四人冗語

“がんばらないけど、ネバーギブアップ”
東京の社会人アマチュアバンド、fujico overdriveのblogです。

第226回練習便り

リーダー

リーダーです。

小春日和、と呼ぶに相応しい、いや、冬には未だ早いか・・・・まぁ、そんなハルシオン・デイな土曜日、練習でした。

早目に出撃したので三件程楽器屋さん巡り。

KLONのKTRの中古4.5万円で発見、余裕でスルー。

同ペダルを過去弾いた感想、試し弾きでの感想なので20%引きでお聞き頂きたいが、「Centaurを所有するなら(コンパクト化による取り回しの良さを除けば)不要」が僕の感想。

お持ちの方には申し訳ないのであるが「ちょっと残念なCentaur」が僕の感想であり、Electro HarmonixのSoul Foodがある現在、4.5万円で購入したいとは思わなかった。

J.Rockett Audio DesignsのArcherは、一度試してみたいが、どうだろな。



これは、買うだろうな・・・・多分。KTRより、良い感じに思う。

んな訳で、購入は何もせず、弦を買って終了。

N.G.Wでメインテナンスとパーツ交換を予定しているので、交換用の弦を購入。

楽器屋さんは良いね、うん。僕の教会。

練習は

①未だ未定のライブ用の11曲
②そこでは披露しない新曲を4曲

を、粛々とやって、終了。

休憩時間10分で、延々と3時間。上島竜兵先生じゃないが「殺す気か!」。

①は明らかに(そのモチベーションからか)締まりがない個所があり、②は終盤は体力的問題からか締まりがない個所が散見。

流石に疲れも酷く「エア・バンド練習」を提案するも積極的に無視される。

新曲は、今日はベースの大先生の「White Light」と言う、タイトル的には「デイ・トラッパー」並みの危険水域な楽曲を中心に。

僕は自作曲をやるよりメンバーの曲をやる方が好きだ。

自分の声と歌が好きじゃない事もあるが、メンバーの曲で、リフを考え、弾くのが好きだからだと思う。

多分だが、僕がメロディアスなリフ弾いて、ビクシ君がカッティングでノリを出した方が、バンドとして上手く機能する様に思う。アレンジのアイデアも、先ずリフを決めて、それから細部を煮詰めて行った方が、進行は早い様に思う。

ただ、自分の曲では、意図的にリフは弾かない様にもしている。

建前=なんかこう、曲もリフも自分だと、自分臭が強くて嫌だから
本音=リフ弾きながら歌うのがしんどい&技術的に無理

まあ、リフも個性と言う名の癖がある訳で、あまり僕ばかりがやると、それはそれでつまらない様にも思う。

時々、Takayuki君が「リーダーは自作曲でのアレンジ嫌がる」と言い出すのだが、それはある意味正しくなくて、多分楽曲の雰囲気を決めるリフが無いまま進むから、変な煮詰まり方をして来るので、ある程度で「これ以上はゴチャゴチャするだけじゃろう」と割り切り、「この辺で」と締めるに過ぎない。

これは完全に持論なのだが、メインとなるリフがあると、メンバーの演奏はシンプルになると思う。それがないと、メインとなるリフを埋めようとしてか、各プレイヤーの手数、アレンジが多くなる。何か、しようとし始めると思う。

飢餓感?不足感?からか、手数やアレンジが増えるのかな。ゴチャゴチャし出すのは確か。

どっちが良いかは曲次第なのだろうが、僕はどっちがあっても良い様に思う。Too Muchになったら、リフを提案するのが良い様に思う(なんか上から目線が自分でもイラッとくるなw)。

と言うか、自分の曲は、僕以外のメンバーのセンスが色濃く出る方がバンドっぽくって好きなのだ。

その方が、公共性と言うか客観性と言うか、そう言うのがあって良いと僕は思うのだが如何だろうか。才能無き絶対君主は混乱しか生まない。

各人の不足分を補う、そう、これも人類補完計画ってうるせえよ、俺。

そんな訳でベースの大先生の「White Light」はリフを考え、提案。アーシーなリフだったので、そんな雰囲気でそんな感じでアレンジが進む。細部も詰まって来て、なんかこう、格好良い曲に思う。

一方、僕の新曲「裏切られた心臓」はそろそろゴチャゴチャし始めた。次回辺りで交通整理が必要にも思う。

練習後、飲み会。

体調不良のベースの大先生は飲み会欠席。飲み会出ないでバンド練習だけ出るってどんだけ本末転倒なんだろう(大分違う)。

飲み会では、エヴァンゲリオンに興味の無い大先生不在の為、エヴァンゲリオン話で盛り上がる。

なんでしょう、楽しい。

僕はアニメに全く興味が無いクチで、その辺で盛り上がれるとは思わなかったが、音楽同様「受け手の解釈が多様なメディア」は、熱心なフォロワーを作るのは、分かる。

しかし・・・・「エヴァンゲリオンのヒロインはシンジ君でヒーローがミサトさん~アスカ~渚カヲルと変わるんです」と言うビクシ君の解釈には、何か納得感が強くあった。

ギターは、今回も、GretschはG6120DC(Nashville)。

歪みペダルはこれ使いました。

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オペアンプにTL4558Pを搭載したOD-1です。このOD-1が一番好きです。

これを、KeeleyのJava Boostでゲインアップ。

結果は、ビクシ君を以てして「これ、良いじゃないですか」との感想を持つ程。







































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いや、今回はメンバーから良い結果が得られると思っていた。これは本当に。

