四人冗語

“がんばらないけど、ネバーギブアップ”
東京の社会人アマチュアバンド、fujico overdriveのblogです。

休日模様

リーダー

リーダーです。

気が付けば4月も半ばに御座いますな。

故郷小樽の春の時期、と言うのが好きで、特に街中にも未だ其処此処に残雪が残る時期が好きなのだが、故郷を出て以来、帰省のタイミングは春以外ばかりで、好きな時期の故郷を味わっていないのは寂しい限り。

小学生の時分には、あ、蕗の薹が出て来た、あ、水仙が咲いた、うわ、用水路が雪解け水で凄い早く流れている、遠い山には未だ雪が随分と残っているなぁ、そろそろ裏山の池で山椒魚の産卵あるかも、とキョロキョロしながら春の通学路を歩いていた訳だが、楽しかった思い出しかないのは、季節の変化を楽しんでいた、と言うより、長い冬の終わりを実感出来たからであろう。

海釣りが好きだったので、春になり、気軽に釣りに行ける様になった時期は、休みとなると釣竿を手に海に行っていたものだが、釣れなかった事ばかりだったし、大きな魚を釣った記憶はないにも関わらず楽しかった記憶しかないのは、長い冬の終わりの実感のみならず、そこに冒険心を満たすものがあったからに思う。

いつの頃からか、冒険心を満たす行動は出来なくなり、恐らくこの先も出来なかろうが、その時に感じたワクワク感を思い返す事は追体験で出来たりする訳で、故郷をブラブラと散歩するのを好むのは、追体験の為と言っても過言ではなかろう。

と、過去と言うか時の流れを枕詞に始めてみましたが、それに嘆いている訳でもない。「時間の使い方は命の使い方」との言葉は、渡辺和子さんの言葉だったと記憶しておりますが、凡庸な人生を諦念持ちながら生きるが是とするワタクシには、どうにもピンと来ない。

そんなモブなまま大人になったワタクシにも喜びはそれなりに御座いまして、例えば最近はPP4-380がお気に入り過ぎて嬉しくなっているのである。

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このギターを欲しがる人は、まぁ皆無かと思いますが、ワタクシは頓に気に入っているのである。

元々は、メインで使うギターには、EpiphoneはCasinoがあって、別腹でソリッドギターのメインとなるギターをとの趣旨でなんとなくこれを買って、今じゃこれもCasinoに並びメインの座にいるのである。

90年代初頭に販売され、当時の定価はモデル名にもなっている3.8万円も、実売はもっと廉価で、投げ売りみたいな価格で売られていたなんて話も何処ぞで読んだ記憶ありまして、意識高いギタリストの方には跨がれちゃう様なギターで御座いますが、ワタクシはもう大好きなのであります。

・見た目が好み
・2.8㎏と言う重量で取り回しが楽
・(プリアンプ的なエフェクターとの併用で)サウンドが好み

と言う、ワタクシがギターを選ぶにあたり最重要な3点を満たしており、加えて

・ネックの反りが起きずとても安定している
・アームを使ってもチューニングの狂いが殆どない(アームは後付け。ロック式のペグへの交換などもしている点も狂わない理由)

と言う点も好ましい。

一方、

・スケールがもう少し短い方が好み(PP4-380はPRSと同じスケール)
・ネック幅がもう少しナローな方が好み
・トラスロット調整はヘッド側から出来る方が好み(とは言えネックは安定しているので調整は殆どしないけど)

と言う、不満とまでは言わないが、完全に満足と言う訳じゃない点もあるのも事実。

Fujigenさんは、オーダーメイドを受け付けているものの基本スペックが限定的の様ですが、以前は様々なオーダーメイドを受け付けていた記憶あり、その時代だったらミディアムスケールのPP4-380を作って頂いたかもなぁ、と思いを馳せたり。

いや、ギターのオーダーメイド、Fujigenさん以外にも幾つも御座いますし、やろうと思えば出来なくはないんでしょうが、流石にFujigenさんのコピー品作って、は、拙かろうと。

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上記は、とあるムック本の少年ナイフは山野直子女史の所有するギター紹介からの引用。



このデザインを考えたのは女史であるとの事からして、女史に意匠権あるのかしらん・・・・「お前は使うな」とか言われたらごめんなさいとしか言い様が無い。

で、休日の土曜日。家人が実家に帰省しているのでゆっくり散歩をと思うも、雨と言う事でそんなPP4-380の弦交換なんぞをば。

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清掃、ネックの状態確認、螺子やパーツの緩みを確認し、指板ケアは最近すっかりお気に入りの此方。破格にして良品で気に入っている。

それにしても・・・・ギターのケアしている時って本当に楽しい。好きな音楽を流しながらケアをしていると時間を忘れる。時間を忘れて没頭するって、とても幸せな事に思う。

本日は、The BeatlesのAbbey RoadがBGM。



以前「ビートルズのアルバムでは、ホワイト・アルバムはあんまり好きじゃない」と書いた記憶があるが、アビー・ロードを聞いて思うは、ホワイト・アルバムには、リンゴ・スターのドラムがあんまり入っていないからかもなぁ、と思ったり。

リンゴ・スターのドラムって本当に好きで、サウンドも好きだけど、特にフィルの入れ方が本当に好きで好きで、理想的なロック・ドラマーだなぁと思う、うん。

ジョージ・ハリソンとリンゴ・スターって、ビートルズでのプレイと解散後のプレイが随分違うなぁと思った事がある。「ビートルズにいるからこう言うプレイしているけど、自分のスタイルってこうじゃないんだよなぁ」と思っていたんじゃなかろうか、と思ったり。特にジョージ・ハリソンに関してはそう思っていて、名盤「オール・シングス・マスト・パス」はソロでやったからこそあれだけ素晴らしかったんじゃないかと思っている。

弦交換後、家にいる休日の楽しみであるエフェクター・ラックをごそごそ。

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本日楽しんだのは下記2つ。

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MXRのイコライザーとGuyatoneのエンハンサー/エキサイターであるSonic Shaper。

前回の練習で、PP4-380の足元はこれで良かろう、と言う組み合わせが出来たのであるが、常時ONにして使っているSpark Boosterの位置に、上記2つも合うんじゃないかなぁ?と考えて。

MXRのこの旧式のイコライザーは、ON-OFF機能が無く常時ON。Spark BoosterはOFFにする事が無いのでこれでも良いかな、と。デザインも好きだし。

結果としては・・・・甲乙付け難いなぁ、と。

イコライザーは、まぁ当たり前だけど、PP4-380のサウンドを原音のままイコライジングする訳ですが、Spark BoosterはSpark Boosterの色付けがあって、まぁ、どっちも良いなぁ、と。

持っている事すら失念してたSonic Shaperは、Spark Boosterの代替品には難しい感じ。難しいと言うか、方向性が違うなぁ、と。

鼻詰まりなサウンドに出来たり、倍音をスッキリさせたり、極端にちゃりちゃりな音にしてファズと合わせて抜けの良いファズ・サウンド作ってみたり、と、汎用性の高さがあるペダルで、mighty microシリーズ共有(だよな?)のインプットの調整が出来るのが良い。抑えめにするとピッキング・ニュアンスが出易くなるのを好むギタリストさんもいるかな、と。

あ、そうだ、ノイズが少ないトレブル・ブースターに良いんじゃないか?って趣旨で買ったんだった。でもなんか、トレブル・ブースターの方が良いなって思って使わなくなったんだったっけ。前身機種の2ノブのSonic Shaperも何処かにある筈。ラックを探るのは面倒なのでしないが、2ノブのはハウリングし易かった記憶があるから、ハウリングが気になって使わなくなったんだっけ・・・・。

Sonic Shaperは、メインギターの低域が強いなぁって感じてらっしゃるIzo先生が使うと良い感じになるやも知れぬ。

と、雨を良い事に散々彼是機材を試して過ごした土曜日に御座いました。

日曜日。

朝の曇り空が徐々に晴れ、前日散歩出来なかった事もあり、気も漫ろに朝食兼昼食を済ませお出掛け。本日はTシャツで外出。少し陽気過ぎるかな、と思うも、丁度良い気候。

5月の花の印象がある躑躅が満開。

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今年は一ヵ月程季節が早い気がする。

秋葉原~御茶ノ水のワタクシのレイラインを楽器屋さんに立ち寄りながらぶらりぶらりとお散歩。

楽器屋さんを巡り、気になった小路を歩き、季節を存分に味わえば、なんとも満たされる。

素晴しき哉、凡庸な人生。

そんな満たされた散歩をしていたら大粒の雨。天気予報と雨雲レーダーを見ていたので慌てない利口者なワタクシは、お気に入りの昭和な喫茶店で、ゴルゴ13を読みながら雨の音を聞きながら珈琲を啜り贅沢な時間を過ごす。

素晴しき哉、凡庸な人生。

その喫茶店では、会計カウンター近くの席に座っていたが、老齢の男性が会計をしながら「此処に来れるのは今日で最後だと思う。今まで長い事有り難うね。美味しかったよ」とお礼を言いながら会計をしていた。

名も知らぬ男性を尊敬した瞬間であった。

雨上がりの空は、凄い迫力の雲が沸き立ち見事。

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夏はそこまで。

さて、本日の楽器屋巡りでは、危うくGretschのG6128を買いかけるも「俺には似合わないよなぁ」「それ以前に弾く機会少ないよなぁ」と思い止まり、思い止まった己が偉かったのでご褒美。

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OvaltoneUB-S5。メーカーさんはゲイン・ブースター的な使い方を想定しているかと思うが、PP4-380を使う際の必須ペダルSpark Boosterの代わりになるなって思って購入。

家で試した限りですが、良いですね、とても良い。

Spark Boosterは、二次元的と言うか、のっぺりした感じなのですが、UB-S5は三次元的で、音に立体的な抑揚があります。誤解を恐れず書くと「アンプみたいな倍音感が演出出来るブースター」と言う感じ。

