リーダー

リーダーです。

人のブースターより己のブースター。

って事でこれです。

IMGP0561

はい、DURHAM ELECTRONICSのSEX DRIVEです。

以前一度紹介しましたが改めて。

前回の練習でLOVEPEDALのSUPER6使ったんですが、SUPER6を踏むと「高音が五月蠅い」とメンバーから指摘されました。

で、思ったんです「ブースターOFFの音が気に入ってるのなら原音に忠実なブースターが良いかも」と。

で、SEX DRIVE。

この方の為に作ったペダルだそう。



懐かしいですな。チャーリー・セクストン、確か当時17歳。早熟。

で、このペダル、制作者はこう言ってます。

「ボトムがタイトで、ミッド・レンジは非ブースト、トップはクリアーと言った感じのクリーン・ブースター」

「原音の段階で満足していないのであればSEX DRIVEは役に立たない」

(出典:THE EFFECTOR BOOK Vol.4)

癖が無いブースターです。ゲインが付いていますがオーバードライブのそれとは違い歪みません。

癖の無いクリーンブースターはつまんない、と思っていたが、なるほど・・・そうかそうか。

んとですね、これはペダル自体に(殆ど)癖はありません、が、「アンプの癖を増長する」ブースターだと思います。

そんなん簡単じゃん、つまらん!と思っていたが大間違いでした。それって、難しいんですねえ。

コンプスイッチってのがありますが、「コンプをかける」ってんじゃなくて、入力レベルの調整、入力時に音が割れない為の設計じゃないかと思います。ゲイン(と言っても歪まないが)の効きに影響します。

TONEは微妙な効き。制作者は「プレゼンス」と言っているが(出典同)、アンプのプレゼンスほど劇的では無い。

「ソロやリフの時にアンプのボリュームをちょいと上げる」が僕のイメージ。ギターでは無くアンプのボリュームなんです。

これ、実は凄いと思うんです。

「アンプや歪みペダルをブーストする為のブースター」は結構ありますが、そう言うのとはちと違う。

キース・リチャーズが使って居るってのも興味深い(本人がON-OFFはしないと思うがw)。

あんま、ペダル多用する人じゃないと思うのに使うってのは、色を変えないペダルだからじゃないかと。

これね、試し弾きでは判断が難しいペダルだと思います。

自分の機材で試してみるとよいですが、中々それは難しいし、値段も安くは無い。

僕も中古で安く無かったら買わなかったかも・・・。

ただ、僕も最初は良さが分かりませんでしたが、ブースター以外の音作りに満足してから良さを実感しました。

そんな人にはお勧めです。