えっとですね、BOSSの歪みペダルって、弾き手は不満がある場合有りますが、聞き手は気持ち良い事、多いと思うのですよ。

BOSSの歪みペダル、ローが出るOD-3、プリアンプ的なBD-2はちと毛色が違いますが、共通点があると思うのです。

それは「ハイ・ミッドが出る」と言う事。

「ローが削られる」「ハイが出ない」まぁ、その通りに思う。

でも、それがね、実は心地良い事、あると思うのですよ。

ミックスダウンしていると気付くのですが、例えばスネアのね、ローをイコライザーでざっくり削ると、バンド全体の音抜けが凄くクリアーになる事、あるんですよ。

ギター単体で弾くと、そのローの無さや、ギターに艶を与える帯域(ミッド~ロー・ミッド)が少ない事が不満になると思うのですが、バンド・アンサンブルで考えると、集中しがちな低~中域がすっきりする事で、全体の音抜けが良くなり、それが良い結果を齎す事、多い様に思います。特に録音時にはそれが顕著に思います。

最近、ビクシ君がフロント・ピックアップを使う事が多く、よりロー・ミッドが出る様になった為、その帯域を避けた方が良い様に思っていた。

ロー~ロー・ミッドが欲しくなったら、後段のイコライザー付きブースター、MXRのmicro amp +で補正してやると良い。一旦カットしたローを後段のブースターで持ち上げた音ってのは、タイトなローが気持ち良く出るし。

TS-9もOD-1も、「ミッドが出る」と言われているペダルだが、前者の方が世間的には評価が高いのは、「弾き手に取って気持ち良いミッド」の違いかと思われ(TS-9の方がロー寄り)、でもそれは、聞き手の印象とは=にならないと思う。

と言う訳で今後はOD-1を・・・・となるかと言うと、そうでは、無い。

えっとですね、OD-1は、良いんですが、OD-1とCE-2、併用すると今一なんですよ。

両方共、同じ帯域、ハイ・ミッドを持ち上げるんで、併用するとToo Muchでしてね・・・・。

OD-1を使うなら、後段のコーラスはもっとフラットな物、が良い様に思うが、歪みペダルと併用しない場合、クリーンで使用する場合、は、CE-2のハイミッドが気持ち良い訳で・・・・。

ううむ、悩む・・・・。

取り敢えず次回は、BrunoのTS-9をもう一度試してみようと思う。 若しくは、上記の
ArcherみたいなCentaur系の、ロー・ミッド残しつつハイを上げて行くペダルとか。

あ・・・・Prince of Toneがあるじゃないか!何故気付かなかった。。。

い、いやぁ、困ったナァ、なんか新しいコーラス・ペダル、必要かなぁ? 

はい、デジマートデジマート・・・・。 

Class A Germanium Amplifier(Dazatronyx)

リーダー

リーダーです。

お寒くなって参りましたねぇ。

1年で気持ちの良い季節ってのは、こと東京に限って言えば2ヶ月位しかないんじゃないかと思う。

例えば、北国では夏の期間は大変に気持ち良い気候が続く訳で、総トータルの「気持ち良い季節」は関東以南(以西?)よりそれは長いと思われ、一方冬の過酷さは時にライフラインに支障が出る訳で、結局の所「平均的に過ごし易い」が居住空間として選ばれる様に思う。

ギターで言えば「平均的に使い易いモノ」を選択すると、それは矢張りStratocasterになると思われ、その成立から60年を超す月日が経っているのにそれを超えるものが出てこないと言う事実は、如何に同ギターの完成度が高かったかを表している様にも思う。

僕はストラトキャスターを使うギタリストに対してそこはかとない憧れがある。

「平均的に使い易いギター」で「個性が出せるセンスの良さ」がある様に思えてならない(無論多数の凡庸なギタリストも居るが)。

そんなストラトキャスターも、1954年の発売当時は「新進気鋭の」フェンダーの、過去に無い新製品であり、当時のギタリストは「どんなものか触ってみたい」と言う気持ちはあったと思う。

かのジョージ・ハリスンは「アメリカツアーでグレッチを貰ったけど本当はストラトが欲しかった」なんて言ってますし・・・・。

iPadが発売された当時に近い「ワクワク感」があった様に推測する。

で、そんなストラト、若しくはそれに類似るギターを弾かないヒネクレギタリストは、敢えて不人気種のギター弾いたり、エフェクター色々と試したり、ギターシンセ使ったり、と、まぁそう言う、センスの無さは奇抜さでカバーする訳でってうるさいわ。

ベースの大先生の大作の更新が無いので掃き溜め、もとい、書き溜め分を更新しましょう。

エフェクターラックを漁っていたら発見したので軽く紹介。

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オーストラリアのDazatronyxと言うメーカーのClass A Germanium Amplifierと言う、ゲルマニウム・トランジスターを使用したブースターです。

個性的なデザイン。滅茶苦茶格好良いですな。僕好み。

その名の通り、クラスA構造のブースターで、ノブの横にあるスイッチ切り替えで、フル・ブーストのFull cream、トレブル・ブーストのBright、その名の通りミッド・ブーストのMidの切り替え可能。

