リーダー

リーダーです。

本日ご紹介するのはこちら。

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はい、テレキャスター・カスタムです。

シールは特に意味が無いので・・・まぁ、スルーして下さいませ。

色々と手を加えておりますが、元はFender JapanのTC72。こちらに詳しいです(http://fenderjapan.co.jp/tc72.html)。

テレキャスター・カスタムの使用者と言えば、何と言ってもキース・リチャーズ大先生。

最近では、EXスーパーカーのナカコー氏が使ってるのをギタマガ誌上で見ました。

両者とも勿論U.S.A製です。キースは黒でナカコー氏は白、です。

テレキャスター・カスタムは、手持ちのリットー・ミュージックのムック本、「Vintage Guitar Cafe」によると72年より製造開始された模様。

レス・ポールを思わせるコントロール、ハムバッカーの生みの親(諸説御座いますがね)、セス・ラバーを招き入れて開発したハム・バッカー(ワイド・レンジ・ハムバッカー)と、結構力を入れたモデルだった事が伺えます。

今はRickenbacker360C63をメインで使っていますが、一時期これがメインでした。

購入動機は、改造用にw。

購入した数年前、改造に凝ってまして、んで改造をする安いギターが無いかなと楽器屋巡りして出合ったのがこれ。

新古品と言っても良い状態でしたが、ガリが出てた所為か可也安くて、ではではって事で購入。

色はですね、ミーハーな私ですから黒が欲しかったw。

色々と改造してますが、改造前のサウンドも嫌いじゃないです。

フロントは太く出力も高く、リアはテレキャスのキャンキャンした音。ミックスにすると互いの短所(と言うか長所?)を補った、ジャカジャカ弾くには良い感じの音でした。

余談ですが・・・搭載されたフロント・ピック・アップ、下記HPにありますがvintageと構造が異なるらしいです。

http://retrotone.qee.jp/products/wrb.html

こちらで以前P-90を購入させて頂きましたが、凄く良い印象でした。

で、色々と改造を施したんでそれを紹介致します。尚、改造の順番は前後する事あるかも知れないです(もう覚えてない、とw)。

取り敢えずは無改造で使いまして、結構気に入って使ってましたが、どうしても我慢出来なかったのが「重量」。

重いんですよこれが又。

で、こんな事しました。

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お分かりになりますか?削ったんですよ。

ボディの背面をコの字型に削り重量を減らしました。

お願いしたのは埼玉県の宮田ギター工房さん。

http://www17.ocn.ne.jp/~mguitark/

こちらに記載が(http://www17.ocn.ne.jp/~mguitark/ichigo.10.1.html

宮田ギター工房さんには、こちらの馬鹿馬鹿しいオファーに丁寧な対応して頂き感謝感謝。

裏カバー、誘電塗料によるノイズ処理もお願いしました。

削った事に拠る音の変化、これね、思いの外無いです。生音で、ちょっとローが出る様になったかなあって程度。アンプに通したら分からない。

結果、僕が思ったのは、

「ギターって、結局はネックとブリッジが肝なんじゃないのか?」

でした。あ、ブリッジ下が空洞か否か、では音の変化は大きいかも、ですが、フェンダーのソリッド・ギターなら、僕はボディの影響ってネックやブリッジ程じゃないんじゃないか、と思ったり。

ま、私見ですので。

合わせて交換したのはリア・ピックアップとブリッジ。

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ピンボケですいません。Joe Bardenのブリッジです。

最初は、Fender Japan純正の6連ブリッジにしましたが、これが思いの外宜しく無く、なんか音が散らばると言うか、線が細くなると言うか・・・上手く言えないのですが「あれ・・・魅力の無い音」と思った次第。

私見ですが、3連のブリッジこそ、テレキャスターの音と思います(キース・リチャーズ大先生はブリッジを6連に交換しておりますが知らないふりしよう)。

で、Joe Barden。

Fender Japan純正のブリッジより質量があり、ピッキングを考えてか1元側は縁が切り込まれております。

ブリッジは角度付きなので、まぁチューニングもOkでしょう(大体が俺の耳にはOKなのだが・・・)。

で、1,2弦がなんか弱いなあぁと感じ、張りましたよぉSwing Chip。

これね、結構効果あった。Swing Chipの効果と言うより、結局はブリッジの質量じゃないかと思いますが(Joe Bardenの1弦側にある切れ込みが影響してるんじゃないでしょかね)。

ピックアップは以前ストラトでもご紹介させて頂いたTemjinさんの朱雀(http://www.temjin-pickups.com/buy_top_tele.html)。

非常に分離が良いピックアップで、各弦の鳴りが綺麗に聞こえるピックアップだと思います。

上記にあります通り、高音の耳の痛さは無いのですが、若干弱いと感じる、かな。

コンデンサーは、宮田ギター工房さんにお願いした後、配線材、ポットと合わせ更に交換しました。

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ポットは、フロントはSonicさんのFull Up Pot(http://lumtric.com/FUVT.htm)。