Smooth↔Hardの切り替えでHardを選ぶとコンプレッション感が強くなり、EDGE、FATNESSは高低域の飽和感を出しながらブーストする感じですが、飽和感がToo MuchだったらHardに切り替えると良い感じに纏まる。

とは言え、Spark Boosterの二次元感は決してNGではなく、立体感はその後段に繋ぐペダルで演出すれば良い訳で、寧ろUB-S5の音が立つ感じがToo Much、と感じる可能性もあるかなと(とは言え、UB-S5は前述の通りその調整も出来るけど)。

これは一度練習で使いたいなぁ・・・・うん。

Gretschを買わなかったからとの言い訳でUB-S5を買いましたが、そう言えばもう一台注文してたんだ。



鬼才「キマイラギターズ」はGinger Turbo。Big Muffなファズ、ですな。1stロットは欲しい人多かろうと思って遠慮したが、2ndロットでオーダー。

Big Muffはあまり馴染みのないエフェクター。つまりは、苦手なエフェクターなんですが・・・・デザインが尋常じゃなく格好良い。それだけでも買いじゃないかなと。

あと、Big Muff系のペダルにしては、2バンドのイコライザーが付いていて汎用性の高さがあり、Big Muffをどう使うか、が学べるかなぁとの期待もあったり。

加えて、Big Muff系にTurbo加えるとか、なんか尖った感が良いなぁ、と。

GWは1~2日は録音に使おうと思っているが、発想はGW後なので今回は使えなさそうなのが残念。

そんな、機材と蜜に過ごした、幸せな休日でした。

SFL-1(ARION)

リーダー

リーダーです。

さて、本日紹介させて頂きますペダルはこちら。

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はい、ARIONのフランジャー、SFL-1に御座います。最近ARION製品多いワタクシです。うん、好きなんです>ARION

日本製とスリランカ製の2台持っておりますが、日本製とスリランカ製の比較は・・・・うん、大きな差異を感じませんでした。「強いて言えば・・・・」はありますが、大きな差異ではないかなと。

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中身はしっかり確認していませんが、コーラスの様に日本製とスリランカ製でモデル名が変わっていないので(コーラスはSCH-1→SCH-Zに変更、出音も異なる)、中身は変わっていないのかも。

スイッチとか、DCジャックとか、電池ボックスの蓋のデザインとか、日本製はアダプター使用時に電圧が下がるとか、諸々パーツを中心に差異は御座いますが、出音の差異は感じませんでした、はい。

では、動画など。



上記は日本製との事ですが、電池ボックスの蓋の色が違いますな・・・・。

所謂「フランジャー」なんですが、特徴的なのがそのあっさり具合なサウンド。ノブも一般的なフランジャーにあるものばかりなので、音作りに悩む事はないかと思います。

モジュレーション系ペダルは、低域をどれだけ出すかでその効果を強く感じるかと思いまして、このペダルのあっさりした感じがすると言う事は、つまりは低域をあんまり出さない感じと言う事かと。

低域に強いエフェクト音がかからないので、極端な設定をしても変調感は感じられずで、線が太い出音のギターに合わせるに良いんじゃないかと思います。

かく言うワタクシ自身も、メインで使っているEpiphoneはCasinoが結構線が太い出音のギターなので、相性良いかなぁと思い購入した次第(日本製とスリランカ製を買ったのは比較してなのだが意味なかった訳ですw)。

また、購入動機のもう一つに、このフランジャーをコーラス風に使って、何と言いますか、フランジャー兼コーラスとして使えないかなと考えてってのも御座いました。

バンド練習で使うペダルは上限5個、との制約をしているワタクシは、プリアンプ、オーバードライブ、コーラス、ディレイ、そしてブースターの5つで上限に達するのですが、時にフランジャーの「ぎゅわぁん」とした。所謂ジェット・サウンドが欲しくなる事が御座います。

だったらフランジャー持ち込めば・・・・は、上限5個の制約から嫌でして、置き換えるならコーラスなんですが、コーラスの使用頻度もまた高い訳で、併用出来たらなぁ、と言う。


そもそも、コーラスとフランジャーじゃディレイ・タイムが違うなど差異もあるので無理があるっちゃあ無理がある訳ですが、好きなコーラス・サウンドのサウンド・メイクを調べてみたら、コーラスじゃなくてフランジャー使ってたとかそんな話も聞くし、行けるかな、と思い過去何度か試したが、上手く行かなかった次第。

で、このSFL-1なら行けるかな・・・・って、あわよくばとの期待から購入。

先のバンド練習でちょっと試してみましたが、うん、評価が難しいっす。

と言うのはですね、フランジャーならではのうねるサウンド、所謂ジェット・サウンドが中途半端な感じ、なんです。コーラスを少しうねらせた、位なサウンド。フランジャーならではな、メタリック感(?)も薄い。

一方で・・・・

これ、コーラスとして使うなら凄く良いなぁとも思いました。低域が強くないスッキリとしたコーラス・サウンドは、僕がコーラスに求める流麗なニュアンスがあり、寧ろコーラスとして優秀なんじゃ?と感じたり。

「ちょっとフランジャー風味があるコーラス」として面白いなぁと思う一方、フランジャーとして使うにはちょいと物足りなさも感じたり。

とは言え、「ちょっとフランジャー風味があるコーラス」として面白く使えそうで、これはこれで大いにありかな、と思った一品に御座います。BOSSのHF-2も同じ趣旨で使っていましたが、HF-2はコーラス風に使っても少しうねる感じがあって、「フランジャーなら好みだけどコーラスにはなぁ」と思ったんだっけな。EBSのUni Chorusもコーラスのサウンドが好きじゃなかった。

バンドで使うか、は、ちょっと微妙ですが、面白いペダルなので紹介させて頂きました。

第385回練習便り

リーダー

リーダーです。相変わらずSNSから離れておりまする・・・・そろそろ戻ろうか、このままF.Oしようか・・・・。

土曜日は、バンド練習。

練習そのものも久し振りであるが、土曜日の練習は随分と久し振りな気がする。

以前は隔週土曜日の練習がデフォルトであったが、諸々の理由で日曜日の練習が増えたこの頃。

練習は楽しい訳で、楽しいと言うのは土曜日だろうが日曜日だろうが変わらないのであるが、日曜日の練習はどうにも気が萎えるのは、社会人の定めと言うか性と言うか。

とは言え、日曜日の練習には良い点もありまして、土曜日に事前練習がちゃんと出来るので、最近の様に仕事に忙殺される日々を過ごしていると、事前練習がままならぬ、と言う事もない。

と言う訳で、金曜日の仕事は割り切って終わらせ、金曜日の夜に事前練習をした訳であるが、体調を崩した事もあってギターを弾く機会が減っており、久々に真面目に弾けば「あれ?」が其処此処に。

大した事をしている訳ではないので、弾いていると思い出せるのだが、暫くギターを弾いてなかった事を実感。

ワタクシ程度でもちょっと弾かないとこんな調子なんだから、プロともなれば、それを生業としている訳で、ステージにに立ったり録音したりする前に、相当な練習をするんだろうなぁ、と只尊敬するばかり。

事前練習を一通り済ませ就寝。風が強い夜でした。

灌仏会の土曜日は不安定な空模様。

雨で機材が濡れぬ様、防水スプレーをかけ、大きめの折りたたみ傘を持っての出発。

楽器屋さんへは2件立ち寄りも何も買わず。と言うか、今は機材を減らしたいモードなので、余程じゃなきゃ食指は伸びず。

練習は、粛々と。

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前回練習で、録音のガイドラインを録り、それに合わせてドラムのTakayuki君がドラムを録音を実施した所為か、矢鱈リズムが安定している。

「リズムが安定し過ぎて気持ち悪いんだけど・・・・」と苦言を呈すれば、「理不尽極まり過ぎやしないか?」と詰められる。うん、悪かった様な気がしなくもない。

次回作の録音を一通り熟し、次回作に収録予定の曲でガイドラインを録っていなかった、ベースの大先生の楽曲「シーラカンス」のガイドライン録りをし、次回作以降の曲も練習。

次回作の録音と言う供養が終わっていないのに次々回作の曲が、数えてみたら8曲ある訳で、我が事ながらいい加減にしろよと腹が立ってくる。うん、愈々以て、バンド活動の理由が不明過ぎる。

とは言え、久々の練習は楽しかった。うん、やっぱバンドは楽しいよ、うん。

練習後、飲み会。

リーダー「さっき喫煙所行ったらさ、我々と同年代と思しきバンドマンが居てさ」

Takayuki君「ほぅ?」

リーダー「会話の内容がさ、やれストーンズがなんだクリームがなんだ、この前PRS買っただヴィンテージのストラト買っただ話しててさ」

ベースの大先生「正しいオヤジバンドじゃないか」

リーダー「いや、そうなんだよ。その点俺達ってさ、・・・・やっぱおかしいよな?」

ベースの大先生「そうだよな。大体いい年してオリジナルやってんのもおかしいだろ?機材も値段は安いとは言わないが、訳分からんものばかりで、大人の高級趣味って施行でバンドやってる訳でもなし、と言うか、同年代どころかどの年代でも跨ぐ様な機材ばかりだしな」

リーダー「機材に関しては、言葉に気をつけろよ、あ?」

ビクシー「何を今更。アマチュアバンド界の北朝鮮、しかもメンバーは総書記しかいないのは自覚しているじゃないですか」

リーダー「いや、その通りなんだけどさ、今更だけど、これで良いのか?って気持ちにもなるんだよ」

Takayuki君「じゃ、ツェッペリンでもカバーします?」

ビクシー「波紋を学ぶ、と?バンドで出来るもんなんですか?」

リーダー「ツェペリ男爵の話じゃねえよ」

ベースの大先生「この会話の成立しな過ぎる時点でなんかもう色々無理だろ?考えるの止そうぜ?な?寧ろこの年で自己否定するとこれから残り少ない人生が辛くなるぞ?」

リーダー「俺達は兎も角・・・・大先生って未だ人生折り返し地点じゃないじゃん?」

ベースの大先生「俺の寿命は120越えんのかよ!」

ギターは久々登場EpiphoneはCasino・・・・と思っていたのですが、天気が不安定な予報だったので、天気が悪いなら絶対的な体積が少ない方が良かろうって事でPP4-380

