リーダーです。
人のブースターより己のブースター。
って事でこれです。
はい、DURHAM ELECTRONICSのSEX DRIVEです。
以前一度紹介しましたが改めて。
前回の練習でLOVEPEDALのSUPER6使ったんですが、SUPER6を踏むと「高音が五月蠅い」とメンバーから指摘されました。
で、思ったんです「ブースターOFFの音が気に入ってるのなら原音に忠実なブースターが良いかも」と。
で、SEX DRIVE。
この方の為に作ったペダルだそう。
懐かしいですな。チャーリー・セクストン、確か当時17歳。早熟。
で、このペダル、制作者はこう言ってます。
「ボトムがタイトで、ミッド・レンジは非ブースト、トップはクリアーと言った感じのクリーン・ブースター」
「原音の段階で満足していないのであればSEX DRIVEは役に立たない」
(出典:THE EFFECTOR BOOK Vol.4)
癖が無いブースターです。ゲインが付いていますがオーバードライブのそれとは違い歪みません。
癖の無いクリーンブースターはつまんない、と思っていたが、なるほど・・・そうかそうか。
んとですね、これはペダル自体に(殆ど)癖はありません、が、「アンプの癖を増長する」ブースターだと思います。
そんなん簡単じゃん、つまらん!と思っていたが大間違いでした。それって、難しいんですねえ。
コンプスイッチってのがありますが、「コンプをかける」ってんじゃなくて、入力レベルの調整、入力時に音が割れない為の設計じゃないかと思います。ゲイン(と言っても歪まないが)の効きに影響します。
TONEは微妙な効き。制作者は「プレゼンス」と言っているが(出典同)、アンプのプレゼンスほど劇的では無い。
「ソロやリフの時にアンプのボリュームをちょいと上げる」が僕のイメージ。ギターでは無くアンプのボリュームなんです。
これ、実は凄いと思うんです。
「アンプや歪みペダルをブーストする為のブースター」は結構ありますが、そう言うのとはちと違う。
キース・リチャーズが使って居るってのも興味深い(本人がON-OFFはしないと思うがw)。
あんま、ペダル多用する人じゃないと思うのに使うってのは、色を変えないペダルだからじゃないかと。
これね、試し弾きでは判断が難しいペダルだと思います。
自分の機材で試してみるとよいですが、中々それは難しいし、値段も安くは無い。
僕も中古で安く無かったら買わなかったかも・・・。
ただ、僕も最初は良さが分かりませんでしたが、ブースター以外の音作りに満足してから良さを実感しました。
そんな人にはお勧めです。