小雨混じりの寒空の土曜日、練習でした。
私用で出撃が遅れ、練習前に楽器屋さんには一件しか寄れず仕舞い、残念。
今日目に付いたのは、BOSSのSP-1(スペクトラム)、Shin's MusicがモディファイしたMXRのCustum Comp。
BOSSのSP-1、ちょいと惹かれましたが、お値段と効果を見比べて撤収。BOSS好きとしていつかは欲しいペダルであるので後ろ髪引かれたが「撤退では無く転進である」と自分を納得させ諦める。でも、希少価値はあろうが、使い所が見当たらないペダルだよな・・・。
MXRのCustom Compのモディファイ品は、値段が書いてませんでしたが、まぁお高いでしょう。
Cutom Compは所有してまして、まぁ優秀なペダルと思うのですが、同じMXRだったら'76 Vintage Dyna Compの方が好きだなぁと思いつつ、Cusom Compのモディファイとは目の付け所がユニークだなぁとちと惹かれました。
ま、どっちにせよ先立つマネーがねーので断念なのですがw。
とは言え、本日は、ちょっと新兵器を投入。
前回の足元はこちら。
えー、BD-2を、Dr.LakeからRE-J(Analog.man)に変更しました(・・・ホント「麦とホップの間違い探し」になって来たな)。
RE-JのBD-2については、別で書きますが・・・まぁ、凄く気に入りましたハイ。
Small Stone(Analog.manのモディファイ品)を、内部トリマーで前回より音量下げ、且つ高音域迄うねらない設定にしたのですが、それも功を奏して良かった。
で、練習。
アンプの調子が悪く(MarshallのJCM2000)、開始早々ヘッドを交換(JCM900へ)と言うアクシデント発生。
個人的には、JCM900の方が好きだなあ・・・音決めが早く出来る。
とは言え、2000も魅力的。
クリーンで使っているのだが(折角のMarshallなのにねぇ・・・)、音が細くならない様、歪まない程度にGainを上げるのが僕の設定の基本なのですが、2000の方が張りがある音が出る気がする。気の所為かな。
前回は、ベースの大先生、ビクシ君がそれぞれ新曲を持って来てくれたのに、体調不良でヘロヘロでメンバーに迷惑かけたが、今日は万全・・・でも無いが、まぁ前回よりはまし。
次回作のCDの未だ固まっていない曲を放っておいて、次回作のCDには入れない(次の次のCD用の曲って意味です)ベースの大先生の新曲、ビクシ君の新曲、僕の新曲(にメンバーが大々的にアレンジを加えた曲)に取り組むワイルドな我々。この要領と頭の悪さが我々の御家芸と言える。
ベースの大先生の新曲は、循環コードのナンバーで、この手の曲は煮詰まると大変な事になるのだが、今回は早々にアレンジがビシーッと、バキーッと決まり安堵。弾いていて大変に楽しい、(作曲者のキャラクターとは違う)快活なナンバー。
久々にスライド・ギター弾きました。
使ったバーは、これ。
Pacific Vial mfg Inc.と言う亜米利加のメーカーのスライド・バー。この会社、ギター関連の会社って訳では無く、色んな瓶を制作するメーカーの模様。
サイズが二種類あり、安かったんで試しにどっちも買ってみましたが、Sサイズが薬指にジャストフィット。
形状からして、デュアン・オールマンが使用したコリシディン(風邪薬だったっけ?)と言う薬瓶を模したものと思います。
ガラスのスライド・バーは初めてなのですが、金属と比べ僕は扱い易かった。
貫通していないバーも初めてですが、こっちの方が扱い易い。蒸れると言う欠点もあるのだが(指先からあんなに発汗している事に驚いた)、まぁ、一曲しか使わないしw。
スライド・ギターの名手と言えば、ジョージ・ハリスンだったりライ・クーダーだったりデュアン・オールマンだったりローウェル・ジョージだったりデレク・トラックスだったり・・・、と、色々な名手が居りますが、僕はロン・ウッドだったりします。
フェイセズがロックの殿堂入りした際のライブでスライド弾きまくってたロン・ウッドを見て弾きたくなった。
まぁ、拙者のスライド・ギターなんて、なんちゃってなんですが・・・あ、スライドだけじゃなくて普通のギターもか、ってやかましい!
レギュラー・チューニングだし、弦高も低いし、スライドやるには不向きなギターの設定して居まして、右往左往しましたが、やっぱスライドは楽しいですなぁ。
スライド・ギターは、マスターしたい奏法なのですが、どうしたって「なんちゃって感」が拭えない。
まぁ、メンバーからNG出なかったんで、暫く使ってみようと思う。
手持ちのスライド・バー各種。
ブラス製だったりステンレス製だったり、まぁ色々と試しまして、結局は最も廉価な製品が一番気に入ったってのは、なんとも安っぽい人間の僕らしいw。
おっと話が逸れたな、閑話休題。
ビクシ君の新曲は、作曲者が未だ作り込めて居ない感があり、本日も持ち越し。
良いメロディなんでなんとか形にしたい・・・。
メンバーが大々的にアレンジしてくれた僕の新曲(とは言え作ったのは結構昔の曲)は、一本調子な感じだったので、ドラムのTakayuki君の発案で再度煮詰めて中々良い感じになった。
新曲が良い感じに纏まる練習って、充実感がありますなぁ。
ドラムのTakayuki君がスネアを新調。
TAMAのベルブラスと言うスネアだそうで、僕のギターよりお高いスネア。
生まれて初めて、スネアの音色で感動しました。
ドラムの事等さっぱり分からない僕なのですが、アタック音からサスティンが消える迄の響きが滅茶苦茶気持ち良い。
彼が試して居る時は「面白い音だなぁ」程度にしかと思っていなかったのですが、皆で音合わせしてみて驚いた。
「五月蠅く無いのに抜けが良い」
叩いてる本人は「耳栓必要かな」と言っておりましたが、打音が高い所為か演奏に適度に力が抜けて居て、それが功を奏してか良いドラムを叩いていた。
「楽器に弾かされる」と言いますか、その音の所為か演奏がニュー・ウェーブだったので、ニュー・ウェーブ好きな僕が事の他反応したのかも、だがw。
ネックは重量との事ですが、あのサウンドを出せるのなら、無理してでも持って来て欲しい所だ。重いなら玉転がしみたいに転がして持って来りゃいいじゃん。若しくは、RX-8のタイヤとして使ってRX-8で練習来て、外して使うとか(車で来るならトランクにい入るじゃんとかの正論は要りません)。
練習後、飲み会。
僕以外のメンバーが全員スマホを弄り始め、自宅に友達呼んだら皆が漫画を読み始めて手持無沙汰な小学生状態のワタクシ(僕はガラケー)。
仕方無く「Only1よりOD-1だな」等と考えていたら足癖悪いベースの大先生が酔って脚組む度に僕の脛を蹴って痛いったらない。僕がスタンド使いだったら来年の昨日は野郎の一周忌だった筈だ。
師走になっても相変わらずな僕達でした。