "C" Shape
Neck Finish: Gloss Urethane Front, Satin Urethane Back
Fretboard: Maple
Fretboard Radius: 9.5" (24.13 cm)
Frets: 22, Medium Jumbo
Position Inlays: Black Dot Position Inlays
Scale Length: 25.5" (64.8 cm)
Nut Width: 1.685" (42.8 mm)
String Nut: Synthetic Bone
Truss Rod: Bi-Flex Truss Rod System
Truss Rod Nut: 1/8" American Series Nut
Pickups: Hot Tele Single-Coil Pickup with Alnico 3 Magnets (Bridge) Hot Tele Single-Coil Pickup with Alnico 3 Magnets (Neck)
Pickup Switching: 3-Position BladePosition 1. Bridge Pickup, Position 2. Bridge and Neck Pickups, Position 3. Neck Pickup
Controls: Master Volume, Master Greasebucket Tone Circuit (rolls off high without adding bass)
Special Electronics: Greasebucket Tone Circuit (rolls off high without adding bass)
Hardware: Chrome
Tuning Keys: Standard Cast/Sealed Tuning Machines
Bridge: Vintage Style 3-Saddle Strings-Thru-Body Tele Bridge
Control Knobs: Knurled Chrome
Pickguard: 3-Ply Parchment (8-Hole)
Strings: Fender USA 250L, NPS, (.009-.042 Gauges)
Incl. Accessories: Cable, Strap, Polishing Cloth


下記より転載。

http://www.yamano-music.co.jp/docs/hard/LM/telebration02.html#feb


TELEBRATIONについてはこちら。
http://www.yamano-music.co.jp/docs/hard/LM/telebration.html

プレートにTELEBRATIONである事を示すサインがある。

IMGP0867

60周年・・・還暦ですな・・・赤買えば良かったかw。

ヘッドはこんな感じ。

IMGP0863

このロゴには、Klusonタイプのペグが似合うと思うんだけどどうだろう。

ジャックは、こんな感じ。

IMGP0868

へっ込んだ(引っ込んだ?)型とは違いますね。どっちが機能として優秀なんだろう・・・?まぁ、外側からネジ一つで外せるのは楽だけど。

ノブはドーム型って言うんでしょうか・・・トップが湾曲しています。セレクターも円筒型で、50年代中頃迄の使用のタイプ。新古折衷だなぁ。

ブリッジはこんな感じ。
IMGP0866

弦溝付きの三連ブリッジで、プレート(台座?)は枠付きです。

ピックガードは3プライと書いてあるが、厚みのある1プライじゃないでしょうか。白一色。

それを外すと・・・
IMGP0859

ハムバッカー用にザクリがある。キース・リチャーズのミカウバー、マルコムに倣った、フロント=ハムバッカーがプロトタイプだったのかなぁ・・・。

コンパウンドのカスが結構残っていたので除去。アメリカンな品質。

コントロール部分はこんな感じ。
IMGP0855
安そうなコンデンサーw。0.05μf。ハイパスのコンデンサーも付いてる。

土曜日の練習で早速使ってみました。

ネックはCシェイプ。割と太め。ネック幅もそこそこあり、MusicmasterⅡと比較すると広い、が、特に弾き難さは感じない。「物凄く握り易い」とは言わないが、違和感も無い。個人的にはヘッドに近付くにつれ、もうちょい薄く、細くなって欲しい所。

ネックとボディの接続位置の所為か、ストラトよりヘッドが遠く感じる。

フレットはミディアム・ジャンボ。使っている人が多いフレットと聞くが、確かに弾き易い。

大変に軽量な桐のボディ。この軽さは、疲労感たっぷりの中年男性には有難い。

サウンドはですね、未だ音を作り込んでいないのでなんとも言えませんが、

・低音が良く出る
・中域が弱い→フラット・ポールなので弦から遠い?
・高域は抜けは良いが線が細い

が、印象。

で、早速数か所改造を施しました。

先ずは弦(改造じゃないってば)。

09~42がデフォルトで、普段は10~46を貼っているので、テンションの違いかミュートした時の手癖か、ミュートが上手く出来ない。

高音域の線の細さをカバーする為、10~46に貼り替え。ナット溝を削る必要があるかと思ったが大丈夫そう。1弦が若干高い気もするが、その内馴染むだろう。

次にブリッジ。
IMGP0866

Zodiacの「Finetunetely Bridge Saddle」に変更(中身は外したブリッジです)。
IMGP0870

三連のままチューニングの精度を上げる為に開発されたブリッジで、MusicmasterⅡ用に購入したが、ネジ穴のサイズが合わず取っておいたもの。

詳細は、こちらに詳しい。
http://store.ishibashi.co.jp/ec/pro/disp/1/03-702111600

中域の弱さを感じていたので、BRASS製の方が良かった様な気もするが、STEELです。

TelecasterのプロトタイプではSteelが、市販当初はサスティンに優れたBrassが選ばれ、その後サビの問題からSteelに戻された、と言うのがTelecasterのブリッジの変遷。