このペダルの面白さって、「ファズ的なニュアンス」に思います。

えっとですね、「使い勝手の良いファズ」と言うか「ファズのテイストを出す」ってニュアンスで使うのが良い様に思います。

ギター側のボリュームに素早く反応し、ざらついた歪み感があり、それでいて「何弾いているか分からない」感は無い。

「コード弾きにも向いたファズ」ってのを探す場合、以外とこう言うペダルがその回答になる様な気がしなくもない。

ファズ独特の「太い低音」「ブチブチ感」は難いけど。。。

「クリーン・ブースター」として使用するには、ざらついたニュアンスがあるのでちと難しい気もします。好みが分かれるのではないかと。

一時期使用しておりましたが、ざらついた感じ、そして線の細さを感じ、ボードから外しました。クリーン・ブースターとしては、僕には使い難かった。見た目は好きなんだけどなぁw。

ゲイン・ブースターとして、歪みペダルの前段に持って来ても良い味出しますが、線の細さがアンサンブルに沈みがちで、Java Boostの方が使い易かった。

心臓部にはAC128PNPトランジスターを使用。現行品ではないと思うので基盤をば。

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動画も。



中々見掛けぬペダルですが、「低音がすっきりしたファズ的なニュアンスを出すブースター」として優秀に思います。曲のアクセント的に使うと言うより、基本これを常時ONにしておいて、これとアンプで音を作ると、良い感じに纏まると思います。

試しに前段に、音量をゼロに出来るブースターを繋いで、「音を下げる」設定で使用しましたら、そのON-OFFで、(ギター側のボリュームを絞らなくても)、クリーン、歪みの使い分けが出来ました。

ギター→ブースター(OFF時に音量が上がる設定。ONでクリーン)→これ→アンプ、ってな感じで使うと、なんか硬質な感じのサウンドで、中々に格好良いと思います。 

先にも書きましたが、「使い勝手の良いファズ」 ってなニュアンスで弾くと、もしかしたらファズを使うより満足いく結果となるかも知れません。

あ、でもですね、後段にモジュレーション系を繋ぐと、このペダルのニュアンスが色濃く出て、僕は余り好みのサウンドではありませんでした、はい。

以上です。 

EKKO616(Malekko Heavy Industry)

リーダー

リーダーです。

大先生のTaro Okamoto話が更新が無いので進めてしまおう。

はい、会社の上司からお借りしたLed Zeppelinで御座います。

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「聖なる館」までのリマスター他。ありがたや~ありがたや。

持つべきものは音楽好きで優しい上司。ストーンズのチケットを譲って頂いた事も有り、足向けて寝れぬので仕事中寝よう。

日本のおばちゃん的容姿化が留まる事を知らないジミー・ペイジ御大のライフワークと化しているツェッペリンのリマスター。

いや、良いです。この作業し続けてくれるなら「再結成してくれ!」とは言いません。あ、「Outrider」のリミックスは大丈夫です。ツェッペリンのリマスターちゃちゃっと宜しくお願いします。

と言いつつ、Led Zrppelinって、1、2枚目が、やっぱ飛び抜けて好きなんだけど如何でしょう。

さて、本日紹介させて頂きますペダルはツェッペリンと全く関係の無いこちら。

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はい、マレッコのアナログ・ディレイ、EKKO616です。

購入は可也前。紹介しておりませんでしたので改めて。

アナログディレイにしては大変長い650msのディレイタイムを誇る一品。

ディレイ音はダークな感じで、付点八分にはちと向かない音色にも思います。最近付点八分ディレイがブームで、取敢えず付点八分をぶっこんで来るビクシ君には向かないペダルに思います。

トゥルー・バイパス、バッファーの切り替えが出来る他、コーラスもかけられる我儘な貴方(誰?)も満足の一品。

コーラスはディレイにのみかかると思われます。単独使用は不可。

フジコ・オーバードライブの曲では、「月とサムライ」と言う曲のイントロのアルペジオ(0:15~)に使用(別途単体のコーラス~CE2~と併用)。

 

コーラスとディレイを同時にかけたい時にスイッチ一発で楽で宜しい。コーラスは極端な掛け方も可能で、「うぬぎゃむちゃものぴびゃあん」ってサウンドも出ます(なんじゃそら)。

うん、分かり難いから動画も張り付けましょうか。てか、これだけ見りゃあ充分じゃないかw。

 

以前、DM-2の事を書いた際、このペダルを引用したのですが、「ディレイ音だけの出力は可能ですか?」との質問をコメントに頂きましたので念の為に書きますが、不可、で御座います。 

内部にトリマーがあり、入出力のバランス調整が可能。

一時期、真っ黒い筐体の物を見掛けた記憶がありますが、検索すると出て来るのは僕と同じエヴァ弐号機の様な色合い。

このペダルの位置、をどう考えるかは、ちと微妙。

長いディレイタイム、バッファー、コーラスとの併用・・・・汎用性は広いものの「(アナログディレイに)此処までの機能は求めていない」と思う人、多んじゃないでしょうか。

これより安い価格で入手出来る優秀なアナログディレイが幾つも出ている中、敢えてこれを選択する理由、どうしてもこれじゃなくちゃならない理由、は、僕は「コーラス機能と併用してディレイを使いたい」以外に見付けられなかった。 