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事前練習ではCasinoを使っていて、やっぱりCasinoの方が良いなぁ、特にネックシェイプが好きだなぁと思っていたのだが、土壇場で此方に。

足元はこんな感じ。

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Spark Booster(TC Electronic)~ブースター兼プリアンプ

OD2(Guyatone)~オーバードライブ

SCH-1(Arion/Mod)~コーラス

SAD-3(Arion)~ディレイ

MC402 Boost/Overdrive(MXR/Custom Audio Electronics)~ブースター

Spark Boosterは常時ONでFATモード、Treble下げのBass上げに設定。線の細いPP4-380のサウンド補正で使い始めたがやっぱり良いです、うん。

あ・・・・そう言えば、Spark Boosterのクリーン・モードがベース効くのか試すの忘れた・・・・ので家で改めて試せばしっかり効いた。うん、ごめんなさい。

OD2は、やっぱりやっぱり好みなサウンドで、最近の僕の基準値になっている。

「OD2をONにした時に気持ちが良い音が出るならOFFの時の音も好ましい」と思っている。クリーンと歪みサウンドを切り替えて特定の音域が強調されるのではなく、シームレスな感じにしたいワタクシですが、それを実現してくれるお気に入りの逸品。

僕が歪ませ過ぎなのか、機材によっては各弦の分離感は悪くなる事あるんだけど、OD2は好みまで歪ませてもしっかりと分離感もあって好きだ。そもそも、そんなにヘヴィに歪ませられるペダルじゃなく、汎用性は少ないけど、本当に良いペダルに思う。

コーラスは、前回はSCH-Z(のモディファイ品)を使ったんのですが、
SCH-1(のモディファイ品)の方が、コーラスのかかり具合は深いのにスッキリしていて(低域がちょうど良い塩梅で変調感なくコーラスがかけられる感じ)、やっぱりこのサウンドは唯一無比で好きだ。クリーンのコード弾きで使って良し、ソロで使って良し。

SAD-3は、ディレイ音が不明瞭ながらも太く、綺麗なディレイ音を出すと言うより、空気感を演出する感じ。付点8分のディレイは無理だけど、付点8分はそもそも弾かないから良い。

不明瞭で太いディレイ音は、コーラスと併用するにコーラスの低域が強いとぐちゃぐちゃな感じになるのだが、SCH-1のモディファイ品との併用では、音がもやっとし過ぎなくて良い。

SCH-Z(のモディファイ品)使うなら、ディレイは音がCarbon Copyに様に、クリアーな音の方が向いている様に思うんだ、うん。

で、下記を持って行ったが、結局使わず。

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コーラスは言わずもがな、フェイザーも評価が高いARIONですが、フランジャーの評価は芳しくないものを見掛ける。ちょっとだけ試したんですが、評価が難しいペダルでした。

持って行った理由は、サビとかの盛り上げにフランジャーありだよな、と思って。で、練習に持ち込むエフェクターは5個を上限にしているので、コーラスと併用出来ないかな、と。

ちょっと試しただけですが、コーラスとしての使い勝手が良い一方、フランジャーとしては効果が控え目で、フランジャーに求める「ぎゅわあん」なサウンド効果が少なめと言う・・・・「お前、フランジャーだろうがっ!」って思っちゃったと言うか・・・・w。まぁ、もう少し試してじっくり判断したいなぁと思ったりしております、はい。

最後段のブースターはAC Plusと迷ったんだけど、ベースの大先生の曲でリフを弾く時とビクシーの新曲のソロを弾く時に、AC Plusより太い音が欲しいなぁと思ってMC402に。Spark Boosterで線の細さを補正しているとはいえ、より太い音の演出が欲しいならMC402の方がベターかなと。Koko Boostも捨て難いんだけど、PP4-380にはMC402が使い易い。クリーン・ブーストも良いし。

試してみればやっぱり良くて、OD2の守備範囲外の「図太いサウンド」、ファズとまでは言えないが、そんなサウンドは、MC402がしっかり出してくれる。

と、つらつらと書いてきましたが、うん、PP4-380と合わせるペダルは今回ので良いかと思います。興味で替えるかもしれませんが、基本はこれになると思います、はい。と言うか、悩んだらこの組み合わせに戻れば良い、と言う基準が出来ました。

で、肝心のPP4-380は・・・・うん、良い・・・でも、Casinoも良いので、さて、どっちをメインにしようか、悩ましい・・・・。

軽量なCasinoより遥かに軽量で取り回しが良い。サウンドも、エフェクターの効果で好みの音が出せる。

一方、Casinoの方がネックのシェイプが好みだったり、スケールが好みだったり・・・・弾き易さ、は、Casinoの方が好きな訳で・・・・。

ま、気分で併用すればいいか、うん、そうしよう。

そんな練習に御座いました。

休日模様~卯月の疼き

リーダー

リーダーです。

さて、帯状疱疹も落ち着き、後遺症となる帯状疱疹後神経痛にはならず済んだものの、体調回復度合いは9割と言ったところで、思い出した様に痛む事もある。

帯状疱疹中に海外出張に行った剛の上司を持つワタクシだが、そんな上司と会食があり話を聞けば、矢張り1ヶ月程度はスッキリしないとか。

ま、あ齢53ともなれば、何かしら病気をし回復しても、病気前の体調に戻るのには時間がかかるものかも知れぬし、無理はしないでおこうと改めて思う。

若かりし頃は病前の体調に戻るとしても、年を重ねると病気から回復しても元の体調まで回復する事が無くなると思う。そして最後は・・・・と言うのが節理の様な。

これからは自愛して行かねば、と思った、今回の病気。

左脹脛から臀部への帯状疱疹であったが、帯状疱疹は上半身に出るものとの先入観あり最初は特定出来ず、且つ土曜日の午後からと言う救急でなければお医者様にはかかれないタイミングでの発病で、インターネットで調べたりなんだり。

家人も調べてくれたのだが、下半身だった事もあって「性病じゃないのか?」「その手の店に行ったのではないのか?」「正直に言え」と詰められ、そのあまりの圧と痛みに身に覚えもないのに認めそうになる。冤罪と言うのはこうして起きるんだなぁ、と帯状疱疹で学ぶ。

病気の最中、忙しさもあってかSNSを全く活用しなかったのであるが、それはそれで不便を感じず、と言うか寧ろ快適であって、SNS経由の通信以外はもういいかな、と言う気持ちにもなったり。

真偽は不明も、縄文時代の一生の情報を現代人は数時間で得ているとどこぞで聞いたが、SNSは情報収集のアイテムとしてはとても便利であるが、ともすれば過多な情報にしんどさも覚えるのも確か。

「便利なものは面倒」とは母の言葉だが、ちょっと納得。

性懲りもなく機材紹介なんぞをしているワタクシなれど、他人様の機材紹介は参考にすれど信用はしていない。自分で試した際の印象が異なる事が多いからと言うのもあるが、感度と言うものは人により違うと思うし、環境によっても違うと思う。

機材紹介と言えば、ソリッド・ギターのメインであるPP4-380のアクセスが急に伸びて「ホワイ何故に?」と矢沢風に呟いて気付くは、かのfunk ojisanのYou Tubeで紹介されたからか、と思ったり。



とても良いギターだと思うので好意的なコメントに同意するものであるが、funk ojisanの試し弾き動画で使われているアンプが凄く良いってのもあると思うんだ、うん。

機材で思い出したが、エフェクターのマッチング・アプリを開発する会社が何故無いのかと心の底から思っている。

「OD-1と言います。歪みペダルですが低域は歪ませない感じで、TSさんと比較してスッキリしたサウンドです。これまで、あんまり歪ませないでMarshallさんとマッチングする事が多かったですが、こう見えて結構歪みますので単体でも試して下さい。頑丈です」等の自己紹介頁をアップしてマッチング・・・・とか、夢が広がるのは僕だけだろうか。いや、僕だけではあるまいて。

と言う訳で卯月。

2023年も1/4が過ぎ、はて、この3ヶ月は何をしたのかしら?と振り返ってみれば、忙しかったなぁとの思いばかり。

病気により散歩が出来ていなかった最近。天気も良いので早速散歩と行きたかったが、マンションの排水管清掃の対応あり午前中は待ちの時間。

と言う訳でエフェクター・ラックをごそごそして、何となく手持ちモジュレーション系を試す。

経験則から、モジュレーション系ペダルは試して一発で気に入らなければその後気に入る事はない、と思っており、手持ちにあると言う事は一発で気に入った筈であるが、「あれ・・・・?」なペダルがちらほらと。

ポンコツな耳の持ち主である事を自覚しているワタクシだが、ここまで酷いとは・・・・と思って気付くは、ギターとの相性を考慮していない点。

モジュレーション系のペダルの肝は低域だと確信している。理由は、モジュレーション系ペダルは、低域にどれだけエフェクト掛けるかでそのえぐさが決まるからと思っているからである。

「あれ?これってこんなにエフェクト音強かったっけ?」と思うペダルは、多分試した際に(P-90ではない)シングル・コイルのギターで試したからだろう。

モジュレーション系ペダルではないが、久々に楽しんだのがこちら。

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ペダルでボリューム奏法が出来るアイテム。BOSSのSlow Gearのパクリ・・・・ですかな。BehringerはSM200、Slow Motion。Slow Gearは和音対応していないんだっけ?