オクターブ・チューニングは合います、確かに。

でも、サウンド面では、上記URLに記載がある程の効果、は感じられなかった。

ストラト・タイプの、各弦独立したブリッジは、僕はTelecasterの個性を消しちゃう様で好きじゃない。三連こそがテレキャスって気がする(キース・リチャーズ御大を否定する様な大胆発言で申し訳ないのだが・・・)。

ストラップ・ピンをロック式にしたら、桐のボディ材の所為か継ぎ目が合わなかったか、ブリッジ側のピンが直ぐ抜けてしまう。

仕方無いので瞬間接着剤を流し込み補正。やっぱ、柔らかい材なのね。怖くてネックは外せないw。

で、MusicmasterⅡにも付けたSwing Chipをフロント・ピックアップのザクリ位置に。

このTelecaster、所謂「マイクロフォニック」な感じがあり、通常時にハウリングするって訳じゃ無いが、ジャーンって終わった後に「ぷあ~ん」ってな音が、出る。

その補正になればと試しに付けてみた。

結果はねマイクロフォニックを適度に押さえ、且つ、結構音が纏まりまっせ(バンドでは未だ試して無いので音量の所為かも?)。

マイクロフォニックを抑える為なら、ブリッジに付けるのが良いんだろうけど(実際、手持ちのTelecaster Customはブリッジに付けて効果があった)。

以上です。

今後の改造希望点は、白黒白の3プライに、コンデンサーを手持ちのAstronに、ピック・アップをGrinning Dog工房のHot Dog Mr.Jimmy For Telecasterに、の三つ。

先立つマネーが無いので、いつになる事やら・・・だがw。

で、余談を二つほど。

先ずですね、Telecaster好きの方に、このギターを勧められるかと言うと、勧められんかも。

ボディ材はね、どれだけTelecasterのサウンドに影響与えるか不明ですが、やっぱアッシュ材こそTelecasterって気がします。

アルダー、マホガニーなんかも使われたとの記録もありますが、アッシュ材が出す(と僕は思っている)トレブリーな、突き刺す様な感じの音は、このテレキャスターでは出せない気がします(テレキャスっぽい感じ、は、出る)。軽い、んです。

試し弾きの際は気付かなかったが・・・。

僕の様な天の邪鬼な、ギタリスト(?)には良いでしょうが、「ワシはテレキャスが好きなんじゃあ!」って人(どんな人だよ?)にはお勧め出来ない。

もう一つ。

やっぱですね、Fender JapanとFender USAは、違うんだって思いました。

今までは、「別にFender Japanで充分じゃん」って思ってました。USA製は、何本か持ってましたし持ってますが、今回、「やっぱ違うかも」、と、今更ながらに思った次第です。

工業製品としてはですね、Japan製、優秀だと思います。USA製はアバウト。コンパウンドは残っているわ、ストリング・リテイナーは平行じゃないわ・・・。

でも、そのアバウトな感じが、良いなあって思いました。

日本の工房の製品は、どこか完成度が高過ぎて、最初からそのギターのポテンシャルを出し切ってる感があるのですが、USA製は、アバウトな故に個人の癖がギターに染み付く印象を持ちました。入手して数日なのにねw。

聞いている人には分からない違い、ではあると思います。

後ね、Japanは、ネックが何故か弱い気がするんです。

過去、ストラト、テレキャス、ジャガー、ジャズマスター、ムスタングと、一通りのJapan製を試しましたが、ネック起きしたり、トラスロッドが限界になったりと、「うーん」と思ってしまう事が多くあった。

不思議と、USA製は、それが無い。木と言うよりトラスロッドに違いがある気もする(事実なら」サウンドに与える影響もあるだろうけど)。

Mexico製品は試した事が無いので分かりません。

「そんな事ねえよ」ってご意見もあるとは思います。上記はあくまで「私見」と言う事でご了解下さい。