カオス的なサウンドを求めるにせよ、そう言う機能を持つペダルも多くあるし、「これじゃなくちゃならない理由」は、なんだろうなぁと。

「コンパクトで、長いディレイタイムを持つアナログディレイが欲しい」って方にはお勧め出来るペダルです。 デザインもね、好きです。

G6120DC Nashville Double Cutaway(Gretsch)の備忘

リーダー

リーダーです。

ベースの大先生のTaro Okamoto関連の超大作記事、間が空いているので繋ぎ更新しておきましょうそうしましょう。

はい、気持ち良き土曜日。

散髪に行きスッキリ。

以前も書いたが、散髪は千円で済ませている。

細部に雑さは残るが、洒落っ気を無くし幾年月の身の上、千円で得られる結果は必要にして充分。

僕は髪の毛の量が多く、且つ伸びるのが早い(がスケベでは無い~メンバー比)。

以前は4千円/月一の散髪屋さんで済ませていたが、千円/月二の方が得られる結果は大きい。

「お洒落とは着飾る事に非ず、醜さを隠す事にある」とは誰の台詞か失念したが以前Takayuki君に教えて貰い酷く納得した記憶があるが、隠し様の無い老いを実感するに至り、諦観の中に僕は居る。


TVで見て興味を持って今更ながら「新世紀エヴァンゲリオン」に嵌って、Takayuki君にTV版及び旧劇場版映画のDVDを借りただけでは気が済まず、果ては漫画を大人買い。

齢44歳リーダー、エヴァンゲリオンとの遅過ぎるコンタクト。

僕自身興味無いのに、それでも「あ、聞いた事がある」と言う映画、TV番組、なんかは、やっぱり興味が無い人が見ても面白い水準なのでしょう。「良く出来た話」と言う意味で。

結局の所、「興味の無い人をも巻き込む」と言うのがブームであって、ブームはやっぱり陳腐化を招き、その後没するか、アイコンと化す事に成功し文化として成就するかに分かれる様に思う。

アイコンと化せるか否かの重要なポイントの一つに「未完成である」事がある様に思う。

此処で言う「未完成」とは、「様々な解釈を介する余地がある」と同意であるが、椎名林檎女史は積極的に、自主的にアイコン化し成功した好例に思う(否定している訳では無いです念の為)。

アイコンと化した後、それを以前と同じ愛着で愛でれるか否かと言えば個人的にはNoで、知り尽くした後には一種の虚しさのみが残る性癖。

音楽界最大のアイコンである「ビートルズ」は、アンソロジー時に、本、DVDを買う事で自分の中では終了。

聞かなくなった訳では無いが、満腹感はある。


フジコ・オーバードライブの5枚目のCD「Garage」の録音完了してから弾く機会が増えた6120DC。

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Telecasterより弾き難いし音作り難しいし・・・・なのだが、何故弾いてるんだ、俺?と逡巡するも、結局は「アイコン化する程しゃぶりつくしていない」からだと思うw。

Stratocaster、Telecaster、Telecaster Custom、MusicmasterⅡ、Rickenbacker360、これらで自分が満足行く音は作れるのだが、G6120DCは、未だその域に非ず。

改造を繰り返して来て、現在は

・ピックアップ:ポールピースを抜いてなんちゃってシングル・コイルへ(記事

・コンデンサー:0は
SPRAGUEの0.05μfのコンデンサー、5はN.G.Wで入手したRussetと名付けられた0.022μfのコンデンサー (記事
 

・ブリッジ:バーブリッジからシンクロ・ソニック・ブリッジへ(記事

・テールピース(ビクスビー):B6からB7へ(記事


との使用。

現行品とは異なる、2003年7月日本のダイナ楽器製造のこのギター。11年物ですがギターの世界では未だ少年期(?)。

見た目は好きなんですがサウンドが扱い難く、色々と試行錯誤をして来た。

僕自身が、歌いながら弾く、リフやソロも担当する、と言う立ち位置故、

・クリーンでコード弾き
・クリーンでアルペジオ
・歪ませてのバッキング
・歪ませてリフやソロ

と、奏でるサウンドは色々とある訳ですが、歪ませた際のサウンドにどうも納得感が無かった。

Klon系のペダルが合うかなと一時期落ち着いたが、前回原点回帰の意味でTS-9のBrunoのモディファイ品を使用したら、思いの外良かったり(要するに、未だ試行錯誤中なんですわw)。

前回の練習テイクを聞くと、サウンドは僕好みである。ビクシ君のギターが小さめだったので、それが通常モードとなったら抜けて来ないかもだが。

その試行錯誤の結果「このギターで、歪ませて太い音を出そうとしない方が良いんだろうな」と思った次第。

その考えから、フロントを疑似シングルコイル化したんですが、「うん、やっぱそうだよな」と一人納得。

例えばですね、マーシャル。

バンド練習で使用しているのはマーシャルのJVM210Hをヘッドにしたアンプ。

クリーンチャンネルで使っている。イコライザーは全て5。

このアンプって、ある程度ゲインを上げないと線が細く感じ、Telecasterを使用していた際は5以下にはしていなかったんですが、6120DCでは5だと歪ませた時低域~中低域がルーズになる気がして、今は3.5~4未満。

それで音作りをすると、まぁ何となく好ましい音となった。

(歪ませる時は)「ロー~ロー・ミッドを上げない様」にすると、良いんだな、と確信。

それだと、クリーンでは線が細く感じられると思うので、リバーブとかで残響音をすると良いかも・・・・あ、ブライアン・セッツァーってそれを意図しての音作りなんだろうか。 