録音でしか使わない飛び道具だが、弾いていると結構楽しい。ステレオ使用ならもっと使い勝手ありそうに思うのだけど・・・・。

ボリューム奏法と言えば、The Beatlesのこの曲。



アタック音を出さないと言う点では、逆回転に近しい感じかしら。逆回転と言えば同じくThe Beatlesのこの曲が有名なんだろうけど・・・・



僕が思い浮かべるはThe Who の「アルメニアの空」だったりする。



逆回転の音って魅力的で、BOSSのディレイなんかでそれっぽい感じは出るけど、アナログ感あるSlow Motionの方が好みだったりする。

アナログ指向云々じゃなく、デジタルの遊びの無さって、なんかこう・・・・楽しめないんだよなぁ。

そんなんしてたら排水管清掃も済み散歩にお出掛け。

セーターでちょっと暑さを覚える好ましい日。

桜は散ったか、と思ったが結構残ってもおり、充分に堪能。

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神田川で花筏が見れるかと思ったが、花筏にはちょっと早かった模様。

春真っ盛りである。

神田明神では新潟

そんな春真っ盛りの散歩中見付けたこちら。

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満員じゃなかったら絶対お邪魔していたなぁ・・・・残念。



狂気」は、僕の人生の中で聞く回数が多いアルバムの10本指に入るのは間違いなく、今でも思い出した様に聞く。熱狂的にも聞いたし、聞き流す様にも聞いた。聞き流してる時に「Time」の冒頭で吃驚するのは今でも時々やっちゃう訳だ。同曲のソロは、音色含め僕の理想の音の一つ。世間の評価は「Comfortably Numb」のソロの方が高いかもだけど、僕は「Time」のソロも好きだ。

楽器屋さんを巡るも欲しいものはなく。ARIONのSCH-1はちょっと欲しかったけど自粛。お気に入りの改造品を所有しているし、ARIONの古いペダルは電気系統とスイッチに不安があるのは経験則から。特にスイッチは、日本製とスリランカ製とに互換性が無いので、壊れても使用頻度の低いスリランカ製の物からの転用、なんて事も出来ないし。何台かのOD-1を見掛けたけど勿論自粛。

普段なら人混みを避けた道を歩くのだが、買い物があったので上野駅周辺を止む無く歩けば、人出は完全にコロナ前に戻っている印象。いや、それ以上かも知れない。

諸々思うところあり、景気はこれから後退局面になるだろうな、と思っている僕は、賑やかな街が何とも寂しくも見えたりして。

買い物を済ませ、賑やかな界隈を抜けひっそりとした道を行けば、道沿いの桜が風で桜吹雪。もう何年も前になるが、赤坂は氷川神社周辺のとある通りで見た夜の桜吹雪が、この世のものと思えぬ美しさで呆然とした事がある。その時の僕の精神状態もあろうが、今でも僕の心に強く残っている。

もう一度あんな桜吹雪が見たいものだ。

日曜日。

曇天模様も雨は降らないとの天気予報。

ちょっと用事があったのでそれを済ませ、散歩に出掛けるも、今日は控えめな散歩。

散歩しがてら、末広町から二つのHARD OFF、イケベ楽器リボレ秋葉原店を巡るも何も買わず。中古のGretschのDuo Jetはちょっと欲しかったけど・・・・本体価格より改造費の方が遥かに高くなりそうで自粛。と言うか、ギターはもういいやw。

散歩途中に通り過ぎた公園では、葉桜の下で宴会の集団。長いコロナ自粛もあったし、そりゃ陽気に過ごしたいよな、と思うも、子供が結構遊ぶ公園なので、なんだかなぁとも思う。

佐竹商店街の自家焙煎珈琲店で母に珈琲豆を送る。味に五月蠅い母は、最近は北山珈琲店とこのベースキャンプと言うお店のブレンドがお気に入りで、頼まれる息子としては面倒でならぬが、老齢の母を小樽で独り暮らしをさせている不義理の言い訳には良いのだろう。

同じく佐竹商店街では、サンジュウヒクイチと言うお店で、ハンバーグ、ドレッシング、粒生胡椒を購入。

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ハンバーグは、そのソース含め大変美味しく、馬鹿舌なワタクシでも美味しいと思う程なのだが、最近のお気に入りは此方の胡椒。肉料理のみならず、サラダと合わせても良いアクセントでとても美味しい。

散々「食に興味なし」と言って憚らぬワタクシであるが、そんなワタクシでも美味しく感じるのだから相当に美味しいのだろう。

もう少し歩く心算であったが、荷物がそれなりに重くなったので帰路に就く。

小腹が空いたので、お気に入りの精肉店で野菜コロッケを買ってほうばり歩けば、吹く風は冬の気配すらない。

今年も夏が来るんだなぁ・・・・。

夏を喜ぶ虚け者、冬を喜ぶ怠け者、とは、大学時代の何かで己が書いた記憶がある一説だが、僕は前者。

夏よ、来い。

夏頃には、仕事が一服していると良いなぁ・・・・。

帰宅し、家人と食事しながらつらつらと会話。

春頃に旅行に行こうか、との約束は果たせそうになく、いや、無理すれば出来なくはないが、結局出先で仕事が気になって何度もメールを見る僕を家人が嫌がるので延期。

無責任ながら、家人に一人旅を勧めてみれば大いに乗り気で一安心もちょっと羨ましかったり。

一人旅など暫くしていないが、落ち着いたらふらりとどっか行くのもありだよなぁ・・・・。

そんな春の一日。

休日模様~バンド練習は欠席、の巻

リーダー

リーダーです。

さて、帯状疱疹を発症してしまいましてって話は先のBlogで書かせて頂いた通りだが、痛みは治まって来たものの本調子には程遠く、土曜日の練習は欠席。

メイン・ギタリストのビクシーも風邪気味でお休み、と、土曜日の練習はリズム隊のみと相成って申し訳ない限り。

痛み止め飲んで、練習だけならなんとかならないか・・・・と思うも、週明けの月曜日には仕事上の会食もあり、此処で無理は出来ないと我を通させて頂いた。

帯状疱疹の原因は不明なれど、疲労、ストレスが良くないと言うし、近年稀にみるほど忙しかったのは事実も、偏にワタクシの不摂生が原因な訳であると反省しきりである。

そんな多忙の中にあって、思えば此処最近は休日に仕事以外の予定を色々と入れてしまっており、ゆっくり休む時間もなかった。

今後は、多忙期には不義理であっても休養を意識し、過度なお誘いはしっかりお断りしようと決断する。

性格故か、しんどさを覚えつつもお誘いを受けてしまう事が少なくないワタクシ。お誘いを受けている内が華、と思っていた訳だが、無節操にお誘いを受けて倒れてキャンセルするとか、寧ろ不義理であろうとも思うし。

ふと思い出したが、普段は「世界最弱ドラマー」「鼻息で倒れる男」「スティックより重い物は持てない男」と、その体力の無さをおちょくられているドラムのTakayuki君は、一度も体調不良でバンド練習を休んだ事はないんだよなぁ・・・・。

「5月にライブをやらないか?」とバンドで盛り上がっていた際、マスク着用が緩和された後の状況を見極めてからにと反対したTakayuki君であるが、自制心がある人間なのだろう。見習いたいと思う。

と言う訳で土曜日、ゆっくり過ごす。

ゆっくりと過ごすと決めた土曜日は、普段なら恨めしく天気の悪さがしっとりと落ち着いた雰囲気を醸し出し寧ろ有り難い。

さて、何して過ごそうかと相成り、偶には音楽をじっくり聴いて過ごすもありかなと思い立つ。

選択したのはThe Beatlesの名盤との評価が高い「The Beatles」通称「White Album」。

The Beatlesのレコードは、初期の物を除き殆ど持っていた。初期のロックンロールな曲が多いレコードは、好きな曲も多いがアルバムとしては好みじゃなく、聞きはしたが欲しいとまでは思わなかった。所謂「赤盤」で満足だった。

何度も聞き込んだのは「Rubber Soul」以降で、その中で「White Album」は、正直そんなに好きじゃなかった。フェイバリットに挙げる人も多いアルバムだと認識しているが、「同意出来ないなぁ」との思いが強く、Rubber Soul以降のアルバムでは最も聞く機会が少なかった。

2枚組のアルバムにToo Much感を感じる、と言う事ではない。「All Things Must Pass」は未だによく聞いたりするし。

改めて聞いてみれば、それもソファに腰掛けたり、時にベッドに横たわって3回通して聞いてみたが、やっぱりそんな好きなアルバムではない、と再認識。

個別に好きな曲は山ほどあるし、演奏も良いなぁと思う曲も多い。Ringo Starrが不参加ながらも格好良い「Dear Prudence」の演奏の格好良さに痺れたりも、する。

でもなんか、好きになれない。理由は考えたがよく分からない。全体的にダークな感じがあるからかなぁ、とか、アコギ主体の曲が多くてかったるさを覚えるからか、とか考えたりしたが、よく分からない。

まぁ、はっきりしているのは、バンド感がある曲の割合が少ないなぁと言う事だろうなぁ。

思えば、僕は所謂「ソロ・ミュージシャン」で好きな人が少ない。CDラックやプレイリストを見ても数えるほどである。「実質的にはソロ」にしても、バンド形式を維持していると聞けたりする。「実質的なソロもバンド形式で活動している」って人は、バンドの音がして気にならないんだろう。

The Beatlesのファンのマニアぶりからすれば、僕はファンを名乗るのは烏滸がましい。「Esher Demo」を興味深く聞ける程にはThe Beatlesを聞いている身なれど、The Beatlesのファンのモブであろう。

そんなモブなファンからすると、矢張りこの「White Album」と言うアルバムは、取っ付き難い存在なのだろうなぁ・・・・。

そんなある意味不本意に終わったWhite Album鑑賞後、
ジャックス聞いたり、The Doorsを聞いたり、・・・・って、体調不良時に聞く音楽か(特に前者)?