フル10でコンデンサーを介さない音が出るとか。

これね、正直、僕はNGでした(すいません、Sonicさん)。

なんかねえ、音が暴れるんすよ。行儀が悪いと言うか、ある音域は出過ぎである音域は出ない感じ。

「そりゃポットじゃなくてギターの所為じゃ?」

いや、そうかも、ですが、実際使ってみて、「あ、こりゃないわ」と思ったんですよ実際。

「そりゃポットじゃなくて腕の所為じゃ?」

五月蠅い黙れ。

只ね、ソロの時にフル10にする、なんて使い方には良いかも、です。フル10にするとグワッと持ち上がる感じなんで。

最初は、フロント、リア共これでしたが、リアのみCTS製のポットに交換しました。

フロントを変えなかった理由は、フル10にする事が無いからw。

いや、フロントとリアの音量差が結構あるので、フロントはいつも少し絞っていたんですよ。

なんで、そのままでいいかな、とw。

配線材はBelden8216。拘りがあってでは無く・・・w。

あ、思い出した、一番最初に配線材だけBeldenに交換したんだそうだった。

「配線材で音が変わるのか?」が知りたくて。

で、結果は「うん、変わります」だったと思う(うろ覚えw)。

そもそもの配線材がどの様な質かは分かりませんが、配線材の交換で「あ、音が太くなった」と思ったのは事実。

正直ね、その時の音が気に入ったので、このままでいいじゃん、ピックアップとかそのままでいいじゃん、と思ったり。

コンデンサーは、フロントはバンブル・ビーのヴィンテージ品。0.022μf。会社の先輩から頂いたもの。

リアは一時期出回ってた初期ストラトのコンデンサーのレプリカ。0.1μf。で、SUZUKIの0.02μfのヴィンテージ・コンデンサーでハイパス。もう、何がしたいのか自分でも分かりません。

コンデンサーについては、「交換しても変わらない」とか「ヴィンテージ・コンデンサーは製品として劣化している」とか、そんな話を聞きます。

私見で申し上げますと、変わるもんは変わる(当り前)が、同じ容量だったり同じ制作方法のコンデンサーなら差程ではない(当り前)、そして、変化の度合いはエフェクターほどの大きな効果では無い、と思います。

ヴィンテージ・コンデンサーについては「コンデンサーとして劣化し、製品としてはNGかも知れないが、出音が良いのならOKじゃないか」と思っております。

で、ネック。

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ヴィンテージ品ではありません。中古で買った、レリック加工がなされたネック。B.hefnerと言う所の製品だそうです。

ネックエンドに「Licensed By Fender」とありますので、ライセンス料は支払ってはいるメーカーの模様。

レリック加工は結構雑です。やんなきゃいいのにw。

元から付いていたネックも嫌いじゃないですが、フレットが太く弾き易かったので交換。ネックも太いですが、弾き難くは無い。

ペグは日本が誇るGOTOHのSGS510(http://www.g-gotoh.com/domestic/?cars=sgs510)。滅茶苦茶スムーズで、凄く好きなペグです。

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ストリング・リテイナーはローラー・タイプのものにしてますが、これは弦の張力(テンションって言っていいのかな?)を考えて。これ位高い方が僕は好きである。

ナットはSonicのオイルド・ボーン・ナット(http://sonic.shop-pro.jp/?pid=24147309)。これは特に拘った訳では無くw、手元に合った為。アーミングしないので、耐久性からプラスチックでも良かったのだが。。。

他、ネックを3点止めから4点に。これはマイクロティルトの位置が合わなかった為とネック起きを懸念して。

他、スイッチとジャックもCTS製に交換していた・・・筈w。

サウンドはですね、変な言い方ですが、信頼出来る音、なんです。

フロントでは太く甘い音、リアではテレキャスらしい鋭い音、ミックス時の良い所取りの音、と、まぁ、手持ちのギターでは一番の万能選手です。

コントロールがレス・ポールと同じなので、フロント、リアで音量、トーンを独立して使えるのも音作りの汎用性を増してます。

でもね・・・。

それ故ね、面白味の無いギターとも言えます。

Rickenbackerの様に、守備範囲が狭いギターは、その不器用さ故に愛おしくなりますが、なんでも出来ちゃうってのはある意味魅力に欠けるのかなあとも思います。

前述の、Vintage Guitar Cafeで、カスタムを紹介している徳武弘文さんは、「センター・ポジションでのリズム・ギターに打ってつけ」と仰られてますが、僕は割かし万能選手と思っています。

ただ・・・特化した所の無い万能選手ですが・・・言ってみりゃ、打率2割8分ホームラン10本盗塁10、失策3、って野球選手みたいな。

以上です。

諸説ありましょうが、一本で多くをそこそこカバー出来るテレキャスター、として、カスタムは面白いテレキャスと思います。

腕に覚えがあるギタリストだと、テレキャス一本で多様な表現力を持たせられたりしますので、魅力が無いのかなw。

個人的には、アイデアが豊富な文系ギタリスト(?)に向いてるギターじゃないかなと思います。