と言う訳で、「中域を出すペダル」との意図では無く、「ロー~ロー・ミッドを削るペダル」が合うのかもと上記のTS-9試して「うん!」となった、と。

OD-1なんかも合うかもな。TS-9よりハイよりだし・・・・試してみよう・・・・って事で試すと結果は良好。

OD-1はTS-9よりハイ寄りにミッドを上げるので寧ろ合う気がする(試したOD-1はこれです。このOD-1が一番好きだな)。

てな訳で、長々と書きましたが、僕のGretschで気持ち良く歪ませる場合は、ミッド~ハイ寄りな歪みペダルが合う、が、2014年11月時点の僕の結論。

リフやソロで「もう少しローが欲しい」と言う時の為に、これとか、イコライジングが出来るペダルだと不便は感じない。

てか、Gretschが、とかでは無く、単純に僕が「太いローが出るギター」を上手に扱えないだけかも、な。

TS-9、OD-1をメインの歪みで使用すると、ソロやリフで音抜けの悪さを感じる事があると思いますが、トレブル・ブースターを前段にかませると良い感じになります。

TS-9にはBSMのRM、TS-9よりハイ寄りなOD-1にはKeeleyのJava Boost、何かが合う様な気がする。RMはエンハンス効果が如実なので、ブースターは同様のニュアンスがあるmicro amp +より、普通のmicro ampの方が合う様にも思う。

使うとしたらこれだろうな。

前回の練習では、TS-9&Java Boostで良い結果が得られたが、次回練習では上記取り合わせのどちらかを試してみよう。

で、冒頭に戻り、何故このギターを弾いているかと言うと・・・・

凄く美しいクリーン・トーンが出るから、に他ならない。

と言いつつ、クリーン・トーンは最近あんまり使っていなんだけど・・・・w。

以上、需要ゼロ、備忘の為に書き置いておきます(何の為によ?)。 

因みに、アイコンと化したギターにはこんな事が起きる訳だよ。 

オカモトタロウの続きの続きの続きの話

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「岡本太郎」の続きの続きの続きの話。
リーダーの指摘のとおり、確かにちょっと飽きているけど、今回までは概ね書き溜めてあった。

次は「太陽の塔のロボ」。

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買っちまった。


いや、さすがに少し悩んだんだが・・・
身の周りに持っている人が複数名いると、別に普通のことかと思い。
いや、普通はそんな人、周りにいないのかもしれないけど。

まあ、冷静に考えて、恒常的な生産はせず、完売したら絶対再生産はしないだろうということは分かり過ぎる程、分かっていた。
なので、思い切ってポチッと。

ただ正直どう扱って良いのか・・・

普通に写真撮ってもしょうがないので、iPhoneで適当にいじってみた。
こんなんで良いのか?

「さあ、かかってこいよ。」
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「喰らえ!!シュート!!」
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「ま、負けた・・・」
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或いはこんな感じ?

「芸術は爆発だ!!」
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最近の若者は知らない?
これなら?

「今でしょ!!」
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なおロボについては、馬鹿らしい程本気のPVがある。



勿体ぶって手足出さなくても、最初からビームだけ放てば良いじゃんって言っては駄目。

いや、むしろ第二形態である手足迄で抑えて、第三形態の首と顔開くのは要らないだろうっていうのも言っては駄目。

まあ、確かにカッコ良いかどうか微妙だけど。


仕掛人の対談も興味深い。



顕在化していないニーズを汲み上げる、という考えはスティーブジョブズと共通する、みたいなくだりには言い過ぎ感があるものの、欲する人が必ずいるはず、という根拠の無い自信を拠り所に突っ走った衝動はいまどき珍しい感じがした。

何というか、衝動に身を任せた故、芸術作品の二次利用ながらこれもまた芸術作品のように感じた。

言い過ぎかな?

そして、話は暴走気味にガチャガチャのミニフィギュアに戻る(続く)

第225回練習便り

リーダー

リーダーです。

ううむ、羽生結弦に母性本能が疼いてならぬ・・・・あ、俺男だった。

「周囲が止めるべきだった」「美談で終わらせてほしくない」

はい、正論。

でも、そう言う事をしたり顔で言うのって無粋だよね。

本人が出ると言って、結果出た以上、正論はグッと飲み込み「良くやった」が宜しいと思う。

ネット正論派ってのはどうも無粋でいけ好かねぇや。

岡本太郎話が続いておりますが、間隙を縫って練習のご報告をば致しましょう。

いよいよ以て何のブログか分からぬこの不気味さこそが、まぁ我々の品質。

岡本話は続いておりますが、書いている本人に若干の「飽き」を感じるのは俺だけか。

と言う訳で、本日は練習で御座いました。

未だ決まらぬライブ用の選曲を一通り、増える新曲の練習を一通り熟した昨夜。

「練習しなきゃならねぇ曲多過ぎんだよ!馬鹿じゃないのか!」と怒り心頭。

かのドストエフスキーは、その著書「地下室の手記」の中で、「誰の所為にも出来ぬ苦痛」について言及しているが、正にそれに近い。

我々、フジコ・オーバードライブは「演奏する楽しみ」に加え「曲を築いて行く楽しみ」も甘受せんとする集団故、時折この様な「楽曲の渋滞」を引き起こす。

しかし、交通整理が出来る集団では無い模様。

練習前、楽器屋さんへレッツ・ゴー。

取り敢えず2件程巡る。

実は最近VemuramのJan Rayを購入しようかと思案中。



¥36,000(税抜)。ううむ、迷う。

複数の動画を見るに、ギター、アンプ、で結構音が変わる感じで、且つ、シングルコイルとの相性が良い様に思え、最近GretschのNasvilleを使用している己の環境を考慮した際、ちと躊躇。