The Doorsのドラマー、John Densmoreは好きなドラマーの一人。The Doorsのメンバーとしてそんなフューチャーされる人ではないが凄く好きだ。



決めるところで凄く的確なフィルが入って、本当に気持ち良い。もっと評価されて然るべき人に思う。

日曜日。

この日も雨也。

今年は体調含め桜を愛でるに適してないなぁと残念に思うも、近所のコンビニにちょいと出掛けた際、近所のお寺で見事な枝垂桜が咲いていて目を奪われる。

染井吉野より枝垂桜の方が好きなので傘を差しながら暫し楽しむ。

春だなぁ・・・・。

体調は7割回復、と言った感じ。痛みはもう略ない、が、今日まで薬を飲まねばならずで、副作用か体に重みを感じる。

と言う訳で、今日も無理せず過ごしましょうそうしましょう。

と言う事で、バンドの録音もそろそろって事で、本日持ち出すはIridiumとAmp Factory。



最近、アンプのSend~Returnにトランスペアレント系のペダルをかましたり、Send~Returnの無いアンプならアンプシミュレーターを2つ繋げたり、がお気に入り。

機材好きな割にアンプには無頓着なワタクシ。理由は簡単で、バンドで音出した時と家で音出した時の比較が出来ないと思っているから。

自分のアンプを持ち運ぶ、なんて、サラリーマンの余暇バンドのワタクシには現実的じゃないし、バンドがなくなれば今ほど熱心に機材は弄らない事も分かっていて、家用のアンプに拘りは殆どない。

そんなワタクシでありますが、とある休日に機材持ち込んでスタジオで遊んでいた時に、ジャズコーラスの
のSend~Returnにトランスペアレント系のペダルをかましたら、なんか凄く生々しいサウンドが出て、そのニュアンスを家で出せないものか、と考えて、アンプ・シミュレーターを並列すると近しい感じが出来て気に入っていて、Iridiumを前段に、後段にAmp Factoryを繋ぐと良い感じだったり。

Amp Factoryは、Send~Returnが無い事、ヘッドフォン端子が無い事、が機能的に残念な点で、アンプっぽくないコンプレッション感がサウンド的に今一も、前段のIridiumはアンプらしい暴れ具合があって、併用すると扱い易さと生々しい質感が心地好い。

Send~Returnのあるアンプは、キャビ付きの物は保有しておらず、AlbitさんのA3GPにその機能があるが、真空管がへたって来たか、ノイズが多いのが玉に瑕。真空管変えようかしら。

と、体調不良の春、音楽を堪能した土日でした。

AC Plus(Xotic)

リーダー

リーダーです。

体調不良でバンド練習欠席なので機材紹介で今週はお茶を濁しましょう。

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はい、XoticはAC Plus。HP上から消えているからディスコンなのかしらん・・・・?BB Preampの拡張版のBB Plusは未だ現行品っぽいから、そちらの方が人気商品なのかしら。まぁ、単純比較は出来ないけれど。

と言う訳で、先ずは動画をば。



うん、エフェクター動画のお手本の様な動画。機能、各ノブの効き具合をしっかり説明しており、とても好感が持てる。機材紹介動画、かくあるべき。

動画で殆ど説明されておりますが、2in1のペダル。

そんなにヘヴィな音楽じゃなければ、オーバードライブまで行ける汎用性がありつつ、Gainを絞ればクリーン・ブースター×2としても使え、右チャンネルはBoostスイッチは音の持ち上げる位置が変わる感じでゲインが上がり、左チャンネルは3バンドのイコライザーに(効きはそんなに強くないながらも)コンプ機能も付いていて、後述しますが中域が強い目なのでONにするとちょいTSな感じも演出出来る。また、CH A・Bの順番も変えられ、何と言うか、その汎用性の高さは目を見張る。

GainはCH A・Bでその個性が違い、CH Aはダークな、CH Bは中域重視な感じがあるもカラッとしたサウンド。どこかで「CH Aはマーシャル系、CH Bはフェンダー系」とのコメントがあり、上手い言い回しだと感心したっけ。

(CH AのTone含む)イコライザーは、その可変幅は派手ではない。派手ではないが前述の通り汎用性が高いので、自身が好むサウンドを作るの事が出来るのではないかと。

入手して、音作りを追い込んだ事があったが、CH AとBの癖を把握すると結構容易に好みの音が作れた。使用頻度が低いのは、結局オーバードライブとして使うなら、ONにして一発で好みの音が出るペダルが他にあったし、と言う理由で。いや、好みの音を作りこむのに適しているけど、「これで良い」ってペダルがあれば充分だったり・・・・。

ただ、ライブを多くする人、彼方此方のスタジオ入ってアンプが結構違う人、なんかは良いんじゃないかと。このペダルの癖を知っておけば、環境に左右されず音作りが出来るんじゃないかなと。

この度引っ張り出して来た理由は、最近2in1のブースター、それも片一方はダークな音が出るブースターが欲しくてなんだけど、それに充分に答えてくれて、先の練習で持ち込んだら、想像以上に良かったので。

CH BをGainを下げてクリーン・ブースターに、CH AはGainを上げて少しダーク目にし、オーバードライブと併用して少しダークにしたり、CH A・Bを併用して(別で使用した)オーバードライブと別のドライブ・サウンドを演出してみたり、と言う使い方をしたが、うん、とても使い易かった。

名前からして同社のAC Boosterの発展形・・・・なのかしら?AC Boosterは殆ど触った事なくなので比較は出来ません。そう言えば、同社のBB Preampに、コンプ機能が付いたものとかミドルレンジのイコライザーが付いたものとか(レギュラー版は2バンドのイコライザー)があった記憶があるもAC Boosterではその記憶がなく、このAC Plusの機能性が独特なものだったのかは定かじゃない。

以上です。

GainはBB Preampほど高くなく、と、クリーン・ブースターとしては汎用性の高さが寧ろ「そこまで求めてないし」ととらえられるかもで、その立ち位置が少し難しいこのペダルですが、その汎用性の高さは間違いないですし、「このペダル持っていけば環境変わっても安心」と言う保険的なペダルとしても優秀に思いますので、1台お持ちでも良いんじゃないか、と思える、そんなペダルです。

うん、もう少し色々と機能の説明とか、CH A・Bの順番変えたらこんなニュアンスも、とか、書ける事は沢山あるんですが、なんせ汎用性高いペダルなのでキリがないのと体調不良なのでこの辺で。

休日模様

リーダー

リーダーです。

さて・・・・、あまり忙しいアピールをするのもなんだが、本当に忙しくて、家人が買って来たラナンキュラスにすら数日気付けなかった始末。

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ふとした息抜きした時に、花卉に刺さった花を見て少し心に余裕が生まれる。花と言うものは有難いものだ。

忙しく過ごしてやって来た土曜日、さて、気晴らしの散歩・・・・と思えば、生憎の雨。

散髪と近所で少し買い物して、では、家で何をするかと言えば、「あー、はいはい、どーせエフェクターでしょ?」と思われるでしょうが、はっはっはっ、俺はただのエフェクター好きじゃないんだぜ?

今日は・・・・Casinoだっ。

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先の記事で、「Casino熱が再燃している」と書いたけど、最近は本当にCasinoばかり弾いていて、「箱物ギターのメインはCasino、ソリッドギターのメインを作ろう!」と
PP4-380を入手し、改造したり音作りしたりして来た訳ですが、それも前回の練習で一段落。





練習日は異なりまして、組み合わせたエフェクターも違いますが、歪ませてもクリーンでも好みの音。まぁ、歪みはOD2の貢献の様にも思うが・・・・。

と言う事でPP4-380は一段落。

それと前後して改めてCasinoを弾いてみれば、うん、やっぱこのギター好きだなぁ・・・・好きなんだよなぁ・・・・。

何より好みなのはネックのシェイプで、弾き易さでは手持ちギターでNo.1。薄過ぎず厚過ぎず。手触りも、XoticのOil Gelを塗布してから凄く良い感じになって、更に好みになった。

箱物ギターが好きで、これまで買って来たギターでは、ソリッドギターと箱物ギターの割合はそう変わらない。「普通でしょ?」って意見もあるかもだが、個人的には箱物割合が多い方だと思う。

運搬含めた取り回しと言う意味で、ソリッドギターはとても楽。特に、PP4-380の様な重量が2.8kg(だったかな?)なんて軽量なギターはとても楽ちん(Casinoは3.2㎏で軽量な方だけど)。

気楽さではソリッドギターだけど、やっぱりやっぱり箱物ギターが好きで、ヴィンテージ・ギター含め色々な箱物ギターを所有してきたが、この廉価な大陸産Casinoが歴代で一番好きだったり、する。

で、Casino弾いて、そう言えば録音では未だ試してないよな・・・・と相成り、そう言えばドラムのTakayuki君から次回作用のドラムとガイドライン2曲来てたなぁ・・・・と思い出し、Casinoで録音してみようか、と機材を持ち出して先ずは試す。

軽く試した限りだけど音作りし易い。近しいスペックのAT130と言う貸出中のギターでLatencyと言うCDを録音したけど、備忘録で確かめるに、今回選択したエフェクターやアンプ・シミュレーターとは違った。



Casino対比で久し振りに弾きたいなぁ・・・・。

じゃ、録音を・・・・と思えば、怪しいけど誤魔化していた体調が甚だ芳しくなく録音中止しお休み。

土曜日が休日で良かった・・・・。

日曜日。

そう言えば、と久し振りの体重測定。

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忙しかったが変わらず・・・・変わらず、だよな?

休養の午前中にBlog更新しよう、とPC開けば・・・・

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なんか、得した気分w。

と、暢気に過ごしていたら悪寒、発熱。こりゃあかんと横になるも一向に改善せず、とある個所に刺す様な痛みを覚え確認すれば帯状疱疹。

ワクチン打とうと思っていたのを忙しさからか先延ばしにした報いが・・・・無念。

日曜日の夜から症状悪化。痛みで文字通り一睡も出来ず、翌月曜日の朝一でお医者様の所へ。「もう少し早く来ないと・・・・」と苦言を呈されたが、右脹脛裏から臀部の痛みだったので、自分が認識している帯状疱疹が出る場所と違ったので気付けなかったのだよ、うん。

お医者様からの帰り道、灌仏会の甘茶をかける展示物を見たり、桜を見たり。

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「酷い春だなぁ」と思う様な病気になったが、春は矢張り美しい。

痛み止めも然程効かないし、休みたいところであるが、我が上司が帯状疱疹を抱えたまま海外出張に行った剛の者で、そんな方の部下故に、ちょいと案件抱えている今、休めないのがしんどかったり。

ま、兎にも角にも数日は薬飲んで休養しかない。次回バンド練習も難しいだろうな、と思った、月曜日の夜。

Spark Booster(TC Electronic)

リーダー

リーダーです。

さて、本日紹介させて頂きますは此方。

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はい、TC ElectronicSpark Booster小型サイズの方は結構見掛けます。

本件のレビューは結構散見されます。機能的なご紹介、自身の使い方なんかも具体的に書いてあって、「成程・・・・レビューってこう書けば良いのか」と感心しきり。また、サウンドハウスさんの紹介頁は、本家の上記リンク先より細かく書いてり、且つレビューも感心する事あり、本機にご興味ある方はお目通しをお勧め致します。

で、レビューも彼方此方で充実してますし、今更ワタクシの駄文は不要じゃないかと思うのですが、ワタクシの使い方、常時ONにしてプリアンプ的にってのはレビューでお見掛けしないので、需要はないと思いますがちと書いてみようかと思った次第です。

需要が無いのに書きます理由は、ワタクシのレビューに読んで頂いている方にはお馴染みな、ワタクシと言う人間が、所属バンドfujico overdriveで、ワタクシの立ち位置で使ってみたらこう感じた、との備忘録に御座います。

サウンドハウスさんの紹介頁で操作性も書いておりますが、ワタクシの私見も少々。

先ずですね、以下ご覧頂ければお分かりかと思いますが、守備範囲は広いです。

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で、そんな守備範囲の広い本機ですが、唯一の弱点は「原音そのままにブーストする事」じゃないかと思います。はい、身も蓋も無い発言です。

いや、イコライザーを介さないCleanモードで(追記:コメント参照下さい。効きます)、Gainを絞りLevelを上げて・・・・は出来ますが、「歪まないでクリップする感」があり、例えば、中域が良く出るギターをそのままブーストしたい、なんて時には、結構個性を無くしちゃう感じが御座います。サウンドハウスさんのレビューで、「トランジスタ感がある」と書かれている方がいらっしゃいましたが、もしかしたらワタクシの感じた事に近しい事を仰っているのかも?と思ったりしました。うん、僕との同期など迷惑千万でしょうがご容赦下さいませ。

一方、それを(イコライザーが効く)他の2つのモードを選択し、イコライザーで調整は出来ますが、クリップ感を感じられる感度の高い方がいるんじゃないかと。そもそも、それなら他のブースターと言う選択肢、沢山あるんじゃないかと思う次第。

このブースターは、「クリップ感が好ましい」「ブーストするなら積極的に音作りしたい」って方に向いているんじゃないかと思います、はい。

で、ワタクシの使い方は「自身のギターにもうちょっと・・・・こう・・・・」って趣旨から、に御座います。

最近使用頻度が高い、Fujigen はPP4-380、色々改造しましたが、「原音をもうちょい線を太くしたい」と思いまして、それが出来るペダルを探していたのですが、これが打ってつけに御座いました。

ワタクシは、低域が強いギターが苦手なのですが、そんなワタクシを以て「音を太くしたい」って思わせるPP4-380な訳ですが、モードをFAT、Gainは9時、Levelは12時、Bassは12時、Trebleは10時、にしますと、線が太く、それでいてどこかの帯域が強く出ると言う事もなく、なサウンドが演出出来ました。

Gainは、歪みを出すと言うよりコンプレッション感を出す感じで(結構上げればちょい歪みますが積極的に歪ませる感じじゃないです)、とは言えTSの様なコンプレッション感ではなく、モード、(Cleanモード以外で)イコライザー調整をした際に、(クリップ感とは異なる)コンプレッション感を演出してくれます。



分かり難いかもですが、上記動画で、Les Paulのフロント・ピックアップを選択し、FATモード、且つベースちょい上げで試している箇所があるんですが、マスキングされて分離が悪い、って事が無いコンプレッション感を演出しているからかなと思った次第。

このコンプレッション感が、ワタクシの様に「常時ON」との使い方ではとても有難く、纏まったサウンドにしてくれます。

ギターの線の細さの補正に使っていますが、家で試す限りですが、その逆、もうちょい線を捕捉したいって時にもそれなりに有効でした。それなりにと言うのは、その補正力が線を太くするよりは小さいかなと。

Cleanモードではイコライジング出来ないので、Gainでコンプレッション感を出すか、MIDモード、FATモードで積極的にBassを削るか、ですが、凄く低域が強いギターだと、その守備範囲じゃ補足しきれないかも、とも思いました。手持ちのギターでは、必要にして充分でしたが・・・・。

以上です。

どんなプレイヤーに好まれるか、は、先に書いた通りですが、歪みペダルを複数持って使い分け、より、このペダルでメインの歪みを補正して個性を変える、ってのは大いにありじゃないかと思ったりしています。特にBlues Driverと合わせた時にはとても有効で、歪みペダルを切り替えた様な個性の差を出す事が出来ました。

エフェクターとしてとても高い、と言う訳ではなく、中古で5千円切る物も見掛けましたし、もしお見掛けなら試してみると面白い発見があるかもですし、ご自身の使い方を試行錯誤する楽しさもあるペダルかと思います。

第383回練習便り

リーダー

リーダーです。

春めいて来た、と言うには暖か過ぎてしっかり春が実感出来る日が続いた日が幾日かあり、好きな陽気に気が漫ろとなる筈も、此処数年1番の忙しさから。春を味わうのは、最近増えて来た出勤日の往復と、在宅勤務時に気晴らしにベランダに出た時程度なのがなんとも寂しい。

そんな風に忙しく過ごしていた訳ですが、金曜日は会食があり、その道中に春を感じ、最寄り駅より少し手前で電車を降り、春の夜を歩く。

ふっと吹く風は冬の終わりを告げるにしては暖かみを帯び、気怠そうに首を下げる水仙は、春が来るのが早過ぎると愚痴っている様であった。

あの日から12年を経た土曜日は、疲れている筈なのに精神的な疲労感が多い所為か何度も目覚め、グダグダとベッドで過ごそうか・・・・と思うも、カーテンの隙間から除く太陽は晴天を伝え、うん、グダグダしている場合じゃねえよなとベッドを抜け出す。

カーテンを開ければやっぱりな晴天にして、セーター一枚でちょっと暑さを感じさせるのを保証する朝。

と言う訳で早々に散歩に出かける。

冬の花の椿が、日陰では凛と咲いていたが、杏が満開を迎えていたばかりか、蜜蜂が群がって、愈々以て春なのである。

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杏は、最初は梅かと思ったが、看板で杏だと知る。何度も通った散歩道だが、杏がこんなに綺麗に咲く場所がある事を知った。これからの春は楽しみが増えた。

申し訳程度に楽器屋巡りをするも何も買わず、専ら散歩に費やした日。

ラジオ体操発生の地を見たり・・・・

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その碑がある公園の小さな神社の寒桜が綺麗だったり・・・・

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玉川上水工事を担った兄弟の史跡を見たり・・・・

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勝海舟と所縁ある人物の史跡を見たり・・・・

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仕事でお世話になった方へのお礼の品を買いに行った道具街で、様々なGABANの種類を見て何か興奮したり・・・・

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そんな風にして過ごした土曜日は、心地好く過ごせたものの、とある場所でした黙祷で、何となく12年間のあの日を思い出したりもする。

あの日何をしていたかを鮮明に覚えているし、あの後に起きた混乱も覚えている。仕事の関係で、それに関連した行事に参加しに東北を訪れ、その痕を見たりもした。

幼少期に戦争経験者の方の話を聞く、なんて機会があったが、語られる言葉に正直ピンと来なかった感度の悪い僕だが、語り手が想像出来ない経験をした事は伝わり怖くなったのを覚えている。被災痕を初めて見た時、何故か思い出したのは老いた語り手の事だったっけ。

いつかは歴史になるだろうけど、僕にとっては現実であり事実。そして僕なんかが想像すら出来ない体験をされた方が沢山いたんだよな・・・・。

そんな散歩を終え、帰宅し、そう言えば忙しさにかまけてギター触ってすらいないなって事で翌日の事前練習。

本っ当に久々に持ち出したるはXoticはAC Plus。

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AC Boosterを多機能にしたものなのかは不明。AC Booster、試した程度だし、Soul DrivenがAC Boosterの発展形なのかもだけど、それもよく分からない。

見ての通りの2in1のペダル。ACはAlmost Cleanの略だそうで、その名の通りGain幅は大きくなく・・・・との印象だったが、想像より歪んだ(CH Aの方がゲインが高い)。

CH Aはトーンと音量を上げるスイッチ、CH Bには3バンドのイコライザーとコンプ感を演出出来るスイッチがある他、CH A、CH Bを入れ替える事が可能なスイッチも搭載。う~ん、多機能。



同時期に、BB Preampを多機能にした様なBB Plusも発売されていたと記憶。

この製品を初めて見た時、そして買って見ても思ったのは、「なんで(クリーン・ブースターの)RC Boosterを搭載しないのかな?」でありました。AC Booster、BB Preampの多機能化、より、
AC Booster、BB Preampをクリーン・ブースターのRC Boosterと一緒にしました、の方が需要あるんじゃないかな。と。

まぁ、CH BはGainを絞り切っても音が出るのでRC Boosterっぽいと言えるかなと思うも・・・・いや、質感結構違うよな、うん。

久々に弾いて、Xoticらしいバリっとした質感、やっぱ良いなぁと。

あまり弾かないままラックに入れてたけど、これ、使い場所もっとありそうだな、うん。

事前練習を済ませ、家人とWBC対チェコ戦をTVで観戦。

チェコの選手がなんか楽しそうで良いなぁと思ったり。

良く知らないので完全に推測だけで書くが、その楽しさって凄くよく分かるわ。

自国ではそんなにメジャーじゃないスポーツで、選手が専業じゃなくて・・・・って、もう野球が大好きでやってますって人達と思われ、そんな人達がWBCに出て善戦してって・・・・そりゃあ楽しいだろうと思う。