箱鳴り感がある歪みペダルに思え、ソリッドのギターだったら買ってたかな、と。

まぁ、もうちょっと迷いましょうそうしましょう。

てな訳で、練習。

「取り敢えず2015/1/31にライブすっか」とのコンセンサスが取れたので、ライブで披露する11曲(!)を淡々と。

慣れ親しんだ楽曲が多いのに、どうもミスが多い。

ライブが未定故今一身が入らぬと思われる。まぁ、仕方が無い。

一巡した後、新曲に取り掛かる。

先ずはベースの大先生の「惑星」に着手し、ビクシ君の提案により若干のアレンジ。

その提案により、エンディングにかけて派手になって行く。

その一方、Aメロを殆ど弾かぬ彼に「それはないだろう」とベースの大先生が一刀両断。

一勝一敗ではないでしょかねw。

そう言えば「リーダーってアレンジ嫌いますよね」と以前ドラムのTakayuki君に言われた事があるのだが、僕は盛り込みが少ない楽曲が好きなのだと思うので、その所為かと思う。

フジコ・オーバードライブは、アレンジを煮詰めてくと盛り込み過ぎちゃう衒いがある様に思える。

イントロに印象的なリフ、サビで厚い感じ盛り上げる・・・・、ってな、まぁ、有り触れた展開が落ち着く。感覚が昭和なワタクシ。

最近のバンドは、凄く音が厚くて「ゴワー」って感じで、僕はそれに馴染めないのだが、僕等は音は厚くは無いんだけど、結構盛り込みは多い。もう少しスッキリ纏めても良いんじゃないかと思う事がある。

と言うか、盛り込み過ぎると・・・・、自分が付いて行けないのだよ、うん。

続いて、僕の「悲しいギフト」と「裏切られた心臓」。久し振りに演奏。

前者は、こんなものではないでしょうか。

後者は、なんかとっ散らかった感が拭えず、もう少し纏めたい気がする。なんか、Too Muchに感じる。あの、そんな劇的にしなくていいです。

続いて、前回ビクシ君欠席の際に取り掛かったベースの大先生の楽曲「White Light」。

何となく、各人が手癖と言うか、得意な感じをバラバラにやっている感があったので、別のイントロを提案。

アーシーな感じにした積りが、思いの外ロックな感じになったが、まぁ、そう言うのもアリだろう。

イントロがビシッと決まって(あ、手前味噌ですかね?ごめんなさい)、サビが明白で、で、あんまり盛り込んでいない感じで、僕はこの程度に収めるのが好きだったりするが、人によってはもう少し煮詰めたいのかもな。

僕は自分の感覚をあんまり信用していないので、納まりが悪い感がある時は意見を言う事が多いが、イントロを弾く事と、各人の意見を「こんな感じ?」と纏める程度の意見しか言わない様努めている。盛り込み過ぎだって時には「そこはちょっと」と言う事も多いけど。

なんかこう、上手く言えないんだけど、「聞き流せる感」「聞いた際のしつこさの払拭」は、ある程度意識したくなる。

この辺が、昭和なのかも知れぬなぁ・・・・或いは老害かw。

ミックス時には盛り込むくせにw。

そんな練習で御座いました。

今日はですね、Tube Screamerの事を書いていたら弾きたくなって、

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これ、を

Java B

これ、で、ブーストしてみた。

結果は、良好。

マイルドなTSをトレブルブースターでブーストしたサウンドって、好きだったりする。

コードを弾いた時にあるTSの抜けの悪さを、トレブル・ブースターが補完する感じ。バッキングで引っ込みたい時にはトレブル・ブースターをOFFにすると良い感じ。

TSの中域は、ともすればアンサンブルで邪魔になる事があるが、アンプを線の細い感じ、マーシャルで言えばゲインを上げ無い設定にしておくと、すっきりと纏まると思う。

次回はあれでブーストしてみたくなった。

Jan Ray、欲しく無くなっちゃったよw。 

オカモトタロウの続きの続きの話

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まだ続きます。機材好きのギタリストの方ごめんなさい。
「岡本太郎」の話。

岡本太郎記念館のミュージアムショップでは「太陽の塔」(のフィギュア)を発見。そして購入。

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1/500・・・実物は高さ70mだから、14cmの我が家の「太陽の塔」第一号がこれ。
やんや。

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未来を表す「黄金の顔」(上の顔)を支える桟が省略され一本だけであること、腕の付け根の線が目立つように感じることが少し残念だけど、表面の質感が良い感じにコンクリート。
重量もあり、なかなか満足。

さすが、フィギュアの海洋堂クオリティ。

自由の女神みたいに、友好のモニュメントとして外国にプレゼントすると良いのでは?小さめのを海洋堂の作成で。

大阪の万博記念公園で実物を見た関西勤務時、大きさやたたずまいにはもちろん感銘を受けたのだけど、一番衝撃を受けたのは過去を表す背中の顔(「黒い太陽」)。

正面から近づき、見上げ、通り過ぎ、振り返って目に飛び込んで来た。


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これ。

太陽の塔がどんななりなのか、さすがに見知ってはいたのだが、それは正面からの話。
後ろに回るとこのように邪悪な顔があるとは知らなかった。

ひょっとして過去、黒い太陽というキーワードから戦争とか原爆とか暗い歴史を表しているのかな?