例えば、World Band Classicってのが開催されてだ、各国から選りすぐりのバンドが結成されて出て、そのメンバーが、仕事をしながら好きでバンドやっててってプレイヤーで選出されてってなったら、そりゃあ楽しかろうと思う。

「お、おい、マジでジョン・フルシアンテだぞ?」

「お、お前サイン貰って来いよ」

「えー、一緒に行ってよ」

・・・・そんなん、楽しいだろ。

日曜日、は、バンド練習日。曇り空なのか春霞なのか、と言う空模様。

楽器屋さんに数軒巡れど何も買わず。備品をちょいと入手。

練習は、粛々と。

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前回練習で、ドラムの録音のガイドラインを録るをしたが、ドラムのTakayuki君曰く「ガイドラインとしてOK」との事で、彼が録った録音物を聞けばそれも分かったので、次回作収録予定曲を録ってみる。

10曲で1枚のCD、としており、録音済が3曲、ドラム録音済が2曲、ガイドラインが4曲、あと1曲は次回ガイドライン録りをし、と、相成る。

その他の曲を流し、中途半端だった僕の新曲のアレンジをし終了。

と言う訳で、練習後の飲み会に御座います。

リーダー「あのさ、今日、ガイドラインで、フリージャズする似非地球人(曲名)録ったじゃん」

Takayuki君「はい・・・・で?」

リーダー「Takayuki君が合わせ易い様にって趣旨で、クリックとは別に口頭でカウント録ったじゃん?」

Takayuki君「はぁ・・・・」

リーダー「で、あの曲ってさ、僕のギターから始まるじゃん」

ビクシー「ええ、ですよね?」

リーダー「にも拘らずさ、ベースの大先生が一発目から音出したじゃん」

ベースの大先生「・・・・・」

リーダー「しかもその音がさ、”あ、やべぇ”感が凄い、パキョン”みたいな音と言うか、躊躇い傷みたいな音と言うかでさ」

ベースの大先生「・・・・・」

リーダー「もう、こっちゃぁ笑っちゃうのを、必死で我慢した訳よ」

ベースの大先生「・・・・・」

リーダー「ああ言うの、ホント、止めてくれねぇかな?」

ベースの大先生「私的裁判始めるってんなら、受けて立つぞこの野郎」

ギターは我が愛器PP4-380。最近、Casino熱再燃し弾きたくなってんだけどPP4-380。

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足元はこんな感じ。

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Spark Booster(TC Electronic)~ブースター兼プリアンプ

OD2(Guyatone)~オーバードライブ

SCH-1(Arion/Mod)~コーラス

Stereo Delay(Nadine's)~ディレイ

AC Plus(Xotic)~ブースター

AC Plusをブースターに使ってみました。Gainを絞ればその名の通り「略」クリーンな訳で、別にクリーン・ブースターじゃなくても良いかな、と。

AC Plus以外、この組み合わせにした理由は前記事に書いたので割愛。

結果は・・・・至極満足に御座います。

PP4-380とSpark Boosterの組み合わせの良さは前回練習で実感済。合わせた歪みペダルはOD2も、Casino使用時に感じたカラッとした質感がとても好み。好み過ぎて2つ買っちゃう位好み。

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妻には・・・・内緒だぜ?

このメインに花を添えるコーラスとディレイもCasinoの時に使い慣れており良い感じ。

AC Plusは正直「どうだろう?」と思っていたが、想像より全然良かった。

CH Bを、Gainは0、イコライザーは低域ちょい下げ中域結構上げ、コンプはONにするとTSっぽいニュアンスが演出出来て、それをメインのブースターに。そこにCH Aを同時にONにすると、OD2とは違う太くも抜けの良い音が演出出来て、ああ、これはありだなと思った。

音量上げたい=CH B、太くちょい歪んだニュアンスが欲しくなればCH AもONにって感じ。

最初は、音量CH B>CH A>OFFで2段階のブースターみたいにしようかな、と思っていたけど、
MM402を、「太い音が出るブースターとクリーン・ブースター」との趣旨で使って気に入っていて、そんなニュアンスをAC Plusに求めての設定。これはこれで良い。いや、凄く良い。M402対比で重量が軽いのも良いw。

「PP4-380を使用するならこの組み合わせがあればOKだろう」と思えるセッティングが出来たのはとても嬉しい。

これで・・・・安心してCasinoに戻れるw。

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いや、戻れるというか、気分で併用出来る、と言った方が正かな。PP4-380も好きだけど、Casinoもやっぱり大好きだ。特にCasinoのネック・シェイプが個人的に理想的で好きだ。

Casinoを使うにしても、足元はSpark BoosterをLittle Green Boosterに交換するだけ。いや、もしかしたらSpark Boosterの設定変えれば良いだけかも・・・・PP4-380は低域上げの高域下げ、Casinoなら、その逆って感じに。

狙い通りの効果が得られるなら、Spark Boosterって僕にとって凄く有り難いペダルなんだろうなぁ・・・・もうちょい使ってしっかりレビューしよう。その為にもCasinoでも試したいなぁ。いや、Casino試さずとも、このペダルの良さは理解出来たし・・・・書いちゃおうかな。

次回はCasinoでと思うも、PP4-380のサウンドも凄く良くて、嬉しい悩みとなった、そんな練習でした。

休日模様

リーダー

リーダーです。

さて、楽器関連の話を枕詞にしている最近ですが、本日もに御座います。はい、そこ、スクロールしない。

先ずは、下記を見て頂きたい。

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これを見て、ワタクシの天才性を熱心な読者の方なら即座に気付いて頂けるのではないかと思う。

全く気付かない、流し見の読者の方に説明させて頂こうと思う。

えーっとですね、適当な音源が無くて恐縮なのですが、ワタクシが、ワタクシの所属バンドfujico overdriveで、ワタクシのギター弾きの立ち位置として、「ああ、良いなぁ」と気に入った音が出せたのは、こんな組み合わせで臨んだ時だったんですよ。

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(Epiphone Casino)

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OD2(Guyatone)~オーバードライブ

Little Green Booster(One Control)~ブースター

SCH-1(Arion/Mod)~コーラス

Stereo Delay(Nadine's)~ディレイ

Twin Sixty(Lovepedal)~ブースター

で、前回練習ではこんな組み合わせだったんですよ。

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(Fujigen PP4-380)

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Spark Booster(TC Electronic)~ブースター/プリアンプ

OD2+(Guyatone)~オーバードライブ

SCH-Z(ARION ~Izac Machine Mod)~コーラス

SAD-3(ARION )~ディレイ

KoKo Boost(Suhr)~ブースター

で、ですね、コーラスとディレイにちょい不満を覚え、家でと言う別環境ながら彼是試行錯誤しまして、至極満足行く結果が得られたのが、冒頭に貼ったペダル群だった訳です。

見比べて頂けばお分かりかと思いますが、プリアンプ的に使うペダルとブースターに差異はあれど、殆ど同じ組み合わせ、つまりは、「ギターは違えど己が好むサウンドを、プリアンプさえ変えれば実現出来た」となる訳ですよ、えぇ。

以前書きましたが、ギター、ペダル、そしてアンプの組み合わせが変わろうが、ギター弾きが出す音ってそんなに変わらないと言うか、結局「好きな音」を出す様にしちゃうと思っていまして、いや、時にファズで遊ぶとか、時に飛び道具な音を出づとかはありましょうが、大筋そんなに変わらないよなぁ、と思っている訳です。

で、CasinoとPP4-380と言う、その方向性が全然違う2本のギターを以てして、どちらでも好ましいサウンドが得られましたってのは、何と言いますかね、「ギターがどうであれ、それに合わせるプリアンプ的なエフェクターさえ見付ければ大丈夫」って言えるだけの知見を得られたって事かと。

「同じ様な音出すならどっちかで良いじゃん」と言う正論は積極的にスルーするとして、いや、正論に強いて反論するなら、「これで好きなギターが自由に弾けるって自信がついた」って事になるのですわ。

「なんだ、新しいギター買う為の言い訳か」と思われるかも知れませんが、資金的な面と置き場所的な面で買う気はないのですが、いや、買う気はないけど買っちゃったって事が無いとは言い切れませんが、自分の試行錯誤にある一つの答えが得られた、と言う事で、なんか嬉しくなって一人燥いでいるのであります。

「いや、それだけ節操なくエフェクター買ってたら、そりゃあ合うブツにも出会うだろ?」と思われるかも知れませんが、全く否定出来ませんが、絶対的に考える時間と試行錯誤の時間を持ったってのもね、あると思うのですよ。散歩中なんかに「あれがこう言う音だからこれと相性良いかも?」とか「あれがああ言う音なのはこう言う理由なのかも?」等と考える事が多い訳で・・・・いや、なんか気持ち悪いな・・・・。

色々考えて、と言うのは己の機材に止まらず、例えばIzo先生が自身のシグネチャー・モデルのESPのストラト・タイプのギターをして「低域が強い」と仰っていたが、「それってこう言う可能性あるのかな・・・・?」等も考える。

具体的に書いてみよう。



結論から書くと、「リバースヘッドだからじゃないのかな?」との私見を持っております。

ギターの「低域が強い」には2つの側面があると思っている。

先ず、絶対的に低域が強い音が出る、である。

「何を当たり前な事を」と仰るかも知れないが、まぁ、次の理由を聞いて頂きたい。

もう一つは、「5,6弦(だけ)が(他の減に比べ)強く感じる」であって、その理由は「5,6弦のテンションが弱くて弦振動が大きい」じゃないかと。

と言うのは、Izo先生はリバースのVもお持ちだが・・・・



こちらは、ヘッド角があり、且つロックナットでテンションを稼いでいるから、ご不満にならないんじゃないかな、と。

そう思った理由は、最近Izo先生はオーバードライブよりディストーションを好んで弾かれていて、そうなられたのは・・・・

・低域が強い
・アンプのベースを絞る
・アンプのベースを絞った事で倍音が減る
・オーバードライブより倍音を稼ぐディストーションが心地好く感じる

じゃないかなと。

本当に本当に私見なのでありますが、アンプのベースって倍音調整の役目を担うと思っていて、アンプのベースを絞ると高域がシャリシャリになる、と思っている。ファズの鈴鳴りサウンドが心地好いのは、シャリシャリにならず倍音がしっかり出ているからだと思っている。

リバースヘッドって、ナットからの距離が普通の(?)Stratocasterと真逆で、で、6弦が最もナットから遠いからテンション稼げそうだが、寧ろ逆なんじゃないか?と思ったり。

弦のテンションが弱いと弦振動が大きくなって、もわっとした音になるが、そのサウンドは僕は好みなんだが、Izo先生は逆なのでは?と思ったり。

うん・・・・他人様のギターでこんな事を考えるとか、全く気持ち悪い、な。一意専心・・・・とは言えないよなw。

さて、そんな訳でご機嫌に始まった2023年の3月。

その最初の休日は、家人の誕生日に託けて、お気に入りのお店にランチしに出掛ける。

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「食事など車にとってガソリンに過ぎぬ(それなら機材買いたい)」「食事に長い時間かけるのは好みじゃない(その時間を楽器屋巡りに使いたい)」等と考えているワタクシだが、此方のお店はそんなワタクシでも呻る程に美味しく、好みじゃない食材、料理であっても物凄く美味しかったりする。

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(白耳義産ノンアルコールのスパークリングワイン)

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(ひよこ豆の先付。シンプルな塩味と思えぬ美味しさ)

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(サーモンの前菜。サーモン嫌いなワタクシも美味しく頂けた)

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(独逸産ビールを混ぜたソーセージ。ちょっとした苦みが良いアクセント)

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(鯛のグリルはじゃが芋、マッシュルームの入ったスープで。鯛の焼き加減も素晴らしい上にハーブが効いたスープが滅茶苦茶美味しく、自家製のパンと一緒に頂くと極上)

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(鹿肉のソテー。ソースはワイン仕立て。ジビエは家人も好まぬがとんでもなく美味しかった。鹿肉は焼き過ぎると臭みが増すとどこぞで聞いたが、焼き加減が絶妙なのか、臭み無し)

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(「とちあいか」のソースと胡椒をアクセントにしたアイスクリームのデザート。バジルの風味も好ましい)

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(食後の珈琲と一緒に頂く宛て。右端のチーズケーキは以前母に送ったが、グルテンフリーながら味に五月蠅い母を以て極上の一品、との事。確かに美味しい)。

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母に再度送る事をメールで伝えれば、老婆テンション最高潮になったのだが、まぁ分かる。これは美味しいわ・・・・。

行くのは2度目も、今回も感動して頂いた。本当に本当に本当に本当に美味しい。見た目が極端に凝っている訳ではないが、その味は、接待等でそれなりなものを頂いているワタクシの経験則を凌駕して余りある。

3時間弱かけてゆっくり頂くので、忙しない性格のワタクシには不向きかもだが、全然待っていられるお店。

食後、軽く湯島天満宮で家人と梅を眺める。

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梅は盛りを終えていた。

その場で家人と別行動。ワタクシはと言うと・・・・そう、いざ御茶ノ水。

途中、翌日東京マラソン出場の義弟への手土産に、時々立ち寄るお店で独逸パンを購入。

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手土産のパンの他、自分のパンも購入。チェリーパイとソーセージパン。

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ライ麦、イーストの代わりにサワー種を使っている特徴を持つ独逸のパンは、重くて酸味がある。食べると食感は軽い割にお腹に残り、朝食兼昼食で食べると夕食までお腹が持つのが良い。

手土産には、上記の様な菓子系ではなく大きめのパンを2つ。

相手宅以外で落ち合うなら、嵩張らず、重くない手土産が良かろうとの考えだが、この発想、どうなんだろうか・・・・ね。

このパン屋さんは時々利用させて頂いているが、その先の寒桜(かな?)の開花を楽しみにしているのだが、満開でありました。

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春、来たり。

御茶ノ水では何も買わず。幾つか気になるブツはあったがスルー。昼食前にジーンズなどの購入で散財したので自粛。個人的に必要と思っていなかったのだが、体重が落ちてジーンズが悉く合わなくなり、家人に「みっともない」と指摘されていたので出掛け序で購入・・・・止む無し。

洋服に拘りないのは、ワタクシをご存じの方なら周知の通り。拘りないから、大体いつも同じ格好しているんだ、うん。拘りないと言いながらLevi'sばかり買うのは、履き心地が良いから、だけが理由。

本日の楽器屋巡りでは店員さんと親しげに会話しているお客さんが多かった。検討時、購入時には会話するが、親しく声掛け出来るような馴染みの店員さんは皆無なワタクシ。羨ましいってのは全然なくて、寧ろそんな関係性が無い方が好ましいんだけど・・・・。

あっちへふらふら、こっちへふらふら、した割には距離はあんまりだったこの日。

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ま、こんなもんかな。もうちょっと歩いた気がしたけど・・・・。

日曜日。

義弟が東京マラソンに出ると言う事で、じゃ、ゴールの東京駅で待ち合わせしてお茶でも、となった日。

近くまで出掛け義弟が走るの見れるかな?と思うも分からず。見慣れた街がいつもと違う風景。新鮮。

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一旦帰宅しゴールの東京駅へ。

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数万人がお祭り騒ぎしている場所で会えるのかな?と思うも、道中で応援し走る姿を見れた妻と義妹とも合流。

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こんな姿の方が其処此処に。義弟は42.195㎞走ったのに元気な様子。普段から鍛えているからか。僕には絶対に無理だわ・・・・。

東京駅周辺は混み合っているだろうと言う事で、神田まで場所を移動し軽くお食事。場所を移動するも東京マラソンの所為だろうか、中々4人入れる場所がなく、磯丸水産さんが空いていたので突入。

初めて入ったが思いの外美味しかった。人気が出る訳だ。磯丸水産さんには東京マラソン帰りのお客さんが其処此処に。

軽く食事をし、今度ゆっくり食事に行きましょう、と話をして帰宅。

帰宅し、久しぶりにZ’s Drive Specialを持ち出す。

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銀座・山野楽器にエレキギターの取り扱いをしていた頃に初めて見たっけ。某楽器店さんのペダルだったと記憶している。

新品の売価は4万円を超えていたかと思う。安ければ1万円台前半で時々見掛け、僕も結構廉価に買った。

このペダルは、もうちょっとで凄く名器になれたペダルだと思っている。

入力感度を調整するPreGain、2バンドのイコライザー、歪み量調整のDriveとボリューム調整のMaster、そして9V-18V昇圧の切り替えのスイッチを有するエフェクター。

PreGainを有するペダルは、ギターの特性を増幅する感じと言うか、キャラクターを極端に変えない感じが出せると思っていて、その点では凄く好みも、2バンドイコライザーが独特過ぎて、そこに使い難さを覚える。

簡単に言うと、Bassは絞り切り、Trebleは3時位でON-OFFの差がない感じと、効き方がとても独特。且つGainはTS系より低域寄りで、その低域の強さが、18V昇圧すると顕著となり、低域を少し抑えたいな、と思ってもイコライジングの効き方からで中々出来ない。

Bassも、低域を強調して行くと言うより倍音を足す感じなのも特徴的。

「Gainを上げた際にもう少し低域を押さえ、Bassのイコライジングがカットも出来れば、凄く好みのペダルになるんだけどなぁ」と、入手した時に思い、そして改めて試しても思った。

が!

最近好まれるバッファって、結構高域寄りな感じがして、個人的には「・・・・このバッファが良いの?」と戸惑いを隠せないのだが、そんな特性を持つバッファとの相性が良い。手持ちのKORGのチューナーもそんな指向なのだが、良いなぁと思った。

・・・・バッファと相性が良い歪みペダルってのもおかしな話だがw。

完全に好みの話なのだが、数多の歪みペダルを試して来て心から思うは、「なんで低域もう少しタイトにしないのだろう?」と言う事だったりする。

プロはもとよりアマチュアのバンドのライブにお邪魔する事を何度となく経験して来たが、良い音だなって思うバンドは低域の出し方が上手なバンドだった。オルタナティブなバンドでも同様。

個人的にNGなのは、低域が強い中、音抜けを意識してかギターの音が矢鱈高域が強くて耳障りなバンドだったりする。

所属バンド、fujico overdriveでもそう言う事が結構あって、まぁ、己の事になると遠慮もあってか矯正出来ない訳で、分からなくはないんだけどw。

まぁ、最近は結構是正出来て来た様にも思うけど・・・・慣れただけかも知れぬ。

おっと、閑話休題。

と言う訳で
Z’s Drive Special。

加えて言うと、中域をもう少し出して纏めてみるとか、もういっその事とてつもなく低域が出るとか、そんなんしたら凄く面白がられるペダルになったんじゃないかなぁ、とか考えた次第。

使い所と言うか使い方が個人的に把握出来ず再度ラックに収めてた訳ですが、最近、そんな今一自分に合わないなってペダルを弾くのも楽しかったりする。

そんな風に過ごした、日曜日の夜。
プロフィール

fujicooverdrive

登場人物

【リーダー】

ギター・ボーカル
持っているエフェクターの数は4ケタを下らないエフェクター狂人。ワイフが天敵。最近NGWに寄生。


【ミドリカワ】

ベース・ボーカル
メンバーからは「大先生」と揶揄を込めて呼ばれる最年長・最長寿ベーシスト。やっと人生折り返し。正論派。


【ビクシー】

ギターシンセ・その他
最近ギターにシンセをマウントした命知らず。明るいヘビーゲームオタク。絶滅寸前。

【TakaYuki】

ドラム・打ち込み
虚弱ドラマー。話題はオールマイティ。愛車RX-8。スーパーデザイナー。そして卵が大嫌い。
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