例えは変だが、善良そうな人の背中にクリカラモンモンがあったみたいな衝撃。

そのため、いまだに一番好きなのがその後ろ姿なのだが、何故か表向きでしか飾ってはいけない気もしている。

近年は大体X'masシーズンのこの時期だと思うが、プロジェクションマッピングも行われているようで動画がいくつか見つかる。
まだ全てを見た訳ではないのだけど、2011年の岡本太郎生誕100年記念の動画は特に前半6分過ぎ位まで、岡本太郎愛にあふれていて、とても良い。




家のフィギュアにプロジェクターでこのまま投影したら再現できるだろうか?

そして次はあれ…(続き)

オカモトタロウの続きの話


ranco2
にわかです。

件のミニフィギュアをネットで調べたところ、どうやら3シリーズあるガチャガチャで、モノによってはプレミアがついている様・・・俄然、物欲が疼きだす。

物欲のままにネットでポチったのは
「パメラ人」と「火の接吻」。

パメラ人
映画
「宇宙人東京に現わる」の宇宙人で岡本太郎デザイン。
正直安直だが、むしろそこが良い。
IMG_1614

火の接吻
岡本太郎デザインの卓上ライター。ミニフィギュアなので、これは先端がLEDで赤く光る。
IMG_1615

なんだか岡本太郎が本格的に気になってきたこともあって、たまたま休暇を取っていた平日午後に青山の岡本太郎記念館を訪れた。

ちなみにリンク先のWEBサイトから割引券を印刷していくと100円程安くなるそう。

ここは普通の美術館と違い、写真撮影自由。
まあ、誰が撮っても似てくると思うのだけど、こんな感じ。

前回ミニフィギュアでご紹介した河童がいる。
IMG_1565

動物もいる。手前は犬の植木鉢。これはフィギュアで良いので欲しい。
IMG_1555

ここにも犬の植木鉢。
手前は坐ることを拒否する椅子。前回ご紹介したものに似ている。
IMG_1559

森で出会ったら正直ビビるレベル。
IMG_1558

生前、岡本太郎はパブリックアートにこだわり、作品が破損したら自分が直してやる、と言っていたそうだが、庭で草木に浸食されるままの作品の佇まいが独特のテイストでたまらない。
IMG_1560

詳しくは、サイト内のTaro cruise 360°(直リンク)から記念館内部の風景を見ることができるのでどうぞ。
ほかの機種だとどうなのか分からないのだが、iPhoneで見ると自分の身体の向きに反応するので、地味に面白い。


インダストリアルデザインも手掛けた岡本太郎ゆえ、作品はグッズとの親和性も高く、ミュージアムショップも充実していて楽しい。

そしてここでは早くもあれを…(続く)


オカモトタロウの話


ranco2
ベースの中年ですけどね。
「岡本太郎」がマイブームでして。

きっかけは会社帰りに立ち寄った、下北沢の通称ビレバン、ヴィレッジバンガードの片隅で、ミニフィギュアをビニール梱包してバラ売りしていたのを発見したこと。

かれこれ一ヶ月位前?いや、もうちょっと前かな?…


つい買ってしまったのは確か「飛行船」と「河童」だったと思う。

その作品のキャラとしてのインパクトにやられ、帰って開けたところでフィギュアの精度、質感にやられたと。

飛行船
昭和の当時、本当に空を飛んでいた・・・らしい。
IMG_1598

河童
河童には見えないけど、ワルガキ感が伝わる。
IMG_1595

そもそも岡本太郎に詳しかった訳ではないのだけど、関西勤務時に実物の「太陽の塔」を見る機会があり、衝撃を受けたこと、かつてテレビで風変わりな、天然系のキャラで人気だったのに、自身の著作である「今日の芸術」を読むと、理路整然としたキレキレの論客振りが感じられたことから気になる存在ではあった。


ビレバンで売っていたミニフィギュアは400円と安価だったので、キャラが立っていながら一辺に買うことを躊躇し、後回しにした「動物」と「坐ることを拒否する椅子」はそれほど日を置かず続けて購入した。

動物
ぶさかわいい・・・石の質感、重さが良い。
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坐ることを拒否する椅子
お題は後付け、椅子を作る気などなかった、という気がする。
IMG_1597

こうなると本丸はかつて衝撃を受けた「太陽の塔」。
かのビレバンでも売場にでかいのがレイアウトされており、物欲を刺激されたりして、アマゾンで検索すると色々なサイズがあるものの、ちょっと高くて一万円以上する。

昔々、表参道にあったアート系の本屋では確か千円台で売っていた記憶もあるので躊躇したのだけど、気が付くと未練がましくネットを探す自分がいた・・・(続く)

TS808 MOD PLUS TRUE-BYPASS(Ibaneze~Keeleyモディファイ)

リーダー

どうも、「肩の力を抜け」と言われると肩に力が入るリーダーです。

先の金曜日はハロウィン、でしたな。

ハロウィン、よく分からないので調べてみてちょいと納得。

納得の理由は、基督教的じゃないなぁとの違和感故。やっぱ違うのね。

馬鹿騒ぎする理由付けの行事として、馬鹿騒ぎしたい人はしたら良いじゃないかと思う。

他者への迷惑にならないのであればそれで良いじゃないかなと(まぁ、集団で騒ぐ行為自体は大体迷惑になる事が多いのだけどw)。

「ハロウィンの迷惑行為」は、ワールドカップ等で混み合う街で起きる混乱に等しい様に思え、混乱時には己は落ち着居ている事が最善と思っているワタクシであるが、金曜日の帰りの電車の中に、余りにも露出が過ぎる御嬢さんを見るに、その露出的行為より寒くないのかを気にした枯れた中年のワタクシの生殖器は既にして泌尿器。

ま、ああ言うイベント事を非難・・・・ってのも分かる馬鹿騒ぎに参加し切れない一般ヒネクレ属性のワタクシですが、体温低くそれでもなんか己のセンスが良い事は分かって欲しいかまってちゃん的一般ヒネクレ属性の人の方がどうも苦手なのは何故だろうか。

「実は」センスが良い、「実は」深い感性の持ち主、ってアピールをさり気無さを装いするってなんか僕は恥ずかしくて駄目だ(それ以前にセンスも深い感性も無いが)。容姿、運動神経、賢さで尊敬されぬ人の厭らしいアピールに見えて苦手なのである。

「馬鹿やってるって認識しつつする馬鹿騒ぎ」が良いのかも知れない。敢えて言えばラモーンズ。



ハロウィンには、機会があればOD-1のジャック・オー・ランタンを作って参加しよう。

はい、前振りが長い時は書く事に困っているリーダーが本日紹介させて頂くペダルはこちら。

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はいっ、今回もTube Screamer。復刻版のTS808をKeeleyがモディファイ。正式名称はタイトル通りTS808 Mod Plus True Bypass。

先ずは動画をば。



購入動機は、Tube Screamerにド嵌りしている際に興味を持って。高かったなぁ、これ。

改造点は、分かる範囲で

・オペアンプをテキサス・インストロメンツのTI-RC4558Pへ(Keeleyはお気に入りですな)
・トーン・セクションのコンデンサーをフィルムコンデンサーへ
・True Bypass(この改造無しのバージョンもあり。ポップ・ノイズを嫌ったジョン・メイヤーはそちらを使用)
・LEDの交換(Ibaneze~MaxonのLEDの見難さは異常と思う)

んな所でしょうか。 

サウンドは、ざっくりとオリジナル(と言っても復刻版)対比で「ワイドレンジでざらついたTS808」って感じです。解像度の高さは、ざらつきに因るものでしょうか。

上記の動画は、その辺を上手く対比していると思います(接続はまぁあれですが)。

コードをガチャガチャ弾いた時にも、分離が良いTSです。

その分離感を是と取るか否と取るかはプレイヤー次第でしょう。BrunoのTS9紹介記事でちらっと書きましたが、僕はメインの歪みとして、此処までの」解像度を求めてはいない。

基本アンプで歪ませて(クランチ程度でも)、ブースター・・・・と言うか、リフやソロで使用すると、その分離の良さ、ざらつき、そしてTS独特の魅力ある中域が出て良い。

TS808は、と言うかTube Screamerは、スティービー・レイ・ボーンにより有名になったペダルに思います。

そのファンは勿論の事、ファン以外にも浸透するそのネーム・バリューにより、「TS(系)を使ってみよう!」と思うプレイヤーは多いと思います。

一方で、「どれ、そんなに有名なら使ってみようか」と思い入手し、「・・・・・」となるプレイヤーも多いでしょう。

そんなギタリストにこそ試して頂きたいペダルが、このペダルだったりします。

これも
BrunoのTS9紹介記事でちらっと書きましたが、音圧を上げたり、歪みの量を増やしたTSの改造品は、TSの魅力を損ねたり、音抜けを悪くしちゃったり、が、あると思います。

そう成らないレベルで、ハイファイにした感じが良い塩梅で実現されております。

尚、ポップ・ノイズは何度かガチャガチャやってると改善しますので、神経質な方じゃなければ後悔は無い様に思います。

テキサス・インストロメンツのTI-RC4558Pは、OD-1にマウントされたものを所有しておりますが、OD-1でも「ざらついた質感」がありました。このざらつきは、中々に心地良いです。

使用頻度は低いのにこのペダルを残しておいた理由は、まぁ、優秀なペダルに思うからです。

TS808は、りイシューのオリジナル、Sound Loftさんの改造品(貸出中)、そしてこれ、の3つを保有しておりますが、その中で一番好きなペダル。

TS808の魅力を持ちつつ、且つ、その不満を解消したペダルに思いますってこれ、BrunoのTS9でも同じ事書いているなw。 

要するに、僕が思うTube Screamerの弱点(?)が、その解像度の低さ、なんでしょう。

故に、それを良い匙加減で解決してくれるペダルを好んでいるって事になるかと思います。

同じ様なご不満をお持ちの方、一度お試し下さい。

以上です。 
プロフィール

fujicooverdrive

登場人物

【リーダー】

ギター・ボーカル
持っているエフェクターの数は4ケタを下らないエフェクター狂人。ワイフが天敵。最近NGWに寄生。


【ミドリカワ】

ベース・ボーカル
メンバーからは「大先生」と揶揄を込めて呼ばれる最年長・最長寿ベーシスト。やっと人生折り返し。正論派。


【ビクシー】

ギターシンセ・その他
最近ギターにシンセをマウントした命知らず。明るいヘビーゲームオタク。絶滅寸前。

【TakaYuki】

ドラム・打ち込み
虚弱ドラマー。話題はオールマイティ。愛車RX-8。スーパーデザイナー。そして卵が大嫌い。
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